cms-import-animaroll-wp

チワワの育て方とは?子犬のときにきちんと教えておくべきしつけ

チワワとは?

チワワと言って思い浮かべるのは大きな目がくりっとした愛らしい小型犬の姿だと思います。アップルヘッドと言われるリンゴのような丸い形の頭に大きな目と耳が特徴的な極小の小型犬です。

チワワは日本でもの室内で飼える小型犬で、飼ってみたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

チワワの習性・生態

チワワは見た目の通り臆病な性格をしている子が多く、大きな音に怯えて震えたり、怖いがゆえに吠えたりします。一方で忠誠心は強く、縄張り意識も強いため番犬としても活躍してくれます。

骨格は華奢ですが意外と筋肉質で、活発に動き回るのが特徴です。

子犬チワワの性格は?

子犬の時のチワワは実に好奇心旺盛で何に対しても興味を持ちます。

頭がよくしっかりとした子が多いので、しつけ方を間違えなければ飼い主に従順な子に育ちます。また、人間や他の犬にフレンドリーかどうかは個体差と言われています。
子犬チワワの性格は!?
  1. 学習能力が高い
  2. 臆病で怖がり
  3. 気が強く頭がいい

子犬チワワの性格1:学習能力が高い

子犬チワワは大変学習能力が高く、色々なしつけをするにはぴったりの時期です。逆にこの時期に甘やかしすぎると、ワガママで攻撃的だったり、落ち着きがない性格になる可能性があるので注意してください。

ただし、臆病な性格でもあるため大声を出したり暴力的なしつけの仕方をすると飼い主を怖がってしまうので絶対にやらないようにしましょう。愛情を持ってしつけることが大切になります。

子犬チワワの性格2:臆病で怖がり

チワワは基本的に臆病で怖がりな子です。大きな音にビビってプルプルと震えることもあります。逆に、怖いがゆえに吠えてしまうということがあります。「誰だ!!来るな!でてけ!」と家に宅急便の配達員が来ると吠えてしまうのがよくある例です。

無駄吠えはきちんとしつけをすると治まったり少なくなったりします。マンションで飼っている人は成犬になる前にしつけをしてご近所迷惑にならないようにしましょう。

子犬チワワの性格3:気が強く頭がいい

チワワは臆病で怖がりだけど、気が強くて頭がいい側面も持っています。ただ、気が強すぎるゆえに散歩中に他の犬や通行人に飛びかかろうなんてことをする子もいます。

また、頭がいいのでされたことは覚えています。たっぷりの愛情を持って接していればそのことを覚えていてくれるので、信頼関係がうまれやすいとも言えるでしょう。

子犬チワワの飼い方は?

子犬のチワワはペットショップやブリーダーから購入したり、里親募集から譲渡を受けましょう。小さい頃から飼うことでしつけもきちんとできます。

ただし、まだ赤ちゃんである子犬の育て方には注意が必要です。最初の一年では予防接種を行うなど、飼う前に正しい知識を身に付けましょう。
飼育に必要なものかかる費用
ケージ1万円程度
ドックフード類6万円程度(年間)
食器用品1千円程度
トイレ用品(トイレトレー、シーツなど)4千円程度
首輪やリード、胴輪4千円程度
ケア用品(ブラシや歯磨き、シャンプーなど)3千円程度

スムースもロングもお手入れしやすい

チワワにはスムースコート(短毛)とロングコート(長毛)の2種類の品種がいます。どちらもダブルコートなので毛が二層構造となっています。

長毛と言われているロングコートも特にトリミングの必要はなく、定期的にブラッシングやシャンプーをするだけで大丈夫です。そのため、チワワはお手入れしやすい犬種と言われています。

自宅で定期的なブラッシングでOK

チワワは特にトリミングが要らないので、定期的にブラッシングをしてあげるだけで心配いりません。ロングコートの場合は、ブラッシングとコーミングを行い毛玉が出来ないようにすることが大切です。毛の生え変わり時期は重点的にブラッシングをしましょう。

シャンプーをする場合には寒さに弱いためしっかりとタオルドライとドライヤーで乾かしてあげてください。心配な場合はプロのトリマーに頼むのもよいでしょう。

歯磨きの習慣をつけておく

子犬の頃に嫌な思い出となってしまうと、大人になっても歯磨きを嫌がります。そのため子犬の頃から歯磨きに慣れさせる必要があります。

歯磨きをどうしても嫌がる子には、歯磨きガムや歯磨きおもちゃを使ってあげるのもです。ただし、子犬の頃の歯茎は生え変わりなどで柔らかいため出血をしやすいので注意して行ってください。

子犬チワワのしつけは?

チワワのしつけは子犬の頃から始めるのがよいでしょう。チワワは学習能力が高く賢いため、しつけをするのが容易です。逆に間違ったしつけをしてしまうとそれを覚えてしまうため注意が必要です。

遊び方に工夫をしたりチワワのしつけ方を飼い主もきちんと考えることが大事です。
必要なしつけ
  • トイレのしつけ
  • 無駄吠えのしつけ
  • 噛み癖のしつけ
  • ご飯のしつけ

子犬のときに服従関係をきっちりつける

犬は家族間で順位をつけると言われていますが、チワワも例外ではありません。子犬の時にきっちり服従訓練をし、飼い主がリーダーだと認識させることが他のしつけの際にも影響するため、非常に重要なこととなります。

服従訓練では、チワワの体をホールディング(体を抑える練習)をし、飼い主がどこを触っても嫌がらないようにする訓練や、飼い主といると安心することや落ち着けるということを覚えさせます。

最初は嫌がる子もいますが、子犬の頃に根気強く行うことが大切です。

怒る時と褒める時はメリハリをつける

チワワをしつける時はできたときは褒めてあげる、できなかった時は怒るということが必要になってきます。褒める時は少し高い声、怒る時は少し低い声と意識して行うことで、チワワも今褒められているのか怒られているのかの区別がつきやすくなります。

褒める時はめいいっぱい褒めてあげるように心がけましょう。また、子犬の頃に怒ってばかりいると飼い主のことを怖がってしまう可能性があります。そうなると信頼関係を築くこともできなくなるので注意するようにしましょう。

甘やかすと吠え癖や噛み癖の原因につながる

子犬の頃にあまりにも可愛いからといって、おやつをあげすぎたり甘やかすとのちのち弊害が出てきます。甘やかしすぎるとわがままになったり、吠え癖や噛み癖が出てくることがあります。

吠え癖がつくと、物音や知らない人を見ただけで吠え始める子になってしまいます。これだと散歩に行くにも一苦労ですし近所迷惑にも繋がります。

噛み癖は子犬の時は痛くなくても段々と痛くなってきます。甘噛ならいいですが、エスカレートしてきた時にはきちんと「ダメ!」ということを伝えて限度をしつけることが大切です。

チワワに限らず子犬のときに行うしつけはとっても大事

子犬の時にしつけを始めないとチワワにとっても飼い主にとっても良くないことがわかります。可愛いからと言って甘やかしすぎることなくきちんとしつけをすることが大事です。

吠え癖がつくとご近所の人とのトラブルにもなりかねませんし、服従訓練をしておかないと歯磨きやトイレ、ブラッシングなど日常のお世話にも影響が出てきます。

子犬の飼い方をきっちりと理解し愛犬と楽しい日常を送れるようにしましょう。
モバイルバージョンを終了