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トイプードルのシルバーの魅力とは？性格や飼う際のポイントを解説

admin

近年、ペットは一家族に一匹いると言っても過言ではない、と言われています。
それほど、多くの家庭でペットを見ることが増えましたね。
なかでも犬は、猫とならび飼いやすい小動物として知られています。

様々な犬種がいますが、特にトイプードルは毛が抜けにくく、比較的サイズが小さい、また人懐っこく明るい性格の子が多いことから、人気犬種とされています。
さらに毛色もたくさんの種類があり、見ているだけでも可愛いですよね。

今回この記事では、トイプードルのシルバーの色に絞り、性格やお手入れの際の注意点などを幅広くお伝えしていきます。
シルバーのトイプードルがかかりやすいと言われている病気の情報も載せていますので、ぜひ参考にしてください。

この記事を読めば、トイプードルが色によってどんな違いがあるのなど、魅力が分かり、今後一緒に暮らしていくペット選びがスムーズになるでしょう。

トイプードルのシルバーってどんな色？

トイプードルは様々な色があります。
そのため、そもそもシルバーとはどんな色のことなのかイメージが湧きにくい人もいるでしょう。

シルバーとは、白に近い薄いグレーのことです。
明るめのグレーなので、ふわっと軽やかな印象になるステキな色ですね。

白だと汚れが気になる。
でも黒はちょっと・・・
そんな人におすすめの色です。

トイプードルのシルバーの魅力とは

ここ最近のトイプードルの人気色は、アプリコット、レッドと言われています。
これは、テディベアカットが人気なためとされています。

テディベアカットは名前の通り、顔をクマのようにカットするスタイルのことです。
そのため、茶色のトイプードルが特に似合うわけですね。

しかし、トイプードルの基本的な顔まわりのカットに「顔バリ」があります。
これは、顔にバリカンをあててすっきりと優雅な雰囲気を演出することができるカット方法です。

シルバーという色も相まって、高級感のあるスタイルを作ることができます。
他のトイプードルと一味違うスタイルを楽しめるのも、シルバーの魅力の一つといえるでしょう。

トイプードルのシルバーの毛の変化


トイプードルのシルバーは、毛の変化を楽しむことができる色の一つです。
それは、アプリコットやブラウンと同様に中間色なためです。
トリミングでのお手入れや、月日が過ぎるごとに毛色が変化していきます。
生後3ヶ月頃から退色が始まる犬もいます。

まずトイプードルのシルバーは、子犬の時は黒に近い色です。
そしてその色が、だんだんと薄れていきシルバーになっていきます。
毛の退色も、シルバーの魅力の一つですね。

トイプードルのシルバーの性格

ペットと人が共に暮らしていくために、その犬がどんな性格の子が多いのかを理解しているとちょっと安心ですよね。

犬種によって性格が異なることはもちろん、色によっても若干性格が異なることが分かっています。

では、トイプードルのシルバーはどのような性格なのでしょうか？
ここではトイプードルのシルバーの性格についてみていきます。

独立心が強い

もともとシルバーは、ホワイトとブラックの遺伝子を受け継いだ、中間色の毛をもつ犬になります。
そのためトイプードルのシルバーは、性格が二分化されていることが多いようです。

そのうちの一つ性格の特徴として、独立心が強いことです。
個体差はありますが、自立し飼い主以外には比較的クールな犬もいます。
ただ飼い主には従順なため、しつけはしやすいでしょう。

温厚で調和性を重視する

トイプードルの基本的な性格の一つとして、明るく社交的で活発なこととされています。
そのため、シルバーのトイプードルもこの基本的な性格を持っているようです。

しかし性格は、育ってきた環境や一緒に暮らす飼い主さんによって、変化していくものです。
この色はこう、この犬種はこんな性格だから駄目だと決めつけないことも大切です。
その犬と向き合い、コミュニケーションをとりながらお互いに成長していけると良いですね。

