cms-import-animaroll-wp

足の短い犬は可愛い!短足犬15種の特徴や飼う時の注意を解説!

短足犬とは?

足の短い犬はちょこちょこ歩き回る姿が可愛く、なじみのあるダックスフンドやコーギー犬などを中心にがあります。

またダックスフンドやコーギーだけではなく、実はさまざまな種類の短足犬がいます。

そしてただ可愛いだけでなく、足が短い犬ならではの飼育上の注意点もあります。この記事を参考に、しっかり準備して迎えてあげるようにしましょう。

の短足犬15選!性格や特徴は?

の短足犬をピックアップしてご紹介します。名前を聞いたことがない犬種であっても、きっとどこかで見たことがあるのではないでしょうか。

同じように足が短い犬であっても、種類によって性格や特徴は異なります。

短足犬とひとくくりにすることなく、自分や家族と相性の良い犬、希望に合う犬を選んで迎えるようにしてください。
の短足犬15選
  • ウェルシュ・コーギー・ペングローブ
  • ウェルシュ・コーギー・カーディガン
  • ダックスフンド
  • バセットハウンド
  • ペキニーズ
  • ダンディ・ディンモント・テリア
  • クランバー・スパニエル
  • サセックス・スパニエル
  • バセー・フォーブ・ド・ブルターニュ
  • バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ
  • グラン・バセット・グリフォン・バンデーン
  • スウェーディッシュ・ヴァルフント
  • ウェストファリアン・ダックスブラッケ
  • ドレーファー
  • アルペン・ダックスブラッケ

