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オールドイングリッシュシープドッグの子犬が可愛い!特徴や費用・飼い方を紹介

オールドイングリッシュシープドッグの歴史

オールドイングリッシュシープドッグと思われる犬が資料にて確認できるのは18~19世紀頃です。当時はシープドッグの名前のとおり、牧羊犬として認知されていました。

先祖とされている犬種は原産国であるイギリス土着の犬やベアデッド・コリーなどのロシアやヨーロッパ大陸から来た犬の交雑種であると言われていますが、これは定かではありません。

1873年、イギリスのドッグショーに初めて出展されます。その後19世紀の末にアメリカに輸出されると、ミュージカル映画「アニー」に出演するほどの犬となりました。

オールドイングリッシュシープドッグの特徴

続いてはオールドイングリッシュシープドッグの特徴を、大きさや体重、毛や外見の特徴、寿命、性格に特記して説明していきます。

オールドイングリッシュシープドッグにしかない特徴を知ることは、犬について理解することであったり、飼う上で大切なことです。
オールドイングリッシュシープドッグの特徴
  • 大きさや体重
  • 毛や外見の特徴
  • 寿命
  • 性格

1:大きさや体重

オールドイングリッシュシープドッグは、スクエア型という体高と体長がほぼ同じの体型をしています。

体高はオスが約56~61cm、メスが約53~56cmになります。他の犬と同様、オスの方がやや大きいサイズになります。

また、体重はオスが30kg、メスが26kgになります。

2:毛や外見の特徴

オールド・イングリッシュ・シープドッグの毛色は胴体と胸部、手足、首、頭部、下腹部で異なります。

胴体の毛色はグレー、ブルー、グリズルという色が基調となります。また、胸部、手足、首、頭部、下腹部にはホワイト一色の毛が広がっています。

毛量もダブルコートなのでとても多く、傍から見ると尻尾がないように見えるほどです。

頭部は大きいですが、肩よりもお尻が張った体型をしています。肩より腰が高く、とても足が長く見えます。

また、目の色は濃ければ濃いほどいいです。

3:寿命

オールドイングリッシュシープドッグの平均寿命は約10~12歳とされています。

大型犬の飼い犬の平均寿命は約10~13歳と言われています。なので、オールドイングリッシュシープドッグの寿命はかなり平均的と言えます。

犬が寿命を全うできるように健康に気をつけるのは、飼い主になる方の役目です。このページの先でも、オールドイングリッシュシープドッグが健康を維持できるコツを紹介していきます。

4:性格

オールドイングリッシュシープドッグの性格はかなり活発的です。やんちゃでもありますが、穏やかな一面もちゃんとあります。

陽気な部分を普段は見せてくれますが、飼い主の行動をちゃんと観察している一面もあります。牧羊犬だったこともあり、運動もかなり得意です。

また、人懐っこい性格でもあります。飼い主の家族とも難なく仲良くなることができるでしょう。また、社交性もあるので、散歩の出先で他の犬とも仲良くなれるでしょう。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の購入費用

オールドイングリッシュシープドッグのみならず、犬を飼うには生体価格のみならず、他にも諸費用がかかります。

生体価格はもちろん、諸費用に含まれる初期費用、月々かかる費用というものは、犬種によって特徴や体型にあったものを選ぶため、大きく異なります。

ここからは、オールドイングリッシュシープドッグの子犬の生体価格の相場、初期費用、月々の費用は一体いくらかかるのかについて説明していきます。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の購入費用1:価格相場

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の生体価格は約20~40万円です。平均価格は約35万円となります。

価格は親のドッグショーの成績によって決まります。受賞していれば、約30万円は超えます。

ほとんどの長毛犬の牧羊犬は海外から輸入するため、比較的生体価格もかなり高い値段であることが多いですが、オールドイングリッシュシープドッグは日本にもブリーダーがいます。

