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ビションフリーゼの大きさは?ビションフリーゼの特徴や飼い方

ビションフリーゼとは?

ぬいぐるみのような愛らしさでのあるビションフリーゼは真っ白な小型犬です。地中海沿岸で生息していたミックス犬を起源に持つといわれています。

ビションフリーゼの名はフランス語のbichon apoil friseに由来しています。ビジョンフリーゼ、ピジョンフリーゼなどと間違った名前で覚えられてしまうことがありますが、正しくはビションフリーゼです。

ビションフリーゼの性格

朗らかで人懐っこいビションフリーゼは従順で飼いやすい犬種です。飼い主の感情に合わせて行動する賢さもあります。警戒心はそこそこありますが、人間やほかのペットとコミュニケーションをとるのが上手です。

辛抱強くて、荒々しくふるまうことがほとんどないビションフリーゼは子供の遊び相手にもぴったりでしょう。ひとり遊びは得意ですが社交性が高いため、長い時間一匹だけでの過ごすのは苦手です。神経質な面があり、ストレスをためやすい犬種であることも覚えておきましょう。
ビションフリーゼの性格
  • 明るくて朗らか
  • 賢い
  • 辛抱強い
  • 社会性が高い
  • 神経質

ビションフリーゼの大きさや特徴は?

子犬の頃と成犬になってからの大きさにかなり違いのある犬がいます。成犬時の大きさをある程度予測しておかないとケージやトイレトレーといった必要なもののサイズが決められません。

ビションフリーゼはだいたいどのくらいの大きさになるのでしょうか。子犬のときと成長してからでどれだけ大きさが変わってくるのか、被毛の様子や体型、必要な運動量もあわせて見ていきましょう。

子犬時の大きさ

ビションフリーゼの大きさは子犬のときどのくらいなのでしょう。生まれたての赤ちゃんは150g~200gで片手に乗るくらいの大きさです。その後の成長は同じころに生まれた子犬を比べてみるとかなり大きさに幅があることがわかります。

生後3ヶ月の時点で小柄な子犬は1㎏台、大きめの子犬は3㎏ほどです。その差は約2㎏と同じ月例とは思えないほど大きさに差が出ます。生後1ヶ月で1㎏になり、1ヶ月ごとに1㎏ずつ増えていくのがが望ましいとされており、だいたい半年ほどで体重は増えなくなります。
生まれてからの月数理想の体重
1ヶ月1㎏前後
3ヶ月3㎏前後
6か月約4㎏~約6㎏

成犬時の大きさ

小型犬に分類されているビションフリーゼでうが成犬の大きさは小型犬としては少し大きめです。子犬のとき個体によってかなり重さの違うビションフリーゼは、成犬になっても大きさに幅があります。

成犬はメスとオスで大きさが若干違います。オスは体高25㎝~30㎝、体重4㎏~6㎏ほどに成長し、メスはオスよりも体高が1㎝、体重が1㎏ほど小さくなります。全体的なバランスがとれているように見えるのは、体長と体高、体重が釣り合っているからです。
性別ビションフリーゼ 大きさ(成犬時の体高)ビションフリーゼ 大きさ(成犬時の体重)
オス25㎝~30㎝4㎏~6㎏
メス24㎝~29㎝3㎏~5㎏

被毛

綿あめのようなふんわりしたイメージの強いビションフリーゼの被毛を形成しているのは2種類の毛です。ダブルコートと呼ばれる2層の被毛は、太目で長い上毛(オーバーコート)と柔らかで細くて短い下毛(アンダーコート)とで構成されています。

ダブルコートの犬の中では抜け毛が少ない犬種ですが、巻き毛で被毛の量が多いビションフリーゼは伸びた毛が絡まらないよう定期的なブラッシングやカットが欠かせません。手入れを怠ると皮膚や毛穴を傷めてしまうことがあるので注意しましょう。

