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フレンチブルドッグを飼った人が後悔する主な理由とは?臭いや抜け毛の対策も紹介

「フレンチブルドッグってどんな飼い方をするといいの?」
「犬を飼って後悔しない方法はなに?」
「フレンチブルドッグを飼いたいけど、飼うポイントは?」
このようにフレンチブルドッグを飼うことに対して、疑問や悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか。

本記事ではフレンチブルドッグにまつわる飼い方や飼い主が抱える問題、フレンチブルドッグの性格についてまとめました。

この記事を読むことでフレンチブルドッグの特徴を把握でき、自身と相性がいい犬種かどうかの見分け方が分かります。また、飼うにあたってのポイントを押さえることで、後悔のない快適な愛犬生活を送ることができるでしょう。

フレンチブルドッグを飼おうか悩んでいる方は、ぜひこの記事をチェックしてみてください。

フレンチブルドッグの性格

フレンチブルドッグは昔、狩りをしていたこともあり活発な性格をしています。少しいかつい顔をしていますが、甘えん坊で人懐っこいのもフレンチブルドッグの特徴です。賢く、明るい性格をしていますが、怒られると落ち込みやすい繊細な心の持ち主でもあります。

基本的にうるさい性格ではありませんが、突発的な行動をするため、急に寝てしまったり、急に興奮し始めることもあります。

フレンチブルドッグの平均寿命

フレンチブルドッグの平均寿命は10〜14歳と言われています。人間で言うと約56歳〜72歳です。

昔は長く生きるのは無理と言われていましたが、今は医療の進歩もあり、10歳以上になっても元気なフレンチブルドッグもいます。

犬の寿命については、飼い方や環境によっても左右されるため、飼い主の知識も必要になるでしょう。

出典:犬・猫と人間の標準年齢換算表|ノア動物病院
参照:http://www.noah-vet.co.jp/jouhou/nenrei.htm

フレンチブルドッグを飼っている人の特徴

フレンチブルドッグを飼う方は、お金持ちの方が多い傾向があります。それはフレンチブルドッグ自体の値段相場が高いからです。里親募集もありますが、多くは店での購入になりお金がかかります。

また予防接種や食事代、首輪などのペット用品をそろえると、かなりの費用がかかるでしょう。

特にフレンチブルドッグは暑さにも弱く、夏場はエアコンが必須です。購入や光熱費など全体的に費用がかかり、安いとは言えません。

フレンチブルドッグを飼った人が後悔する7つの理由

フレンチブルドッグは人気の犬種です。見た目に惹かれて飼う方がいますが、実際に飼ってみると、維持が大変で後悔することもあるでしょう。

賢く、騒がないため飼いやすいように感じますが、管理が大変なのがフレンチブルドッグです。
これから長い間付き合っていくことになるため、フレンチブルドッグの特徴を理解し、飼っても後悔しないように、覚えておきましょう。

1:しつけに苦労する

普段はおとなしい性格をしており、賢さも持つフレンチブルドッグですが、少々噛みつき癖があるため、やめさせるには一苦労です。

一回スイッチが入ってしまうと落ち着きが欠けてしまうため、しつけに苦労する方もいると言われています。

できないと思ったら頑なに拒否するため、飼い主の根気強さも必要です。フレンチブルドッグは褒めて成長するタイプなため、褒めると早く成長するでしょう。

2:皮膚が弱いことが多い

犬の中でもフレンチブルドッグは皮膚が弱く、ダメージを受けやすいです。加えて毛が短く、毛穴が開き気味になっており、外からの刺激を受けやすい状態になっています。

最悪の場合毛穴が炎症を起こして、そのまま皮膚病につながる場合もあることを覚えておきましょう。

そのため毎日のケアが必要になり、皮膚に異常が生じた場合は病院に通わなくてはいけません。

出典:フレンチブルドッグ|パティー動物病院
参照:https://www.pati-clinic.com/dog2/index.php?p=f-buru

3:噛み癖がつくことがある

フレンチブルドッグは噛み癖があり顎の力が強いため、飼い主をはじめ、他の犬に怪我を負わせてしまうことがあります。

遊んでいて噛むこともありますが、ストレスや歯の生え変わりが関係していることもあるでしょう。噛み癖は子犬のしつけによって改善することができるため、しつけが重要です。

