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ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴7つ|飼い方と注意点

ポリッシュローランドシープドッグってどんな犬?

今回は誰もが一度は見たことがあるはずのポリッシュローランドシープドッグについて紹介します。

日本では、ポリッシュ、ポーリッシュローランドシープドッグ、PONとも呼ばれています。

大型犬であるオールドイングリッシュシープドッグともよく間違われますが、ポリッシュローランドシープドッグは中型犬です。

ポリッシュローランドシープドッグの歴史

ポリッシュローランドシープドッグの原産国はポーランドです。犬種として固定されたのは19世紀ですが、16世紀にはその存在は既に確認されていました。

主に牧羊犬とされていました。ユダヤ人迫害の際、戦禍に巻き込まれたり、主人の命を守ろうとして、頭数が激減した時代もありました。

その後、1950年代に、愛犬家が生き残った犬の中から繁殖を再開、この再興に成功し、頭数は元の数に戻りました。

1980年代からはポーランドから海外に輸出されるようになり、世界中の人に愛されるようになった現在に至ります。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴7つ

ここでは多種多様なポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴について紹介します。性格と特徴を知ることで、ポリッシュローランドシープドッグにストレスを与えない飼い方に繋がります。

牧羊犬、毛がとても長い中型犬とあって、他の犬にはない特性ばかりです。よく読んで、理解しておきましょう。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴1:活発的で温厚な性格

牧羊犬だっただけあって、かなり活発な性格ではありますが、ポリッシュローランドシープドッグは温厚な性格でも知られます。

運動を好み、他の動物やボールなどの道具を追いかける遊びが好きですが、攻撃的な面は全くと言っていいほどありません。

そのため、とても飼いやすい犬種ともいわれています。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴2:物覚えが良く従順な性格

ポリッシュローランドシープドッグはとても賢い犬です。そのため、物覚えが良く、従順な性格をしています。

状況判断能力にも優れており、いざという時に飼い主を守ったり、知らない人に警戒したり、番犬のような役割を担うこともできます。

ポリッシュローランドシープドッグの歴史において、ユダヤ人の迫害の際に飼い主を守り、多くの同種が命を落としたことが、その性格を裏付けていると言えます。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴3:飼い主とフリスビーなどの遊びが大好き

ポリッシュローランドシープドッグは牧羊犬だったこともあり、何かを追いかける遊びが大好きです。

そんなポリッシュローランドシープドッグにはフリスビー遊びが打って付けです。ドッグランドや広い公園にお出かけする際に持っていってあげられるよう、購入しておきましょう。

フリスビーの他にも、ボールやおもちゃなど、投げて遊べるものはひととおり揃えてあげましょう。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴4:主人には忠実で子どもや子犬に優しい

ポリッシュローランドシープドッグの性格に忠実さが挙げられます。飼い主とその家族にかなり従順で、言う事もよく聞いてくれます。

また、外出先でも子犬や子どもにむやみやたらに吠えたりしません。むしろ、小さい犬や小さい子どもがいることを判断し、優しく接することができます。

犬を飼いたいけれど、小さい子がいて心配というご家族の方にも、ぴったりの犬種です。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴5:体高より体長が少し長いスクエア型の体

ここからはポリッシュローランドシープドッグの特徴について紹介します。ポリッシュローランドシープドッグは体の高さよりも長さが少し長い、スクエア型という体型をしています。

また、垂れた耳と深い胸底、真っ直ぐした足、しっかりした身体つきなどが、体型の特徴に挙げられます。

ゲージやクッションを選ぶ際は、スクエア型の犬用のものもあるので、専用の物を購入しましょう。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴6:成長するにつれて薄くなる毛色は

実は、ポリッシュローランドシープドッグは成長するにつれて毛色が薄くなります。

また、ポリッシュローランドシープドッグの毛色は多様で、この色だからポリッシュローランドシープドッグである、というものもありません。

ホワイトとブラック、ホワイトとブラウン、ホワイトとグレーのバイカラーなどが代表的です。バイカラーだけでなく、ホワイト、ブラック、ブラウン、グレーの単色の毛色の犬もいます。

