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ポメプーの成犬は可愛い!性格や見た目の特徴についても詳しく解説!

「ポメプーを飼ってみたいけれど、お手入れが不安」
「ポメプーはどこで入手したらよい?」
「ポメプーのかかりやすい病気について知りたい」
このように、ポメプーの仔犬を新しい家族として迎えたい方の中には、飼い方に不安のある方もいるでしょう。

この記事では、ポメプーの性格や特徴、抜け毛やしつけのしやすさについて紹介しています。

そのため、記事を読むことによってポメプーが飼いやすい犬種であることや、お手入れの方法がわかります。また、入手できる場所や値段の相場も挙げているため、実際にお迎えする場合には予算が立てやすくなるでしょう。

さらに、寿命やかかりやすい病気についても紹介しているため、万が一のときの参考にもなります。

成犬になっても可愛いポメプーに興味のある方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

ポメプーの見た目の特徴

ポメプーは、ポメラニアンとトイプードルを掛け合わせた犬種であるため、どちらかの特徴を引き継ぐ傾向があります。

体毛は、ポメラニアンを引き継いだ場合にはストレート、トイプードルを引き継いだ場合にはフワッとしたカールの毛並みになるでしょう。また、仔犬時代はまっすぐな毛並みであっても、成犬になるとカールしてくることもあります。

さらに、毛色もゴールデンやベージュだけでなく、アプリコットやレッド、ブラックタン、オレンジなどがあり、ぶち模様の有無や入り方の程度が1頭ずつ違うことも特徴です。

親犬はどちらも毛量が多いため体型はわかりづらくなりますが、トイプードルの長い脚を引き継ぐことが多いと言われています。

ポメプーは1頭1頭が唯一の見た目となるため、迎えるときは親犬の特徴を確認して、成犬の姿を予測しておくのもおすすめです。

ポメプーは成犬になるとどのくらいのサイズになる?

ポメプーの成犬は、体長約20~28cmで約2~3kgが平均です。ポメプーの親犬はどちらも小型犬であるため、大きく育つことはないと言えます。

しかし、ポメプーは3kg以上の大きさに育つ場合もあると言えるため、サイズはあくまで目安としておきましょう。

ミックス犬の場合には、親犬のサイズの中間をイメージしておくと、成犬のサイズが予想しやすくなります。

ポメプーは成犬になると抜け毛の量が変わる?

ポメプーは、どちらの親犬の毛質を引き継いだかによって抜け毛の量が変わります。ポメラニアンは抜け毛が多い毛質であり、トイプードルは抜け毛が少ない犬種と言われているためです。

仔犬時代はポメラニアンの毛質であっても、成長するにつれてトイプードルの毛質になった場合には、成犬の抜け毛の量は少なくなると言えるでしょう。

ポメプーの手入れ方法



ポメラニアンもトイプードルも毛が長く伸びる犬種であるため、ポメプーのお手入れにはブラッシングが必要です。ブラッシングを怠ると抜け毛が目立つほか、毛玉ができてしまうこともあるため注意しましょう。

ブラッシングには毛玉の予防や抜け毛を取り除くほか、体毛を清潔に保つこと、皮膚や体調の異常にも気付きやすくなるメリットがあります。

また、たれ耳の場合には耳の中が蒸れてトラブルになる可能性もあるので、定期的に掃除やチェックしてあげましょう。

さらに、日常的に歯磨きをすることで口臭や歯石の予防、口腔内のトラブルを見つけやすくなります。

ポメプーの性格



ポメプーは、ポメラニアンとトイプードルの性質を補い合っている傾向があります。

快活で好奇心旺盛と言われるポメラニアンと人懐っこく賢い傾向のあるトイプードルですが、どちらも愛嬌のある性格が特徴でしょう。

ここからは、ポメプーの持つ代表的な性格の特徴を紹介します。

明るくて活発

ポメラニアンの性格を引き継いだポメプーの場合には、明るくて活発な性格になります。ポメラニアンはもともと牧羊犬として活躍していたこともあり、家中を走り回ることもあるでしょう。

