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ドーベルマンヨーロピアンの特徴とは?アメリカンタイプとの違いもご紹介

ドーベルマンヨーロピアンとは?

ドーベルマンの種類には、ヨーロピアンとアメリカンの2つのタイプがありますが、日本で見られる大半のドーベルマンはアメリカンタイプです。

そこで今回は、日本ではあまり馴染みがないドーベルマンヨーロピアンタイプを取り上げ、その特徴とアメリカンタイプの違いについて詳しくご紹介していきます。

ドーベルマンのような大型犬の凛々しい姿に憧れて、家でも飼ってみたいと考えている方は必見です。

もちろん初心者には飼うのが難しい犬種ですが、ドーベルマンを飼いたいと考える人は、しつけも含め事前に学んでおくことが必要です。

ドーベルマンヨーロピアンの特徴

背丈もあり大型犬に分類されるドーベルマンですが、見た目よりも意外と繊細な犬です。この特徴は、ヨーロピアンであってもアメリカンであっても変わりはありません。

また、ドイツでは警備犬や軍用犬としても活躍していたため、家庭犬として飼うには大型犬としてのしつけや訓練が必ず必要な犬種です。

ヨーロビアンタイプのドーベルマンは、筋肉がしっかりとして骨格が大きいのが特徴になります。

以下が、その他の特徴です。
ヨーロピアンドーベルマン特徴
外見 ・体高 68〜72cm・体重40~50kg
体型・筋肉質で逞しい体つき
寿命・10歳〜13歳くらい
価格・20万〜30万

ドーベルマンヨーロピアンタイプとアメリカンタイプの外見的違いと特徴

続いて、ヨーロピアンタイプとアメリカンタイプの外見的な違いと特徴について見ていきましょう。

ヨーロピアンタイプもアメリカンタイプも、どちらも性格が良いのが特徴で、大型犬としてしっかりしつけができていれば忠実に人に懐いてくれる犬種です。

外見的な違いとしては、ヨーロピアンタイプの方はかなり大型でガッシリとした体型であるのに対し、アメリカンタイプのドーベルマンは一回り小さい体型であることが挙げられます。

同じドーベルマンであっても体型にはかなりの違いがあります。以下に、詳しい身体的特徴を見ていきましょう。

1:厚く筋質の太い首元

1つ目のヨーロピアンタイプの身体的特徴は、首元や胸などが、筋肉質でとても厚くなっていることです。

もともとヨーロピアンタイプのドーベルマンは、人を守るボディガード役として作り出された警護犬です。そのため、現在でも警護犬としてだけではなく、警察犬や軍用犬としても能力を発揮しています。

ヨーロピアンタイプのドーベルマンの後に作られた、アメリカンタイプのドーベルマンは首も細くスラリとした体型なのが特徴です。

そのため、アメリカンタイプは、ドーベルマンドックショーなどで活躍する姿が見られるでしょう。

2:口元の皮膚にたゆみがある

2つ目のヨーロピアンタイプのドーベルマンの特徴は、口元の皮膚にあるたゆみです。

アメリカンタイプのドーベルマンと違い、ヨーロピアンタイプのドーベルマンは広いV字型の頭部を持ち、幅のある口元になっています。

簡単な見分け方としては、アメリカンタイプのドーベルマンを一回り大きくしたような体型が、ヨーロピアンタイプのドーベルマンです。また、上記のような無駄のない分厚い筋質が特徴と言えるでしょう。

ヨーロピアンタイプのドーベルマンは、子犬の頃に、アメリカンタイプより短めに断尾される傾向があると言われています。

3:全体的に太く重厚な体躯

ヨーロピアンタイプのドーベルマンは、アメリカンタイプより全体的に太く重厚な体型です。

大きな体のわりには性格は愛情深く、甘えん坊なのはヨーロピアンタイプもアメリカンタイプも変わりません。また、どちらのタイプのドーベルマンも人にとても従順です。

ただし、一口に大型犬と言っても、ヨーロピアンタイプのドーベルマンはアメリカンよりも一回り大きな大型犬だと言うことを認識しておきましょう。

ヨーロピアンタイプのドーベルマンも性格は優しいのですが、やはり若い頃はどうしても普通の家庭で扱うのは難しい場合があります。

4:広いV字型の頭部と幅のある口元

ヨーロピアンタイプもアメリカンタイプも、ともに頭部はV字型になっていますが、ヨーロピアンタイプのV字型の方がアメリカンタイプよりも広くなっています。

また、アメリカンタイプの方は、頭部は狭いV字型で口元は細くなっています。ガッシリとした筋肉質ではなく、全体的に華奢なつくりなのがアメリカンタイプの特徴です。

ヨーロピアンタイプのドーベルマンはその逆で、ガッシリとした体型で、頭部も広く幅のある口元が特徴です。写真などでヨーロピアンタイプとアメリカンタイプを見比べると、その体型の違いがよくわかるでしょう。

5:ブラック・タンのタン部分がより暗めの赤っぽい茶褐色

「ドーベルマン」と聞くと、黒く引き締まった筋肉質な犬が思い浮かびますがヨーロピアンタイプのドーベルマンには、茶褐色のドーベルマンがいます。

そのため、ヨーロピアンタイプのドーベルマンにはアメリカンタイプとは違った趣があります。他にも、ブラック・タンやチョコ・タン、ブルー・タンやイザベラ・タンなどの色もあります。

その中でもヨーロピアンタイプの毛色は、茶褐色が多いと言われています。

なのはブラック・タンとチョコ・タンになっています。ブルー・タンやイザベラ・タンは珍しい色なのであまりはありません。

6:体重65〜70kgの個体もいる

一般的には、ヨーロピアンの子犬の場合、6ヶ月で体重が25kgくらいになっているのが理想ですが、ヨーロピアンタイプのドーベルマンの中には、成体で体重が65〜70kgになる個体もあります。

ヨーロピアンタイプはガッシリとした体型なので、体重もアメリカンタイプよりも重くなります。これも、ヨーロピアンタイプの特徴のひとつと言えるでしょう。

そのため、アメリカンタイプよりもヨーロピアンタイプのドーベルマンの方が力も強くなりますので、飼い主にも体力や腕力が必要になることを覚えておきましょう。

ドーベルマン ヨーロピアンは番犬としても!

ここまで見てきたように、ヨーロピアンタイプのドーベルマンは、番犬として非常にです。

筋肉質でいかにも強そうな体格と、あの強面があれば怖いものはありません。迫力があるドーベルマンがお家を守ってくれるでしょう。

ただし、犬という動物は一度甘やかしてしまうと、家族の中でリーダーになろうとする性質があるので、注意しましょう。

また、ドーベルマンのような大型犬にはトレーニングは必須で、かなりの運動量が必要になります。できれば朝夕2回、1時間ずつの運動が理想です。

正しいトレーニングを心がけてあげましょう。
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