トイプードルのシルバーとグレーの違い

トイプードルのシルバーとグレーの違いを判断するのは難しく曖昧なことも多いようです。
特に、子犬の頃に判断することはより難しくなります。

大まかに分けると、白に近いグレーがシルバー、黒に近いグレーがグレーとなります。

ただ、明確な判断基準が曖昧なためブリーダーさんの裁量に任せるといったこともあるようです。

また、産まれたての時は黒に近い色をしているため、成長過程でグレーかシルバーか判断するにはある程度の経験が必要です。
その犬の親や兄弟など血統を参考にするのも良いでしょう。

トイプードルのシルバーの飼う際のポイント


トイプードルのシルバーを家に迎えることになった場合、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
それぞれ個体差はありますが、ポイントを知っておくとちょっと安心ですよね。

ここからは、トイプードルのシルバーを飼う際に気を付けることを紹介していきます。
しつけやお手入れのことまで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
  • 気難しくしつけに時間が掛かる
  • 毛色が変化することを理解しておく
  • こまめに毛の手入れをする必要がある

気難しくしつけに時間が掛かる

トイプードルのシルバーは温厚で人懐っこい性格の子もいますが、独立心が強く協調性に欠けるところがあると言われていることも事実です。

独立心が強いということは、自分のペースを大事にしているとも言えます。
そのため、飼い主さんとのタイミングが合わないと、しつけをすること自体が難しい時もあるでしょう。

しかし、しつけはお互いが気持ちよく暮らすために必要なことです。
タイミングを見て、楽しいしつけの時間を作ってあげるのも飼い主さんの仕事の一つです。

じっくりと時間をかけて、教えてあげましょう。

毛色が変化することを理解しておく

これまでもたくさん伝えてきましたが、トイプードルのシルバーは毛色の変化がつきものです。
産まれた頃の色と、1歳の頃の色でかなり差があることも珍しくありません。

これは、シルバーが中間色なため仕方のないことです。
自分が迎え入れたその子の変化も楽しみましょう。

またSNSが普及した現在では、様々な人がブログやyoutubeで情報発信をしています。
実際にシルバーのトイプードルを飼っている人が、我が子の毛色の変化を発信していることもあるでしょう。

そういったものも上手く活用しながら情報を集め、差異が少ないようにしておくのも良いのではないでしょうか。

こまめに毛の手入れをする必要がある

トイプードルはシルバーにかかわらず、こまめなトリミングが必要な犬種です。
それは、被毛がくるくるとウェーブしているため、伸びやすく絡まりやすいためです。

また、自宅ではこまめなブラッシングが必要です。
ブラッシングを怠り放置しているとすぐに毛玉ができてしまいます。

毛玉ができた場合、ほぐすことが難しくサロン代が上がってしまうのはもちろん、その子自体も毛に引っ張られ痛い思いをすることになります。

そのため、トイプードルを飼う際は、お手入れに時間と費用をかけることができるかを考える必要があるでしょう。

トイプードルのシルバーがかかりやすい病気


ここからはトイプードルシルバーがかかりやすいと言われている病気についてみていきましょう。

人にも様々な種類の病気がありますが、犬にもちょっとした不調から大きな病気まであります。
なかでもシルバーの毛をもつトイプードルがかかりやすい病気を紹介します。

知っておくだけで、備えられるので参考にしてください。

流涙症

流涙症は、涙の生産量と排出量のバランスがとれていないため、涙が過剰にでてしまう病気です。

涙の過剰分泌により目ヤニが常にでてしまうこともあります。　

特に明るい色の被毛を持っている犬は、涙やけに注意が必要です。
涙やけは目の周りが赤茶色に変色してしまうことで、明るい色の被毛をもつ犬は、それが目立ちやすくなってしまいます。

トイプードルのシルバーも明るい色になるため、注意が必要です。

出典：【犬の流涙症・涙やけ】原因・目薬によるケア・治療法について｜獣医師が解説 |関内どうぶつクリニック
参照：http://yokohama-kac.com/blog/2239/