好奇心旺盛なため、いたずらや遊びが大好きな一面もあるでしょう。

忠誠心が強い

両親とも聡明で賢い性格を持った犬種であるため、ポメプーは忠誠心が強い性格になる傾向があります。

特に、プードルには狩猟犬やサーカス犬として働いてきた歴史があるため、人に対する愛情は強いと言えるでしょう。

人懐っこい

ポメプーは、甘えん坊であるとも言われています。

社交的で甘えん坊な性格のポメラニアンと、フレンドリーな性格のトイプードルの両親であるため、人懐っこい性格は引き継がれる場合が多いでしょう。

無駄吠えや噛み癖がある?

ポメプーの個体がもともと持っていた性格や育て方によっては、無駄吠えや噛み癖がついてしまう可能性があります。

ポメラニアンもトイプードルも賢く聡明である一方、警戒心が強く神経質な性格を持ち合わせています。また、ポメラニアンは番犬気質や気が強い性質も特徴です。

神経質な性格を引き継いでしまった場合や、怖がりの性格を持っている場合には吠え癖や噛み癖がついてしまうこともあるでしょう。

また、要求吠えに応えておやつをあげたり、寂しさが原因で噛んだりすることも挙げられます。原因を見極めながらしっかり直してあげましょう。

しつけはしやすい

賢く人によく懐く性格のため、しつけがしやすいこともポメプーの長所と言われています。無駄吠えや噛み癖のしつけは、まず犬が安心して過ごせる環境を作り、その次に原因を見極めながら根気よく繰り返しましょう。

しつけのポイントは、主従関係を認識させることと褒めながらしつけていくことです。また、周囲の環境に慣れさせることや、ほかの方や犬とも触れ合わせるなど社会化トレーニングもしていきましょう。

ポメプーがかかりやすい病気

ポメプーの健康管理については、親犬であるポメラニアンとトイプードルがかかりやすい病気に注意しましょう。

予防するのが難しい病気もありますが、高いところから落下した場合の骨折などは日頃から気を付けることで避けられます。

ここからは、ポメプーを飼っていく上で気を付けたい病気について紹介していきます。

てんかん

てんかんとは、脳の病気で突然発作が起きることが特徴です。発作の症状は、全身が硬直したり四肢をバタバタさせたりするほか、体の一部がけいれんするなどがあります。

発作の症状が出てからは、2分以内に治まることがほとんどですが、5分以上続いたり1日に2回以上起きたりする場合などは病状が深刻なため、すぐに病院に行きましょう。

てんかんの治療は、早めに始めることで効果が出やすくなります。

出典:CASE てんかん|刈谷動物病院グループ
参照:https://www.kariya-ah.co.jp/case/case17.html

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、関節病の1つで関節を構成している膝蓋骨が本来の場所から外れてしまうことが原因で起こります。症状が進むと、地面に足を付けて歩けなくなってしまうケースもあるため、注意しましょう。

膝蓋骨脱臼の原因には、骨や筋肉が成長期に異常を起こして発症する先天的なものと、交通事故や栄養障害など後天的なものに分けられます。

先天的な膝蓋骨脱臼は、特に5kg未満の小型犬に多く見られるため、ポメプーの場合にも体の成長が終わる1歳半頃までは定期的に病院で受診しておくと安心です。

治療は、リハビリや体重管理、住環境の整備など疾患と付き合いながら症状の進行を予防する内科治療と、手術によって関節を本来の機能に近づける外科治療があります。

出典:犬の膝蓋骨脱臼|ぬのかわ犬猫病院
参照:https://www.nk-inuneko.com/case/r00012/

白内障

白内障とは、眼球の水晶体が白く濁ってしまう目の病気です。遺伝や加齢、ケンカなど様々な要因がありますが、白内障はすべての動物に発症すると言われています。

また、トイプードルは白内障になりやすい犬種と言われているため、若いうちから病院でチェックを受けるのもよいでしょう。

白内障の症状は、眼球が白く濁ることで視覚がなくなっていくのが特徴です。さらに症状が進んだ場合には、ほかの合併症を併発するほか水晶体が溶けてしまうこともあるでしょう。