中には噛み癖が悪化すると、飼い主だけでは改善が見込めず、獣医師やドッグトレーナーに相談しなければならない場合もあります。

4:暑さや寒さに弱い

鼻が短いフレンチブルドッグは、器官が狭く、熱を体外に放出することが苦手です。そのため、暑いと熱中症になりやすく、夏になるとつらい思いをするでしょう。

暑さをしのぐためにはエアコンが必須となり、夏場は常時エアコンの稼働が必要になります。

また寒さへの体性も弱く鼻が低いため、体温調節も苦手です。夏や冬の気温対策はしっかりと行いましょう。

5:皮膚がたるんでいるため臭いがきつい

フレンチブルドッグは他の犬種と違ってしわが多く、汚れが溜まりやすいです。そのため、しわに汚れが溜まってしまうと、きつい臭いを放ちます。

しわは日頃のケアが欠かせなく、怠ると皮膚トラブルにもつながるでしょう。

しわの臭い対策は毎日ケアをすることです。清潔な状態に保つことで、汚れによる臭いも減り、菌も溜まりにくくなります。皮膚のたるみはフレンチブルドッグ特有の特徴なため、清潔に保つことが必要です。

6:抜毛が多い

ダブルコートと呼ばれる毛を持った犬は「換毛期」になると毛が大量に抜けます。「換毛期」は年に2回訪れ、夏と冬が毛変わりの時期です。

フレンチブルドッグもダブルコートを持っていますが、「換毛期」以外でもひどい抜け毛です。その理由は室内で飼っていることが関係しています。

室内で飼っていると室内温度の変化があまりなく、季節の変わり目を察知しにくいです。そのため年中毛が抜けてしまいます。

7:いたずら好きな場合が多い

いたずら好きな犬も多い中、特にいたずらが好きなのがフレンチブルドッグです。部屋にあるぬいぐるみなど遊べそうなものを見つけてきて、何事もないかのような顔をして遊んでいます。

中には大事な靴であったり、汚してはいけないものであったりしても、それを分からずにいたずらをしているケースが多いです。

もともと活発な性格をしているため、遊ぶことが大好きなフレンチブルドッグには、いたずらは毎日の楽しみの1つになります。

フレンチブルドッグを飼って後悔しないためには?

フレンチブルドッグの可愛さに負けてしまい飼った後、後悔してしまう飼い主もいるかもしれません。

しかしこれはしつけによって改善できます。しつけは早めに取りかかった方がよく、生後3ヶ月を目安にしつけを開始しましょう。その後は生後5ヵ月になったら甘噛みの抑制も必要になります。

特にトイレや待ての練習をしていないと飼い主に従わず、周りの人に迷惑がかかるため、早めにちゃんとしつけをしましょう。

出典:子犬のしつけに最適な時期は?犬と快適に暮らすための育て方|松波動物メディカル通信販売部本店
参照:http://www.matsunami-shop.com/column/how-to-grow-to-live-comfortable-with-dog/

フレンチブルドッグを飼うための部屋作りに必要な4つのポイント

犬を飼い始める前に部屋作りはしておきましょう。いらないものを部屋に置いていると犬にとって危険が生じるため、必要なものだけ置くことが重要です。

特にフレンチブルドッグは腰が弱いため、部屋作りにはこだわりましょう。フレンチブルドッグを飼う前の部屋作りの参考にしてください。

1:ソファーを置くならロータイプのものにする

フレンチブルドッグは腰が弱く、ソファーから下りる時、腰に負担がかかりやすいです。そのため、下りた時の腰の負担や怪我の心配も軽減されるロータイプのソファーにした方がいいでしょう。

ロータイプのソファーは飛び降りても地面との距離が近いため、介護が必要な犬や老犬にもおすすめです。

2:滑らないようジョイントマットを敷いておく

家中を走り回る元気いっぱいなフレンチブルドッグは、あまりの勢いで滑ってしまうこともあるため、床にはジョイントマットを敷いておきましょう。

フレンチブルドッグはヘルニアになりやすい犬種に分類されています。そのため滑って転んでしまった場合、ヘルニアを起こす可能性が高く危険です。

またフレンチブルドッグが発症するヘルニアは幼少期に発生するため、子犬の時も床で滑らないように対策が必要になります。

出典:短頭種|パティー動物病院
参照:https://www.pati-clinic.com/dog2/index.php?p=f-buru&m=77&d=9&n=1

3:足の高いソファーには上がらせない

フレンチブルドッグは飛躍力が高いですが、犬がジャンプすることは足腰に大きなダメージを与えます。

特にフレンチブルドッグは腰が弱く、高さのあるソファーに上がる時は、犬の腰にとって負担が大きいです。他にも高いところにジャンプして、膝の皿が外れてしまうこともあります。