てんかん

てんかんは、脳の構造に異常は無いものの、機能に異常がでることで起きると言われています。

てんかん発作にも小さな発作から、全身が硬直し手足をばたばたさせる大きなものまで様々です。
時には、尿失禁をしてしまう場合もあります。

てんかんが起きる原因には、別の大きな病気が隠れていることもあります。
そのため、動物病院を受診すると良いでしょう。

初めててんかん発作を見ると、驚いてしまうと思いますが余計な刺激を与えずにそっと見守ると良いと言われています。

出典：犬と猫のてんかんについて-渡辺動物病院(静岡県島田市)
参照：https://www.wahpes.co.jp/tenkan.asp

外耳炎

外耳炎とは、耳介から鼓膜までの皮膚に炎症が起きることをいいます。

そもそも犬の耳は、人の耳よりも通気性が悪いと言われています。
特にたれ耳の犬種は、より通気性が悪いため外耳炎になりやすいのです。

外耳炎になると、頻繁に耳を掻くようになったり、頭を振ることが増えたりします。
また、耳から異臭がすることもあるようです。

外耳炎の原因は様々ですが、ひどくなると膿んでしまうこともあるため、注意深く観察しましょう。

出典：皮膚科専門医が解説！犬の外耳炎ってどんな病気？｜新宿御苑前動物病院
参照：https://www.shinjukugyoenmae-ah.com/blog/450#:~:text=%E5%A4%96%E8%80%B3%E7%82%8E%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%A4%96%E8%80%B3,%E5%A4%96%E8%80%B3%E7%82%8E%E3%81%A8%E5%91%BC%E3%81%B3%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

レッグ・カルベ・ペルテス病

レッグ・カルベ・ペルテス病は、脚の大腿骨が壊死してしまう病気のことです。
多くの場合で、手術が必要と言われています。

産まれてから2歳位までの成長過程での発症が多く、股関節の痛みを伴うものです。
脚をあげて歩くようになったり、触ると痛みで噛みついてきたりする犬もいます。

そのような症状が見られた場合は、すぐに動物病院を受診しましょう。

出典：レッグ・カルベ・ペルテス病 （大腿骨頭無菌性壊死病） | CT・MRI完備のONE千葉どうぶつ整形外科センター(動物病院)
参照：http://one-for-animals.co.jp/case/07

乳歯遺残

犬の乳歯遺残は、歯の生え変わり時期を過ぎても乳歯が残っている状態のことです。
特に、小型犬に多いと言われています。

永久歯と乳歯が一緒に生えているため、歯石が溜まりやすく口腔内を衛生的な状態で保つことが難しくなります。

一般的な治療法は、全身麻酔をかけて抜歯をすることです。
永久歯を傷つけないよう注意を払いながら、乳歯を抜歯します。

出典：乳歯遺残について ｜アリス動物病院
参照：https://www.alice-hosp.com/blog/2021/06/08/%E4%B9%B3%E6%AD%AF%E9%81%BA%E6%AE%8B%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/#:~:text=%E5%80%8B%E4%BD%93%E3%81%AB%E3%82%88%E3%81%A3%E3%81%A6%E5%B7%AE%E3%81%AF%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99,%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼とは、膝のお皿が正常な位置からずれてしまうことを言います。

症状にはグレードがあり、症状として表れていない場合もあれば、脚をあげて歩けなくなってしまうこともあります。
その犬の状態によって、手術が必要であったり内服薬で状態を観察したりすることもあります。

家のフローリングで滑ってしまうことが原因なこともあるので、室内環境の見直しも必要です。

出典：vol.12　犬の膝蓋骨脱臼｜横浜市戸塚区の動物病院｜ぬのかわ犬猫病院
参照：https://www.nk-inuneko.com/case/r00012/

トイプードルのシルバーの性格を理解しておこう


いかがでしたか？
トイプードルのシルバーの魅力は理解してもらえたでしょうか？
少し気難しいところもありますが、基本的には人懐っこい性格を持っている犬種です。

シルバー特有の注意点を参考に、楽しい時間を過ごしてくださいね。
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