治療は、目薬やサプリメントによって症状の進行を遅らせるほか、外科手術によって濁った水晶体を取り除く方法があります。

出典:白内障について|ハート動物病院
参照:http://heartvet.urdr.weblife.me/corner101/Ophthalmicexamination.html

進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症は、視覚が低下し失明してしまう目の病気です。原因不明の疾患で遺伝によって発症すると言われており、トイプードルも発症事例の多い犬種として挙げられています。

初期症状は暗い場所での視力低下で、夕方の散歩で歩かなくなったり暗い部屋で動かなくなったりなどの状態が見られます。昼間や明るい場所では普段と変わらず行動できるため、飼い主が気付きにくいことも特徴でしょう。

現在は、進行性網膜萎縮症に対する治療薬、治療法がないため、サプリメントによって病気の進行を遅らせようとする方法が多く採用されています。病気の早期発見のためには、年1回程度の定期検査がおすすめです。

出典:進行性網膜萎縮(P.R.A.)|こんどう動物病院
参照:https://www.kondo-vet.com/ophthalmology-3

ポメプーの寿命

ポメプーの平均寿命は、約12年~15年です。

ミックス犬は、親犬がかかりやすい病気にかかるリスクも低くなる傾向があるため、純血種に比べて寿命が長いとされています。また、大型犬よりも小型犬の方が長寿であると言われています。ポメプーの寿命も、ほかの犬と比べて長いと言えるでしょう。

しかし、リスクが減るとは言え病気にかかる可能性はあるため、定期的に健康診断を受けるなど健康寿命にも気を配りましょう。

ポメプーはどこで入手できる?



ポメプーの入手先には、ペットショップ、ブリーダー、動物愛護センターなどが挙げられます。仔犬の飼育環境や健康状態、相性をチェックするのがポイントです。

ペットショップでは、仔犬の状態と共にワクチン接種の有無、店内の匂いや「動物取扱業者」の店内掲示をチェックしましょう。

ポメプーのブリーダーは、インターネットのブリーダーマッチングサイトやブリーダーサイトから探せます。自分が希望するポメプーの特徴を事前に伝えておくのもおすすめです。

保健所や動物愛護センター、里親探しサイトでも、ポメプーの里親募集をしている場合があります。里親になる場合には、条件が設定されているケースも多くあるため、利用する場合にはよく確認しておきましょう。

出典:動物愛護管理法の概要|環境省
参照:https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/trader.html

ポメプーの値段の相場

ポメプーの値段は、毛色やサイズによって変わりますが、約7万円~40万円が目安となります。特に、毛色がアプリコットやレッドの個体、カールした毛並みの個体の人気が高いため、価格も高めに設定されています。

しかし、親犬やほかの純血種と比較した場合には、値段は高くないと言えるでしょう。

ポメプーの成犬の性格を理解して飼おう!

ポメプーは、愛くるしい見た目と賢く人懐っこい性格から、初めて犬を飼う家庭にもおすすめの犬種です。

ミックス犬であるため、見た目は1頭ずつ異なることも特徴となります。アプリコットの毛色やカールした毛並みの個体が人気ではありますが、成犬になると毛色や毛並みが変化する場合もあるでしょう。

ポメプーの性格は、好奇心旺盛で活発なことが挙げられます。しかし、気が強く神経質な性格を持っている場合には、吠え癖や噛み癖がついてしまう可能性もあります。忠実で賢い一面があるため、きちんとしつければ改善されるでしょう。

ポメプーの特徴を理解して、自分にとってオンリーワンの1頭を探してみてはいかがでしょうか。
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