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嫌がる柴犬の理由とは?正しい接し方と褒め方を詳しく解説!

いろんなことを嫌がる柴犬

柴犬は日本原産の日本犬で、日本では飼育頭数が約80%といわれています。柴犬は海外でもが高く、「Shiba Inu」をいう名称で呼ばれています。大きさは小型犬に属し、部屋の中でも飼育しやすいです。

ただ柴犬は嫌がることが多く、飼い主は柴犬が嫌がることを把握する必要があります。以下では柴犬が嫌がることを紹介します。

1:べたべたされる

個体差はありますが、飼い主からべたべたされるのを嫌がる柴犬はいます。べたべたされるのを嫌がる柴犬はデリケートタイプが多く、スキンシップするときは注意が必要です。

デリケートな柴犬は爪切りも苦手で、場合によっては拒絶反応を示します。

一般的に犬は飼い主とのスキンシップを好む傾向にありますが、柴犬に関してはその常識が通用しないことがあります。

2:知らない犬や人とかかわる

一般的に柴犬は知らない人や他の動物と接触するのを嫌がります。嫌がる理由には環境の変化に弱いことがあります。

嫌がる柴犬を見たときは場所を移動するしかありませんが、嫌がる柴犬を落ち着かせるのは大変です。

柴犬を知らない場所に連れて行くときは、人が少ない時間帯を選ぶことをします。ただ早朝は犬を散歩に連れて行く飼い主が多いため、散歩中に見知らぬ人と遭遇する可能性はあります。

3:行きたくない場所に連れていかれる

柴犬は行きたくない場所に連れていかれることを嫌がります。柴犬は想像以上にデリケートで、人間の常識が通用しないことがあります。

飼い主は柴犬が知っている散歩コースを選ぶべきですが、難しい場合は徐々に柴犬を慣らしていくしかありません。

柴犬が行きたくない場所は柴犬の表情と行動を見ればわかりますが、飼い主はそれをしっかり記憶することが大切です。

いろいろ嫌がる柴犬の性格

柴犬にも個体差があり、柴犬によっては他の犬種とさほど変わりません。しかし一般的に柴犬には以下の性格があり、性格に合わない行動を強いられたら嫌がる柴犬になります。

嫌がる柴犬を見たくない飼い主は、一般的な柴犬の性格を知ることが大切です。
一般的な柴犬の性格
  1. 柴犬の性格1:繊細
  2. 柴犬の性格2:変化に弱い
  3. 柴犬の性格3:触られるのがストレス
  4. 柴犬の性格4:集中力が続かない

柴犬の性格1:繊細

柴犬は外見だけ見ると強そうに見えますが、実は繊細でストレスを感じやすい性格です。ストレスを感じた柴犬は攻撃的な行動に出ることが多いため、飼い主は注意しなければいけません。

嫌がる柴犬を見たときは、周囲に迷惑をかけないようにしましょう。嫌がる柴犬は周囲の人に向かって吠えることがありますが、犬嫌いの人は吠え声に驚きその場から立ち去るかもしれません。

柴犬の性格2:変化に弱い

一般的に柴犬は変化に弱く、違う環境に身を置くと強いストレスを感じやすいです。新しいお店に柴犬を連れて行くときも注意が必要です。

初めて入るお店に柴犬を連れて行くときは、柴犬の表情をしっかり観察しましょう。表情が変わった柴犬は、瞬く間に嫌がる柴犬になります。

嫌がる柴犬は攻撃的になることが多く、場合によっては周囲の顧客に向かって吠える可能性があります。吠えられたことが原因で、顧客との間でトラブルに発展する可能性もあります。

飼い主は嫌がる柴犬の表情を発見したときは、直ちにお店から出た方が無難です。

柴犬の性格3:触られるのがストレス

犬を飼う人の楽しみは愛犬の肌に触れることで、その楽しみのために愛犬と生活を共にします。触られることは犬にとっても嬉しく、犬によっては飼い主との距離を縮めます。

しかし柴犬に関してはこの常識が通用しないことがあります。そのため柴犬に触るときは注意が必要です。

自由に触ることができない飼い主はつらいですが、柴犬の性格だと思い諦めましょう。ただ柴犬にも個体差があり、触られることをさほど嫌がらないケースもあります。

柴犬の性格4:集中力が続かない

一部の飼い主は柴犬にトレーニングを課しています。しかし柴犬には飽きやすい性癖があり、長時間のトレーニングは失敗する可能性が高いです。

そのため飼い主は嫌がる柴犬に、無理やりトレーニングを課してはいけません。基本的に柴犬は気ままで自由な生活を求めています。

どうしても柴犬をトレーニングさせる必要がある場合は、徐々に慣らしていくことが大切です。スパルタ式のトレーニングは柴犬の反発を買い、場合によっては飼い主を避けるようになるでしょう。

嫌がる犬への正しい接し方

嫌がる柴犬と付き合うにはポイントがあり、ポイントを踏まえることで柴犬との関係は良好になります。

以下では嫌がる柴犬との正しい接し方を紹介しておりますが、正しく接することで柴犬との信頼関係は深まるでしょう。
嫌がる犬への正しい接し方
  1. 嫌がる犬への正しい接し方1:しつこくかかわらない
  2. 嫌がる犬への正しい接し方2:さりげなくそばにいる
  3. 嫌がる犬への正しい接し方3:いつも通り接する
  4. 嫌がる犬への正しい接し方4:環境を変える際はじわじわと
  5. 嫌がる犬への正しい接し方5:しつけは時間をかける