そうならないためにも、緩やかな階段を作って犬がジャンプしない環境を作りましょう。

4:部屋に仕切りをする

部屋に仕切りを作ることで、犬が階段を上ることを防ぐことができます。犬にとって階段は腰に負担がかかる場所であり、階段上りはリスクが高いです。

また犬の体は下半身よりも上半身の方が重いため、下りる時は転落の恐れもあります。転落すると体や脳にダメージを与えるため、危険要素は減らしておいて損はありません。

フレンチブルドッグ以外にも「飼って後悔した」と言われることがある犬種

フレンチブルドッグの他にも、飼うのが一苦労な犬種がいます。犬を飼うことは命を預かることのため、飼ったからには途中で投げ出すことは許されません。

犬種によって適応環境や注意することもさまざまあります。

飼おうとしている犬種を理解した上で、自身の家庭環境や自然環境、ライフスタイルに合っているかを確認してから飼うようにしましょう。

シベリアンハスキー

シベリアンハスキーは長い散歩を必要とし、散歩をさせないとストレスの原因になると言われています。

活発で体力のある犬種のため、しつけが大変なうえ、祖先は狼だった影響で、夜中に遠吠えすることもあります。攻撃的な性格ではありませんが、体重も20㎏を超える重さがあるため、しつけが必要です。

また寂しがりやの一面もあり、お留守番をさせるといたずらをすることもあります。

ボーダーコリー

ボーダーコリーは警戒心があり、反応が早く、吠えやすい犬種です。運動能力が優れていて、体力もあるため、散歩も長時間行わなければいけません。

特にボーダーコリーは股関節が弱く、肥満にはより一層注意が必要です。栄養バランスの偏りによって股関節に異常が生じる場合もあるため、食事管理を徹底しましょう。

また特有の毛色のコリーに発症する血液の病気もあり、今のところ決定的な治療法がない段階です。

秋田犬

漫画や映画に登場し英語で「HACHI」と書く秋田犬は、飼うのが一苦労で後悔する方もいます。もともと雪国育ちのため、寒さには強いですが、暑さにはとても弱いです。

昔は人間と狩りをする「マタギ犬」であり、勇敢で警戒心も強く、知らない人に攻撃的になる一面もあります。

成長するにつれて力も体も大きくなるため、過去には咬傷事件も発生しました。トラブルを避けるためにもしつけは欠かせません。

ボストンテリア

活発で筋肉量の多いボストンテリアは、運動を好むため散歩は欠かせませんが、太りやすい特徴を持っています。興奮すると周りが見えなくなり、コントロールできなくなることもあるでしょう。

また社交的で、穏やかな性格をしていますが、嫉妬深く、拗ねてしまう一面もあります。

特に皮膚が弱く皮膚の炎症を起こしやすいため、日頃のスキンケアが欠かせないことに加えて、呼吸がしにくい犬種のため、散歩をさせる時は注意が必要です。

ビーグル

かつては狩猟犬として活躍してきたビーグルは、鋭く大きな声を持つのが特徴です。ボリュームを調節することができないため、中にはうるさく感じる方もいるでしょう。

小型犬でありながらも、パワフルで行動力があるため、ついて行くのが大変です。ストレスを解消できないと破壊行動に出る時もあるため、ストレスを与えないように気配りが必要になります。

ご近所トラブルにもなりかねないため、しつけはきちんと行いましょう。

トイプードル

しつけが簡単と言われているトイプードルですが、生後5ヶ月までは歯の生え変わりやホルモンバランスの変化、本能が芽生え始める関係でしつけが難しいです。トイプードルは無駄吠えが多く、小さな音にも反応します。

また毛の長いトイプードルはブラッシングも欠かせません。ブラッシングを怠ると、毛玉になり犬に痛い思いをさせてしまったり、皮膚の異常やダニに気づくことができなかったりするため、日常的にケアを行いましょう。

ラブラドールレトリーバー

犬の中でも大型で、盲導犬や警察犬として活躍するラブラドールレトリーバーは、落ち着きもあり優れた能力を持つ犬種です。しかし、サイズが大きく運動量も多いため、長めの散歩が必要になります。

落ち着きはあるものの、好奇心が旺盛でいたずらが大好きです。特に成長期の1年3ヶ月〜6ヶ月までは噛み癖がひどく、家具がボロボロになることも覚悟しておいた方がいいでしょう。

抜け毛も多いため、部屋の掃除は欠かせません。

フレンチブルドッグを飼うときは後悔しないようにしよう

夢占いでは周囲からの守護を意味し、可愛い見た目がチャームポイントですが、一目惚れで購入するのはおすすめできません。特にフレンチブルドッグはレベルが高く、飼っていくのが大変な犬種でもあります。

飼った後に育てることが難しいと言って手放すことは、犬に悲しい思いをさせ、いいことではありません。

飼いたい犬種の特徴を知っておき、後悔のない楽しい愛犬生活が送れるようにしましょう。
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