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アメリカンビーグルってどんな犬?他ビーグルと比較した特徴や性格

アメリカンビーグルとは?

「アメリカンビーグル」という犬の種類を聞いたことがありますか?ビーグル犬は聞いたことがあると思いますが、一種類だけでなくいろいろな種類のビーグルがいます。

ビーグルは人懐っこい性格の個体が多く、また狩猟犬の特性から頭も良いのでペットとしてがあります。

性格は元気で活発、散歩が大好きな犬です。一緒に運動しながら散歩する飼い主も多いです。

アメリカンビーグルの歴史

アメリカンビーグルとはもともとイギリス地方の狩猟犬です。狩猟犬と言えば「ハウンド」と名前が付く犬種が多いですが、狩猟犬にしては体格が小さいことから、小さいという意味の「ベーグル」が変化して「ビーグル」という名前になりました。

また、かつてはアメリカに「ビーグル」という名前の全く別の種類の犬がいましたが、イギリスから今でいうビーグルが入ってきたことにより、が取られてしまいました。

しかし、アメリカンビーグルは今でも根強いがあります。

アメリカンビーグルの毛色の種類

一般的にビーグルと言えば、白地に黒と茶が混ざったような色の斑点が見られるものを想像しますが、これは「トライカラー」や「ブラックタン&ホワイト」と言います。

近ごろは2色のタイプも多く「レモンホワイト」や「オレンジホワイト」、「レッドホワイト」などいろいろいます。

一口に何色と言っても個体によって色の出方や濃淡が違うので、その個体それぞれの個性の一つになっています。アメリカンビーグルを購入する際は色々な色を見て決めることをします。

アメリカンビーグルの特徴とは?

狩猟犬であるアメリカンビーグルですが、その性格は温厚で人懐っこい場合が多いです。体力があり、活動的なため、毎日適度な運動が欠かせません。

散歩をきちんと毎日できる飼い主向けの犬種です。あまり運動が出来ないとストレスが溜まってしまうので、気を付けましょう。

また、アメリカンビーグルは嗅覚が鋭いと言われているため、鼻を使った遊びを取り入れると喜びます。

狩猟犬の体格

アメリカンビーグルは何度も言うように狩猟犬のため、見た目は小さいですが骨格はがっしりしており、筋肉もついています。

足の筋力も強く、特に後ろ足は力が強いため、速く走ることができます。そのため、散歩のときにかなりのスピードで走ってしまうこともあり、飼い主は一緒に走れるようスニーカーで出る方も多いようです。

しっかりした体格ゆえにかなりの運動量が必要となるので、彼らの体力について行ける飼い主でないと買うことは難しいという人もいます。

イングリッシュビーグルとの違い

アメリカンビーグルについて記してきましたが、ここでもう一種のビーグル犬である、「イングリッシュビーグル」ついてみていきましょう。

イングリッシュビーグルとアメリカンビーグルに明確な違いはありません。イギリスで繁殖されたものを「イングリッシュビーグル」と言い、イギリスからアメリカに輸出されたものを「アメリカンビーグル」と分けることがあります。

体の違いとしては、しっぽの長さが、イングリッシュビーグルのほうが細くて長く、アメリカンビーグルの法が短くて太いと言われています。

薩摩ビーグルとの違い

「薩摩ビーグル」とは、明治時代に日本に持ち込まれたビーグルが、薩摩犬と交配して生まれた犬種です。このタイプはアメリカンビーグルと外見賀少し違いますが、狩猟犬の一種です。

ビーグルという名前が付いていますが、その姿は「バセットハウンド」という犬に似ていると言われています。

耳は大きく垂れており、顔も一般的なビーグルと比べると面長です。また、しっぽは細く長く、体格も細身でスラッとしています。

色はビーグルと同じで、白地に黒や茶色の斑模様が広がっています。

オスとメスで異なる性格

動物にはオスとメスで性格が違うものが多いです。大雑把にはオスの方が温厚で、メスのほうが気が強い場合が多いとされています。

メスは妊娠したり、子供が出来たりすると本能で子供を守らなければと思うことから、気が強くなってしまうタイプの動物が多いです。

では「アメリカンビーグル」の場合はどうでしょうか。ここではそんなアメリカンビーグルのオスとメスのそれぞれの特徴を見ていきたいと思います。

ペットとして買う際はこの性別による気性についても知ったうえで、どちらにするかを選択することをします。

オスの性格

アメリカンビーグルのオスは、メスに比べ甘えたがりと言われています。人懐っこい性格の個体も多いです。

また、オス特有の「縄張り意識」が強いため、部屋のいたるところでマーキング行為をしてしまいます。そのため、買うときはきちんとトイレの場所を教える「トイレトレーニング」が必要です。