そのため、オールドイングリッシュシープドッグは日本でも子犬から飼育しやすい犬種となっています。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の購入費用2:初期費用

オールドイングリッシュシープドッグの子犬に必要なものにはケージ、トイレセット、食器類、首輪やリード、ケア用品などが挙げられます。

また、床がフローリングの場合は床材、災害時用にゲージも必要な場合があります。

これらにかかる費用をまとめて計算すると、オールドイングリッシュシープドッグの子犬の初期費用は約9~12万円ほどになります。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の購入費用3:月々かかる費用

オールドイングリッシュシープドッグの子犬に毎月買ってあげる必要があるものは、ドッグフードぐらいでしょう。

また、子犬にとってのお気に入りのおもちゃが見つかるまでは毎月新しいおもちゃを買うことになる可能性もあります。

これらを考慮すると、オールドイングリッシュシープドッグの子犬に月々かかる費用は約30,000~35,000円ほどになります。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方

先述のとおり、オールドイングリッシュシープドッグは日本にブリーダーがいるため、子犬のうちから飼うチャンスの多い犬です。

ここからはオールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方を飼育環境、餌、運動、お手入れ、しつけに特記して紹介していきます。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方1:飼育環境

オールドイングリッシュシープドッグは家族といることを好みとする犬なので、ぜひ屋内で飼ってあげましょう。

ただし、将来は大型犬になる子犬なので、広い部屋や環境で今後ずっと飼えるのかも検討してください。

また、ダブルコートのため子犬の段階でもかなり毛量が多いです。日本の夏の湿気はかなり苦手なので、その期間だけでも涼しい環境で飼ってあげてください。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方2:餌

オールドイングリッシュシープドッグの子犬といっても、最初の1年で約27kgにもなります。子犬のうちは餌やおやつを与えすぎないようにしてあげてください。

その後、オールドイングリッシュシープドッグは体重が40kgにもなります。餌は高たんぱく質を多く含むものを選んであげましょう。

また、大型犬の犬全般に言えることですが、低脂肪の餌を選ぶことも念頭に入れてください。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方3:運動

オールドイングリッシュシープドッグはやや太りやすい傾向にあります。子犬のうちからボール遊びやひっぱりごっこ、おもちゃを使った遊びを取り入れて運動に興味をもってもらいましょう。

また、散歩は毎日行ってあげてください。1日2回ほど、合計時間が1~2時間散歩したことになるようにしましょう。

牧羊犬だったこと、活発な性格から運動はすき好みます。飼い主になる方は子犬と一緒に楽しんで運動することを心がけましょう。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方4:お手入れ

繰り返しになりますが、オールドイングリッシュシープドッグはかなり毛量の多い犬種です。清潔なイメージを保つのには相当の努力が必要です。

まず、少なくとも週に3、4回はブラッシングやコーミングをしてあげましょう。シャンプーも定期的に行ってあげてください。

顔にかかる毛も、他の犬と違って伸ばす傾向がありますが、視界を確保してあげなければなりません。ブラッシングの際に分け目をつけてあげたり、ゴムやリボンで留めてあげましょう。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方5:しつけ

穏やかな一面もありますが、オールドイングリッシュシープドッグは頑固な性格でもあります。そのため、しつけるのに少し困難を強いられます。

しかし、オールドイングリッシュシープドッグは子犬のうちからしっかりしつけをしてあげないと、成犬になった際に大変なことになります。

飼い主となる方も根気強く、子犬をしつけてあげるようにしてください。

オールドイングリッシュシープドッグの子犬を飼って楽しい毎日を送ろう

今回はオールドイングリッシュシープドッグについて、また、オールドイングリッシュシープドッグの子犬の飼い方について紹介しました。

可愛らしいだけでなく、知れば知るほどオールドイングリッシュシープドッグには魅力があることがよくわかります。

興味を持った方は、ぜひオールドイングリッシュシープドッグの子犬と楽しい毎日を過ごしてみてください。
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