cms-import-animaroll-wp

ボーダーコリースムースの性格や特徴とは?飼い方などもご紹介

ボーダーコリースムースの特徴

ボーダーコリースムースは牧羊犬として活躍してきたイギリス原産の犬です。少し大きめな中型犬のボーダーコリースムースはフリスビー・ドッグと呼ばれるほど運動能力に優れています。

実際飼うときはどのようなことに気をつければいいのでしょうか。飼いやすい犬なのかどうか特徴から順番に見ていきましょう。

毛が短い

ボーダーコリーには毛の長いラフコートと毛の短いスムースコートの2種類がいます。ボーダーコリースムースの毛は長毛種よりも5㎝ほど短く、撫でると手触りが滑らかです。

短い分毛玉ができにくいため、ラフコートよりもお手入れに時間がかかりません。同じボーダーコリースムースでも毛の色や模様はそれぞれ違います。

室内飼いに

春と秋の終わりごろに毛が抜け変わりますが、長い抜け毛が床に落ちてしまうラフコートよりも室内飼い向きといえます。

ボーダーコリースムースはすぐに大きく成長するため、子犬から飼い始めるときは成犬になったときのことを考えて室内環境を整えるといいでしょう。

暑い時期は室内が高温にならないよう温度も管理します。

ボーダーコリースムースの性格1:気難しい

ボーダーコリースムースは気難しい面のある犬と言われています。そのため中途半端な接し方では思うようにしつけが進みません。

犬はそれぞれ性格が違いますから全てのボーダーコリースムースが気難しくて扱いが難しいとはいえませんが、未経験の人にはかなり難易度が高いでしょう。

仲良くなりたいからと犬の機嫌ばかりとっていたら主従関係が崩れてしまいます。時間がかかっても一つずつしつけていかなければなりません。

どちらかと言えば、犬と接することに慣れているしつけの経験が豊富な人や辛抱強く犬と向き合える人にです。
気難しさを表すしぐさ感情
噛みつく思い通りにいかずイライラしている
吠える不快に感じている
耳を倒し歯をむき出しにする嫌がっている
体をブルブルさせる嫌がっている 我慢している

ボーダーコリースムースの性格2:神経質

ボーダーコリースムースは誰にでも尻尾を振って歓迎するフレンドリーなタイプの犬ではありません。

一緒に生活していて信頼のおける飼い主に対しては愛想よく接してきますが、他人に対しては神経質になりがちです。

牧羊を手伝ってきた犬ですので身を守るために強く警戒し、必要以上に反応してしまう面があります。

先天的な能力ですから会う機会の少ない人に対して神経質になり、警戒を強めてしまうのは仕方がありません。

犬によっては神経質な面が表れると攻撃的になってしまうこともあるため、飼うときには注意しましょう。
神経質さを表す仕草感情
唸る・吠える相手に対し不安を感じている
他人に噛みつこうとする警戒心を持っている
意味のない行動をするストレス・不安を抱えている
飼い主に飛びつく警戒している
水を嫌がる嫌い(過去の経験による場合もあり)

ボーダーコリースムースの性格3:人懐っこい

気難しく、神経質な面を持ちながらも、一度うち解けた相手には自らすり寄ってくるような人懐っこさを見せるのがボーダーコリースムースです。

信頼関係の築けた家族には甘えたかわいい仕草も見せてくれます。

人懐っこいタイプの中には、知らない相手に近づいていきコミュニケーションをとろうとする犬もいます。

もともとの性格にもよりますが、子犬の頃から人と接することに慣れていることも影響しているのでしょう。

本来の性格としつけによって成犬時の性格は決まると言われています。人懐っこい成犬に育てるには飼い主の努力も必要です。
人懐っこさを表す仕草感情
伏せをして舌で口の周りを舐める敵意を持っていない
飼い主に手を乗せる甘えたい
体を寄せてくるかまってほしい

ボーダーコリースムースの性格4:優しい

ボーダーコリースムースはとても頭の良い犬です。知能程度は人間の幼い子供と同じくらいとまで言われていて、ものごとを判断する能力にも恵まれています。

しっかりしつけがなされているボーダーコリースムースは一緒に暮らしている家族が大切な存在であるとわかっています。

活発ですが、優しさと我慢強さも持ち合わせているため子供がいる家庭でも安心です。自分の役割が分かっているかのように子供の遊び相手をしてくれます。

しかし、こうした行動も犬の性格によるため、すべてのボーダーコリースムースにあてはまるとはいえません。
優しさがわかる仕草感情
寄り添う心配
顔を覗き込む心配

ボーダーコリースムースの飼い方

気難しく神経質な面があるボーダーコリースムースを飼う場合、注意しなければならないことがいろいろとあります。どんなことに気をつければいいかポイントを確認していきましょう。
ボダーコリースムースの飼い方
  1. しっかりしつけを行う
  2. 1日2回1時間以上の散歩を行う
  3. 適度に運動させる

ボーダーコリースムースの飼い方1:しっかりしつけを行う

生後2~3ヶ月の子犬のうちから主従関係をはっきりさせ、しつけていかないと成長したあとで他人に迷惑をかける犬に育ってしまいます。

学習能力が高く知恵もあるため、目が行き届いていないと悪い行動が習慣づいてしまうことがあるので要注意です。

無理にコントロールせず信頼をベースにした主従関係を築いていきましょう。

ボーダーコリースムースの飼い方2:1日2回1時間以上の散歩を行う

体力がありパワフルなボーダーコリースムースは運動量が少ないとストレスが溜まってしまい、飛びつきやむだ吠えといった困った行動に悩まされることになります。

たくさんの運動が必要なボーダーコリースムースには1日に2回の散歩が欠かせません。
1回1時間以上ときどき走りながらの散歩が望ましいとされています。

ボーダーコリースムースの飼い方3:適度に運動をさせる

持ち前の運動能力を活かし犬の障害物レースでもすぐれた結果を残すボーダーコリースムースは運動欲求が高いため毎日それなりの運動が必要となります。

アクティブな犬ですので散歩だけでなく、ときにはドッグランを利用し存分に走らせてあげましょう。

ボールやフリスビーで一緒に遊びながら運動させるのもいいアイデアです。

ボーダーコリースムースについて知ろう

人懐っこく優しい面もあるボーダーコリースムースはしつけがしっかりととできれば、決して飼いにくい犬ではありません。

子犬の甘えん坊コリーのかわいい仕草に惑わされず、愛情をたっぷり注ぎながらも甘やかさずに育てていくことで、すばらしいパートナー、家族の一員に成長してくれるでしょう。

ボーダーコリースムース販売はペットショップが行っていますが、優良なブリーダーから購入する方法もあります。

しつけや付き合い方を間違えることのないよう、飼う前にボーダーコリースムースについてしっかり知っていい関係を作りましょう。
モバイルバージョンを終了