体型

体長が長めで安定感のある体型をしたビションフリーゼはそのモコモコ感も手伝いとてもかわいく見えます。子犬のころは足の短さがチャームポイントであるドワーフタイプのトイプードルとそっくりです。

モフモフした毛の内側には華奢な体が隠れているのではないかと思うかもしれませんが、小型の愛玩犬としては大きさが少し大きめで、全体的にガッチリとしています。実際触れ合うとはキュートな見た目とは違い筋肉が発達していて運動神経がいいことに驚くでしょう。

運動量

骨や筋肉の発達をうながすよう、子犬のうちから体をたくさん動かす遊びを取り入れていくことがです。運動神経がよく活発な犬種ですので家の中での遊びと散歩を組み合わせるといいでしょう。

散歩へは1回に20分程度、1日に1~2回連れて行くようにします。外に出かけるのが難しい日は、運動に適した環境の室内で走り回る遊びを多く取り入れて、ストレスがたまらないようにしましょう。

ビションフリーゼは突然走り回る「ビションブリッツ」という習性を持っていますが、これには運動不足が関係しているとの説があります。

ビションフリーゼの飼い方は?

ちょうどいい大きさのビションフリーゼは利口でしつけのしやすい犬、飼いやすい犬と言われています。それでも特徴的な被毛の手入れは必要ですし、フレンドリーになりすぎないようきっちりしつけなければなりません。もちろん健康管理も飼い主の大切な役目になります。

早速、ビションフリーゼを飼うときに必ずしなければいけないことを順番に見ていきましょう。

ビションフリーゼの飼い方1:定期的なブラッシング

ダブルコートの美しい毛並みを保つには日々のお手入れが欠かせません。ふんわりした毛は油断するとすぐ絡まってしまうため、定期的なブラッシングが必要になります。必要以上のブラッシングは肌を傷める原因になるので、1日に1回、気になるときも2回程度でOKです。

ブラッシングには犬用のスリッカーブラシを使います。こすれて毛玉になりやすい部分はコームで優しくとくのがです。

毛が伸び切ってしまっているときはどうしても毛がからまりやすくなりますのでかわいい目が隠れてしまう前にカットしてあげましょう。

ビションフリーゼの飼い方2:上下関係を意識したしつけ

見た目のかわいさについつい甘やかしがちになってしまいますが、心を鬼にして上下の関係を築かなければ後で困ることになるでしょう。

好奇心満々の顔で愛想を振りまいていても愛犬の要望をすべて聞き入れればしつけができません。むやみに褒めまくらず、褒めるべきポイントを押さえましょう。叱るときに怒りをぶつけるのもトラウマになってしまうのでNGです。

どの犬種にも共通していますが、一緒の布団で寝ると飼い主が自分と同じランクであると思い、言うことを聞かなく可能性があります。大切な愛犬でも一緒に眠ることは避けましょう。

ビションフリーゼの飼い方3:日々の健康管理

活発なビションフリーゼの健康を維持するために散歩や室内で走り回る遊びはとても重要です。満足するくらい動き回れば心の状態も安定します。ただし、運動のし過ぎはよくありません。

毛量が多いビションフリーゼは暑い場所で活動すると熱中症になる可能性があります。夏場、散歩に出かけるときは、体に負担がかからないよう涼しい時間帯を選びましょう。室内でも温度が高いときは同じです。暑い時期はエアコンを利用して室内の温度を管理し、体調を崩すことのないよう気をつけてください。

小型犬に属するビションフリーゼはの犬種

白くてふわふわの姿、優しい目で見つめられるとついつい抱きしめたくなるビションフリーゼは性格がよく小型犬の中でも飼いやすいことからの犬種となっています。愛嬌たっぷりで温厚な性格ですので、ファミリーの一員として迎え入れるのにもピッタリです。

従順なビションフリーゼは上手に育てれば疲れた心を癒す特別な存在になってくれるでしょう。活発で運動が大好きなビションフリーゼと一緒に旅の思い出を作るのもです。
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