cms-import-animaroll-wp

ふわふわのサモエドの大きさとは?特徴や日本スピッツとの違い

サモエドとは?

シベリアンスピッツという別名をもつサモエドは、シベリア原産の犬の品種です。見た目はスピッツのようなサモエドは、いったいどんな犬種なのでしょうか。

犬の種類に詳しくない人が、どこかでサモエドを見かけて「この犬を飼ってみたい」と常々おもっていたのが、後でサモエドだったと知る、ということもあるでしょう。

今回はサモエドという犬は、どのような歴史や特徴があるのかを筆頭に、気になるサモエドの価格や体の大きさ、飼育するときの注意点などもあわせてご説明します。それではサモエドについてみていきましょう。

サモエドの歴史

先ほども簡単に述べたように、サモエドは、サモエド族というロシアサモエード諸島語に住む先住民族とともに生活をしてきた犬です。サモエドの歴史はとても長く3000年を超えるといわれています。

かつては狩猟犬や牧羊犬として、サモエド族と一緒に働くように生活してきた犬で、比較的体の大きさも大きい大柄な犬です。そのような体の大きさを活かして犬ぞり、トナカイの番犬などとしても活躍をしています。

サモエドの価格

希少価値があるだけに、サモエドは高い値段がついています。犬の価格は大きさに影響します。サモエドの子犬は、平均35万ほどの価格がついています。

サモエドの販売価格は、他の犬と同じく子犬のほうが高く、成犬になるとぐんと下がります。

サモエドの成犬で10万前後の価格だといわれています。どのようにしてサモエドを購入するかというと、ブリーダーを探すのが一番いいでしょう。

ネットでも検索できますので、何か所か探し、最も納得がいく価格で販売されている人を探し購入しましょう。

サモエドの性格とは?

犬を飼う時に、どのような気性の犬なのかを知っておくと購入してからしつけるときにとても役立ちます。犬でも体の大きさに個体差があるように、性格も一匹ずつ違います。

しかしながら、長い歴史の中で、どのような犬として育ってきたかで大まかな犬の性格というのは形成されています。

ここではサモエドに一般的にいわれている大まかな性格についてご説明いたします。これを基準にしてサモエドをどのようにしつけていくか、あるいは購入しないかを決めるとよいでしょう。

それではサモエド犬の性格についてみていきましょう。
サモエドの性格とは?
  • 友好的
  • 元気で明るい
  • 警戒心が高い
  • 頑固

友好的

サモエドは長いこと人間と一緒に狩りや、家畜の世話をしてきた犬ということもあり、とても有効的な性格をしています。人と一緒に行動を共にすることは苦ではありません。

サモエドは、見た目の愛くるしさからも感じられるままの友好的な性格です。

人間に対してだけ友好的なのではなく、他の犬種とも喧嘩を好まない穏やかな性格です。体の大きさからみて、怖いと感じていた人も拍子抜けするほど友好的です。

犬ぞり、トナカイ、羊の番などをしていたということもあり、誰かにあわせて行動を共にすることもにもたけています。そのような点からもとても有効的な性格であることがうかがい知れます。

元気で明るい

サモエドの見た目から受ける印象通り、とても元気で明るい性格をしています。人懐っこい性格なうえに、根が元気で明るいので、とても接しやすく育てやすい犬です。

体の大きさが大きく、元気で活発的な犬なので、一杯遊んであげるよう心掛けるとよいでしょう。

警戒心が高い

牧羊犬、トナカイなどの番犬として、あるいは狩猟犬として育てってきた歴史があるので、それらの動物が他の獲物から攻撃をされないようにと、サモエドは警戒心を持って仕事に従事しています。

サモエドは、本来明るく友好的な性格でありながら、警戒心ももちあわせているので、仕事としてなりたっていたのでしょう。

頑固

サモエドは、明るく人間に友好的です。また遊び好きな一面もあるので、一緒に暮らすのには苦にはならない性格な犬です。しかしながら、時として、自分の意思を通す頑固さももっています。

温和で協調性があるようで、実は、警戒心と頑固さを兼ね備えていることで番犬としても仕事に従事できるのでしょう。

サモエドの大きさとは?