の短足犬1:ウェルシュ・コーギー・ペングローブ

コーギーには、「ウェルシュ・コーギー・ペングローブ」と「ウェルシュ・コーギー・カーディガン」の2種類がいます。

2種類のコーギーのうち、日本でよく見かけるのはペングローブの方です。

原産地のウェールズで牧畜犬として活躍していました。活発な性格で、短足に加えてその最大の特徴は、しっぽのない可愛いお尻です。

確かにしっぽがないお尻は可愛いのですが、実はコーギーのしっぽは人間の都合によって、生後意図的に切断されてきました。

生まれつきしっぽのないコーギー、ナチュラル・ボブにも近年注目が集まっています。

の短足犬2:ウェルシュ・コーギー・カーディガン

ウェルシュ・コーギー・ペングローブとウェルシュ・コーギー・カーディガンを区別する最もわかりやすい特徴は、しっぽの有無です。

厳密には、生後しっぽを切られていないのがカーディガンと言った方が良いでしょう。

カーディガンもペングローブ同様活発で好奇心旺盛な性格です。ただペングローブに比べて警戒心が強いため、番犬向きです。

またカーディガンはペングローブよりも毛色のバリエーションが多く、顔だちは可愛いらしさより凛々しさが際立っています。

の短足犬3:ダックスフンド

ドイツ語読みで「ダックスフント」とも言われます。胴長短足犬の代名詞で、つぶらな瞳と大きな垂れ耳が特徴的です。

大きさ、毛の種類によって9種類に分けられ、日本でがあるのはミニチュア・ダックスフンドです。

もともと狩猟犬だったためか、ダックスフンドの性格は活発で好奇心旺盛なので、外に出たときは思いっきり運動させてあげましょう。

の短足犬4:バセットハウンド

バセットハウンドは長い顔と垂れ下がった耳、少したるんだ皮膚が特徴的です。嗅覚が鋭く、ウサギ猟の狩猟犬として活躍しました。

狩猟犬にしては性格が穏やかでのんびりしているので、初心者でも飼いやすいでしょう。

運動量は意外にも少なめで、短毛のため身体のお手入れも比較的しやすい犬種です。

の短足犬5:ペキニーズ

ペキニーズは中国原産の短足犬で、その名は「北京の犬」という意味を持ちます。つぶれた鼻とふわふわの長毛が可愛らしく、シーズーにも似た小型犬です。

意外にも性格は頑固で気まぐれなところがあり、「猫のような犬」とも言われます。

フレンドリーな犬を求めている人には物足りなさがあるでしょうが、独立心が高い分、慣れれば世話しやすくなるでしょう。

長毛種なのでブラッシングなどのお手入れを欠かさないようにしてください。

の短足犬6:ダンディ・ディンモント・テリア

ダンディ・ディンモント・テリアはスコットランド原産と言われ、狩猟犬として活躍しました。ダックスフンドに似た体型に、ふわふわの長毛とくりくりの瞳が印象的です。

気性が荒いことで知られるテリアの一種ですが、ダンディ・ディンモント・テリアは温厚でフレンドリーな性格をしているため飼いやすいでしょう。

狩猟犬ということもあり、ある程度の運動量が必要です。もちろん被毛のお手入れも忘れないでください。

の短足犬7:クランバー・スパニエル

クランバー・スパニエルは日本ではあまり見かけない犬種で、スパニエル種の中でも大型の部類です。

垂れ下がった目鼻にどっしりした体型という見た目どおり、温厚でマイペースな性格なので育てやすいと言えるでしょう。

肥満になりやすいため適度な運動が必要です。被毛が長いためブラッシングやトリミングも欠かせません。

の短足犬8:サセックス・スパニエル

サセックス・スパニエルはイギリスを原産とする猟犬で、クランバー・スパニエル同様、日本では珍しい犬種です。

垂れた目鼻とダックスフンドのような身体に加え、美しい被毛が人目を引きます。

穏やかな性格ですが、狩猟犬時代に獲物を見つけたら吠えるという役割を果たしていたため、大きな吠え声が気になる集合住宅などでは注意が必要です。

十分な運動と被毛のお手入れを欠かさないようにしましょう。

の短足犬9:バセー・フォーブ・ド・ブルターニュ

バセー・フォーブ・ド・ブルターニュはフランス原産の猟犬で、日本ではあまりメジャーではない犬種です。

がっしりした体型に優しい顔立ちで、硬い被毛が密生していますがお手入れはそれほど大変ではありません。

狩猟犬らしく活発ですが、穏やかで飼い主に忠実なので世話しやすい犬種でしょう。

肥満になりやすいため、十分な運動量が必要です。

の短足犬10:バセー・ブルー・ド・ガスコーニュ

バセー・ブルー・ド・ガスコーニュは胴長短足に垂れ耳という体型で、同じく巣穴の獲物を追う狩猟犬だったダックスフンドに似ています。

狩猟犬らしく活発で好奇心旺盛で、飼い主にも忠実なので飼いやすいでしょう。

嗅覚が鋭くあちこち嗅ぎまわるため、散歩中は注意が必要です。短毛なのでブラッシングに時間はかかりません。

の短足犬11:グラン・バセット・グリフォン・バンデーン

グラン・バセット・グリフォン・バンデーンはフランス原産の中型犬で、日本ではあまり知られていません。

この犬種より少し小さいプチ・バセット・グリフォン・バンデーンの方が日本では手に入りやすいでしょう。

グラン・バセット・グリフォン・バンデーンは活発で飼い主に忠実な性格ですが、自立心が強いため小さいうちからしつけをしないと後々大変です。

の短足犬12:スウェーディッシュ・ヴァルフント

スウェーディッシュ・ヴァルフントはコーギーと同じく牧羊犬で、見た目もコーギーによく似ています。

活発で飼い主に忠実な性格ですが、大型犬並みの運動量を必要とするので毎日の散歩は覚悟がいるでしょう。

知らない人に対しては警戒心も強いため、集合住宅での吠え声には注意してください。

の短足犬13:ウェストファリアン・ダックスブラッケ

ウェストファリアン・ダックスブラッケは、ドイツ原産の狩猟犬です。「ダックス」という名前からダックスフンドを連想しますが、短足胴長に垂れ耳という見た目も似ています。

飼い主に忠実で友好的なので育てやすいですが、吠え声が大きいためご近所には配慮が必要です。

適度な運動とブラッシングを習慣にしてください。

の短足犬14:ドレーファー

ドレーファーはスウェーデン原産で、「ドレーバー」と表記されることもあります。上でご紹介したウェストファリアン・ダックスブラッケを改良して作られた犬種です。

日本ではなじみのない犬ですが、ダックスフンドとビーグルを足して二で割ったような外見には親しみを感じます。

活発で人懐っこい犬ですが、やはり吠え声が大きいため住宅事情などを考えて飼育を決めてください。

の短足犬15:アルペン・ダックスブラッケ

アルペン・ダックスブラッケは、ダックスフンドに大型犬を掛け合わせて作られた犬種です。見た目はやはりダックスフンドに似ています。

温厚で人懐っこく育てやすいですが、優れた嗅覚を持つため獲物を見つけると夢中になってしまうところは要注意です。

被毛のお手入れは比較的楽です。適度な運動を心がけてください。

短足犬を飼うときの注意点

足が短い犬を飼う場合には、他の犬よりも注意すべきポイントがあります。

短足犬は、短足にするために人間によって交配を繰り返されてきた結果、他の犬に比べて足腰が弱くなっています。

ちょっとしたことで骨折や脱臼といった骨の不具合が出やすいため、たとえ室内であっても、足腰に負担がかからないように配慮が必要です。

短足犬を飼うときの注意点1:階段の昇り降りをなるべくさせない

足の短い犬が階段を昇り降りしている様子は、見た目にはとても可愛らしいのですが、実際には犬の足腰に相当な負担がかかっています。

階段に限らず、室内に段差が多い場合も注意が必要です。囲いやスロープをつけるか、飼い主が抱っこして昇り降りするかしてください。

散歩のときにも、段差はもちろん、坂道の傾斜も足腰に負担になることを考え、なるべく平坦なコースを行くようにしましょう。

短足犬を飼うときの注意点2:床で滑らないように工夫

フローリングの床は、足の短い犬にとっては特に滑りやすく危険です。

滑りやすい床にはカーペットやマットを敷いて対応したり、犬用の滑り止めワックスをかけてあげたりするなどの対策が必要です。犬の足裏につける滑り止めパッドもあります。

短足犬を飼うときの注意点3:抱っこの仕方に注意する

足の短い犬を抱っこする場合も、抱き方によっては腰に負担がかかってしまいます。犬の身体が縦になるような抱き方は避けるようにしてください。

犬に負担がかからないようにするには、犬の身体がなるべく横になるよう、おすわりや伏せの恰好に近い形で抱いてあげることです。

両手で胸とお尻をしっかり支えてあげましょう。

短足犬を飼うときの注意点4:体重管理で肥満に気を付ける

肥満は犬の足腰にとって大きな負担になります。

普段から食べ過ぎに気を付けるのはもちろんですが、体重の変化を記録するなど、定期的に健康チェックをしてあげることが大切です。

また室内飼いであっても、外に出かけたときはしっかり遊んであげるようにしましょう。運動習慣をつけてください。

人懐っこく可愛い短足犬を飼おう!

日本でおなじみのコーギーやダックスフンドから、あまりなじみのない犬種まで、さまざまな短足犬をご紹介しました。

短足犬の魅力は、猟犬や牧畜犬ならではの活発さと人懐っこさにあります。

しつけしやすい犬種も多いので、はじめて犬を飼う人もぜひ考慮に入れてみてください。ただし、十分に運動させてあげられる環境で飼いましょう。

新しいペットを迎えるときは緊張しますが、しっかり環境を整えて、犬との素敵な生活を実現してください。
モバイルバージョンを終了