嫌がる犬への正しい接し方1:しつこくかかわらない

柴犬初心者は柴犬との密着な関係を好み、時間の許す限り柴犬と関わろうとします。しかしこれは柴犬にとっては、迷惑になる可能性があります。

柴犬と接するときは柴犬のペースを乱さないことが大切で、柴犬が寄ってきたときだけ関わるようにしましょう。

柴犬がなかなか寄ってこなくても焦ってはいけません。焦れば焦るほど柴犬は飼い主と距離を置くようになります。飼い主と距離を置くようになった柴犬は、次第に飼い主を嫌がる柴犬になるでしょう。

嫌がる犬への正しい接し方2:さりげなくそばにいる

マイペースの柴犬であっても愛情は求めており、飼い主は柴犬の愛情に応えるようにしましょう。しかし一般的に柴犬はべたべたした愛情を嫌がるため、飼い主は愛情の表現に気をつけなければいけません。

愛情を求めている柴犬にはさりげなく接することが大切で、飼い主は少し離れた場所から柴犬を見守るようにしましょう。

さりげなく柴犬を見守ることで柴犬は安心感を抱くようになり、次第に飼い主との距離を縮めます。

嫌がる犬への正しい接し方3:いつも通り接する

柴犬が喜ぶと思い、普段とは違う接し方をする飼い主はいるでしょう。しかし普段とは違う接し方を嫌がる柴犬は多く、場合によっては拒絶される可能性があります。

飼い主は柴犬の性格をよく観察し、普段通りの接し方をするべきです。普段通りの接し方は柴犬にとって心地よく、結果的に柴犬との信頼関係が深まるでしょう。

飼い主がイライラしているときは、柴犬にはあまり近づかない方がよいです。イライラしているときは、普段通りの接し方ができません。

嫌がる犬への正しい接し方4:環境を変える際はじわじわと

柴犬の環境を変えるときは徐々に変えることが大切です。徐々に変えることで、柴犬のストレスが発生しにくくなります。

変化を嫌がる柴犬は多く、可能であれば飼い主は頻繁に柴犬の環境を変えない方がよいです。しかしさまざまな事情で変えなければいけないときは、十分に時間をかけることを忘れてはいけません。

柴犬の部屋に物を置くときは、一度に多くの物を置いてはいけません。それだけで柴犬はナーバスな気分になります。

嫌がる犬への正しい接し方5:しつけは時間をかける

柴犬はマイペースな性格で急な変化を好みません。それでもしつけトレーニングは必要で、飼い主はそのための努力を惜しんではいけません。

しかし性急なしつけは柴犬にストレスを与えるおそれがあるため、柴犬をしつけるときは十分に時間をかけることが大切です。

柴犬のしつけに時間をかけることは飼い主にとっては負担ですが、柴犬のためと思い忍耐強く実行しましょう。

嫌がる柴犬がいうことを聞いた時の褒め方

嫌がる柴犬が言うことを聞いた時は褒めることが大切です。褒めることによって、柴犬は自分の行動が正しいと認識します。

以下では嫌がる柴犬が言うことを聞いたときの褒め方を4つ紹介しておりますが、一度にすべてを実行する必要はありません。

最初の頃は褒めても褒めても、しつけ通りにいかないかもしれません。そんな時でも焦らず忍耐強くしつけましょう。

柴犬の褒め方1:おやつは好きなものをあげる

嫌がる柴犬が言うことを聞いたときは、柴犬におやつをあげましょう。おやつは柴犬が好きなものが好ましく、好きなものをあげることで柴犬は自分の行動の正しさを認識します。

柴犬が好きなおやつは普段から観察することが大切で、可能であれば食事日記をつけましょう。食事日記をつけるときは楽しむことが大切で、楽しみながら書くことで長続きするようになります。

柴犬の褒め方2:たくさん遊ぶ

嫌がる柴犬が言うことを聞いたときは、柴犬と一緒に遊びましょう。柴犬と遊ぶときは外が望ましいですが、雨の日は室内で遊んでも構いません。

室内で柴犬と一緒に楽しめる遊びには、綱引きやボール遊びがあります。ただ狭い部屋でボール遊びをするときは、ボールを投げるのではなく転がしましょう。

柴犬がボールを取ったときは褒めることが大切で、褒めることで柴犬は楽しい気分になります。

柴犬の褒め方3:声かけとご褒美を一緒にする

柴犬は人間の言葉を理解することはできませんが、人間の言葉を感じることはできます。そのため嫌がる柴犬が言うことを聞いたときは、声かけとご褒美を一緒にすることが大切です。

声かけとご褒美を一緒にすることで、柴犬は自分の行動に対して自信を持つようになります。

声かけをするときは、少しぐらい大袈裟に言っても構いません。大袈裟に言うことで、柴犬は飼い主の意図を感じやすくなるでしょう。

柴犬の褒め方4:撫でるのは控える

嫌がる柴犬が言うことを聞いたときは思わず撫でたくなりますが、撫でることは極力控えた方がよいです。個体差はありますが一般的に柴犬はべたべたしたスキンシップが苦手で、場合によっては飼い主に向かって吠えます。

どうしても柴犬を撫でたいときは撫でてもいいですが、力を抜いて軽く撫でるようにしましょう。

ただ柴犬によっては軽く撫ででも嫌がるケースがあります。撫でているときに舌を出したら、ストレスを感じている可能性があります。

嫌がる柴犬の理由を知ろう!

柴犬との生活は信頼関係がすべてで、飼い主は柴犬との信頼関係を深める努力をしなければいけません。

信頼関係を深める基本は、柴犬が嫌がる行動をしっかりインプットすることです。インプットするには飼育日記をつけることが効果的で、日記には柴犬が嫌がった行動もしっかり記録しましょう。

柴犬が嫌がる典型的なパターンはありますが、すべての柴犬に対して当てはまるとは限りません。そのため飼い主は常日頃から柴犬を観察することが大切で、しっかり観察することで柴犬の性格を正確に把握することができます。
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