ポリッシュローランドシープドッグの性格と特徴7:目を覆うほど伸びたむく毛が印象的

ポリッシュローランドシープドッグの毛は毛色だけでなく、かなり長毛であることも特徴の一つです。写真でもわかるとおり、長すぎて目が毛で覆われてしまっています。

オーバーコートもアンダーコートも長く、その毛もとてもふさふさしています。このことから、モップ犬と呼ばれて久しいです。

この特徴はポリッシュローランドシープドッグが今日まで愛される理由にもなっています。

ポリッシュローランドシープドッグの飼い方と注意点

ここからは、ポリッシュローランドシープドッグの飼い方とその注意点についてまとめていきます。飼い方とその注意点を知り、理解することは、飼うために必要なことです。

中型犬で温厚な性格とだけあって比較的飼いやすい犬種ですが、気を付けなければならないこともたくさんあります。ぜひ参考にしてください。

ポリッシュローランドシープドッグの飼い方と注意点1:1日1時間ほどのお散歩を朝晩2回

ポリッシュローランドシープドッグを飼う際、1日1時間ほどのお散歩を朝と夜の2回行ってください。というのも、ポリッシュローランドシープドッグは中型の牧羊犬としてはあまり運動量が多い方ではないからです。

お散歩が好きな方、犬を飼ってお散歩するのが夢だったという方には、とても向いている犬種と言えます。

ポリッシュローランドシープドッグの飼い方と注意点2:下毛が抜けやすいので毎日のブラッシングとコーミングは欠かさずに

ポリッシュローランドシープドッグの長い毛はとても抜けやすく、絡まりやすいです。最低週に3回はコーミングやブラッシングをしてあげましょう。

ポリッシュローランドシープドッグのオーバーコートは細いので絡まりやすいです。また、アンダーコートも抜けやすいです。量も多いので、こまめにお手入れをしてあげましょう。

そのためにも、ポリッシュローランドシープドッグを飼う際は、長毛の犬種用のブラシも購入してください。

ポリッシュローランドシープドッグの飼い方と注意点3:シャンプーは多くても10日に一度程度

長い毛で知られるポリッシュローランドシープドッグですが、シャンプーは10日に1回にしてあげましょう。

また、厚く長い毛の持ち主ですので、日本の夏の気候が応えます。涼しい環境下に常にいられるようにしてあげてください。

ポリッシュローランドシープドッグの飼い方と注意点4:耳のケアも最低週1回は行おう

ポリッシュローランドシープドッグは垂れ耳です。垂れ耳の犬種は耳のケアを特に念入りにする必要があります。

垂れ耳故の耳の外的以上が見つかることもあるので、最低でも週に1回は、垂れた耳のケアを行ってあげましょう。

ポリッシュローランドシープドッグの飼い方と注意点5:叱るよりも言い聞かせるしつけを

ポリッシュローランドシープドッグはとても温厚な性格です。そのため、しつけの際に怒鳴ったり、叱ったりすると返ってトラウマになってしまいます。

犬のためにも、しつけの際は叱らず、言い聞かせたり、諭すように覚えさせてあげましょう。もの覚えの良い賢い犬なので、時間をかけずにしつけを覚えられます。

また、しつけをちゃんと覚えることで、辛抱強い性格になるという利点もあります。

ポリッシュローランドシープドッグの飼い方と注意点6:運動のしすぎには注意しよう

ポリッシュローランドシープドッグは運動量が少ないので、散歩が必須です。しかし、運動をし過ぎるのも、犬にとってはよくありません。

ポリッシュローランドシープドッグは股関節がとても弱いです。股関節が外れてしまうこともあるので、ドッグランでたくさん遊ばせる日は2週間に1度ほどが良いでしょう。

社交的な性格の犬なので、ドッグランでの素行は問題ありません。行く回数だけ気をつけてあげましょう。

ポリッシュローランドシープドッグについて深く知ろう

ポリッシュローランドシープドッグはとても利口な性格で、手のかからない犬です。しかし、長い毛や垂れた耳、他の犬と少し変わった体型など、特徴が多いです。

特徴が多いということは、気をつけることも多いということです。犬の特徴をよく知ることは、長く一緒にいるために大切なことです。

ポリッシュローランドシープドッグを飼う際には、飼い方の注意点やコツだけでなく、性格や特徴についても、よく調べ、理解してあげましょう。
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