サモエドの一般的な大きさは、どのくらいなのでしょうか。ここでは、サモエドの大きさを性別にわけてご紹介します。

一般的なサモエドの大きさは、オス犬で60cmあるぐらいです。メスですとそれよりも少し小さく55cm前後だといわれています。

それではサモエドの体重がわかりやすいように、オスとメスそれぞれ成犬時の重さについて表でみましょう。
性別体重
オス成犬で30㎏ほど
メス成犬で25㎏ほど

大型犬の分類

体の大きさによって犬は大型犬化、小型犬なのかが決まります。一般的に超小型犬と呼ばれる犬は、体の大きさが成犬の体重でも4㎏満ちていません。小型犬の大きさは、成犬で10キログラム未満だと覚えておくとよいでしょう。

中型と呼ばれる犬の大きさは、成犬で25㎏以下です。そしてサモエドが分類される大型犬の体の大きさは、中型の大きさを超えたぐらいからです。

大型犬に属している犬は、体の大きさは見るからに大きい犬もいますが、中型犬の大きさと変わらぬぐらいでも、大型犬に属している犬もいます。

スピッツの体つき

日本スピッツの体の大きさは、小型に属し、13歳が寿命といわれています。日本のスピッツはジャーマン・スピッツがルーツだといわれています。そして体つきは、30cmあると大きさ的には大きな方でしょう。

成犬の体重で6キログラムほどしかないので、体の大きさは想像がつくのではないでしょうか。全体的には、バランスのよい体つきを日本スピッツはしています。また、尾が立派なのも日本スピッツの体つきの特徴です。

被毛にボリュームがある

サモエドの体の大きさが目立つ理由の一つに被毛があるでしょう。もふもふとしたサモエドの毛は、夏場は暑いだろうなと感じるほどふさふさしています。寒い地方が原産地らしい犬の特徴で、防寒になるボリュームのある美しい被毛です。

被毛の色は、純粋な白い色だけでなく、クリームぽい色のものから、茶が一部混じったものなどもいます。あのふさっとしたボリュームのある被毛のおかげで、寒さにもたえることができます。また、その被毛の体の大きさも大きく見えます。

日本スピッツより大きい

サモエドは別名をシベリアンスピッツというように、サモエドの見た目は非常ににています。しかし日本スピッツと大きく異なるのは、体の大きさでしょう。

子犬のときや、大きくないサモエドは、日本によくいるスピッツと変わらないようにみえるかもしれません。

しかし、よくみると大きさが一回りから二まわりほど違います。日本のスピッツは体の大きさから小型犬に分類されますが、サモエドは大型犬です。

また、日本のスピッツは性格的にサモエドと比較すると人見知りです。

スマイル笑顔がかわいい!サモエドの特徴とは?

サモエドは英語でニックネームがスマイリーとつくほど、笑顔が印象的で可愛らしい犬です。そんなサモエド犬の特徴を項目別にみていきましょう。

体に関する特徴、被毛や表情など、細かくみていきます。
サモエドの特徴とは?
  1. ダブルコートで寒さに強い
  2. 体力が多い
  3. サモエドスマイルがかわいい
  4. とがった立ち耳
  5. 白い毛色にも種類がある

サモエドの特徴1:ダブルコートで寒さに強い

犬の毛を表現する時に、シングルコート、あるいはダブルコートのようにいいます。

このシングル、ダブルというのは、毛穴からたくさんの毛が生えていて、メインとなる毛のほかに、サブの毛がある構造をいいます。

ダブルコートの犬の特徴は、被毛が多く、寒いところに適していることです。防寒がしっかりできるように、衣替えができるような構造になっています。サブの毛は、いわゆる気候に合わせてはえかわります。

その時期は特に入念にブラッシングをして上げると良いでしょう。

サモエドの特徴2:体力が多い

何度か書いたようにサモエドは、牧羊犬、犬ぞり、狩りなどと人間の手助けをするようにして共存してきた犬です。

そのため体力がある活発的な犬として発達してきました。また、ロシアのような寒い地が原産国なために強靭な体をもっています。

以上のことから、体力が大変ある犬として知られています。

サモエドの特徴3:サモエドスマイルがかわいい

どの犬でも、舌を出し笑っているような顔つきをしている時は愛くるしく見えますね。なかでも、ふさふさした被毛が特徴的なサモエドの笑顔は、リアルぬいぐるみのようなかわいさがあります。