トイレに関してはしつけを悉皆していく必要がありますが、基本的に性格は穏やかなので、ペットにも向いています。自分に寄ってきてくれる存在は、疲れた心を癒してくれるでしょう。

メスの性格

メスはオスに比べ、静かなタイプが多いようです。上でも書いたように活動量が多い犬種であるビーグルですが、オスに比べると静かです。

基本的に温厚なメスですが、注意が必要な時期があります。それが「生理」の時期です。この時期は感受性が高ぶり、気が立っている時が多いため、できる限り刺激しないように努める必要があります。

価格相場

さてここまでアメリカンビーグルについて見てきましたが、いよいよ飼いたくなった方も多いでしょう。ここでは「アメリカンビーグル」の価格相場について触れていきます。

犬を飼うと決めたとき、犬を迎え入れる方法にはいくつかあります。代表的なものがペットショップで購入するということです。

ペットショップでは約18万円~が価格の相場です。しかし、ワクチンの接種回数や、血統書がの有無などでも大幅に価格は変わります。

どこまでなら自分が出せるかを今一度考えてから、購入するようにしましょう。

アメリカンビーグルの飼育方法

アメリカンビーグルは活動量が多いため、運動不足はストレスに繋がっていきます。毎日30分程度の散歩に行ける人が、ビーグルの飼い主として向いていると言われています。

また、探索ゲームのような遊びを取り入れてあげると喜びます。ただ探させるのではなく、嗅覚を使って探させるとより良い効果が期待できます。

では具体的にどのように飼育していくかを見ていきましょう。

アメリカンビーグルの飼育方法1:無駄吠えへのしつけ

無駄吠えは近所の迷惑にもなりますので、きちんとしつけていきたい項目です。ちなみに、なぜ無駄吠えをしてしまうのかと言うと、運動不足だったり、コミュニケーション不足だったりします。

ビーグルをしつける際に大切なことは、「主従関係」をはっきりとさせることです。飼い主の方が上なのだと分からせることで、従うようになり吠えることは無くなっていきます。

また、大声で叱ることは逆効果になる場合が多いので、落ち着いて粘り強く教えていくことが大切です。

アメリカンビーグルの飼育方法2:適度な運動

アメリカンビーグルは適度な運動量が必要です。具体的にどれぐらいの時間運動したらよいのか知っておきましょう。

1日2回30分以上を目安に運動させます。2回の内1回は1時間以上運動させたり、自転車で散歩をして走らせてあげたりするとより効果的です。

運動量が不足してしまうとストレスに繋がり、無駄吠えなどが増えてしまいます。また、運動をたくさんさせることで「椎間板ヘルニア」になってしまうことがあります。

病気を防ぐために、家の中には滑らないマットを敷くなどの対策が必要です。

アメリカンビーグルの飼育方法3:コミュニケーション

コミュニケーション不足とは一体どういうことなのか、想像し難い方もいると思います。ビーグルは人懐っこい性格ゆえに、飼い主と楽しいことをすることが大好きです。そのため、留守番などで長時間一匹でいるとストレスが溜まっていきます。

そのため、常に家の中に誰かがいる環境で飼育することが最適だと言われています。しかし、旅行などどうしても一緒に居られない時もあります。そのようなときはペットホテルなどを活用した、できる限り寂しい思いをさせないように気を付けましょう。

運動好きの方にはアメリカンビーグルが!

今回はアメリカンビーグルについてまとめてみました。ここから分かることは、適度な運動が必要なことから、日々一緒に散歩に出かけ、時には自転車で1時間ほど走ることが苦にならない人に向いている犬種だということです。

少しでも運動を怠るとストレスになってしまうので、せっかく大事なペットとして迎えるならそんなことは避けたいですよね。

愛犬と一緒に健康的な生活をしたいという人にはもってこいの犬種ですので、そのような方はぜひ検討してみてください。愛犬を決める時に大切なのは、一匹一匹違いますのでいろいろな種類のビーグルを見て回ることです。
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