多くの方がそのサモエドの笑顔にメロメロになっています。また、サモエドの笑顔は、日本だけでなく世界的にもがあります。

そのため、英語圏ではサミーなどのニックネームとともにスマイリーもよく使われています。

サモエドの特徴4:とがった立ち耳

サモエドは、短めで少し尖った立ち耳であるのが特徴のひとつとしてあります。ふさふさとした被毛でぬいぐるみのような可愛さがある犬ですが、実は、少しシャープに見えるのは、そのとがった立ち耳のせいではないでしょうか。

また、スピッツに似ていると言われるように、マズルと呼ばれる口と鼻の部分がすっきりとしているのも特徴としてあります。

サモエドの特徴5:白い毛色にも種類がある

日本スピッツと比較されることがあるサモエドの毛色は、一体どのような色をしているのでしょうか。

日本スピッツは真っ白な毛並みが特徴でしたが、サモエドに関して言えば、ピュアなホワイトばかりが毛色ではないようです。同じホワイとでもオフホワイトのようなクリームがかった色の毛色もあります。

また、一部分ビスケットのような茶褐色が混ざっているホワイトの毛並みをもつサモエドもいます。オリジナルは純白だったといわれていますが、長い間にブレンドされてしまったようです。
毛色の種類
  • ホワイト
  • クリーム
  • ホワイト+ビスケット

サモエドの育て方

サモエドが可愛いので、育ててみたい人は多いでしょう。そのような人に向けて、まずは、どのようにしてこの犬をそだてていけばいいのか、ご紹介します。

犬にとって快適な環境で育てる事ができない場合は、犬も飼い主も大変不幸です。

まずはこの犬はどのように育ててあげるとよいのかを、みていきましょう。

サモエドの育て方1:室内飼いが

個体差がありますが、中型もしくは大型に属するサモエドですが、室内で育てるのが簡単なので、家庭犬として飼育する人が多くいます。

性格的にも温厚なうえに、寂しがり屋な一面をもつので、できればある程度の空間がある家だと家庭内で育ててあげるとよいでしょう。

サモエドの育て方2:散歩は毎日する

サモエドに限らず、散歩はさせてあげましょう。毎日しっかりと散歩をすることは犬の健康を管理にとって大切です。

もともと体力があり活発な犬ですので、しっかり毎日散歩をしてあげましょう。

また、日頃の運動不足を補うためにたまにはドッグランなどで思いっきり、遊ばせてあげると良いでしょう。

サモエドの育て方3:吠えないようにしつけする

愛くるしく、懐っこい性格で温厚ですが、遊んでほしくって声を出して吠えてしまうことも多々あります。

家が一軒家で、周囲に迷惑がかからない状況ならまだしも、やはり吠えすぎる犬は近所に迷惑です。

吠えグセをつけないように、子犬の時から吠えたりしないようにしっかりとしつけて育てていきましょう。

サモエドの育て方4:ブラッシングの手入れ

被毛が多いサモエドは、ダブルコートという構造になっています。季節によって毛が生え変わり、大量に抜け毛があります。

もともと被毛が多いタイプの犬ですので、普段から一日一度ブラッシングをしてあげましょう。季節の移り変わる時期の換毛期には、2回はやってあげるとよいでしょう。ブラッシングの道具も、サモエドにあわせて、2種類ぐらい用意するのがです。

サモエドは大型犬でも飼いやすい大きさの犬種

個体差はありますが、サモエドは大型犬に分類される体の大きさがある犬です。

しかしながら、性格的に温厚で、人と一緒に仕事をしてきた歴史もあることからとても協調的な犬です。そのようなことから、とても飼いやすい犬です。

興味がある方は、子犬から育てたほうが性格もよくわかりますし、しつけもしやすいので、サモエドを飼育してみるとよいでしょう。
サモエド、ボーダーコリー、スピッツ、しばいぬ、コッカースパニエルのブリーダー【アライ畜犬牧場】
モバイルバージョンを終了