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話題のミックス犬!ポメプーの4つの特徴や飼いやすさを解説

ポメプーとは?

近ごろの高まりを見せているポメプーとは、「ポメラニアントイプードル」の略称です。一般的にもポメプーで通じるでしょう。

JKCなどの各ケネルクラブで承認されている、純血種のポメラニアンとトイプードルのあいだに生まれたミックス犬です。

ポメプーに限らずミックス犬とは、種の異なる純血種犬同士で交配されていなければならないので、いわゆる血統書のない犬同士の交配で生まれた雑種犬とは、別のあつかいとなります。

ポメプーの特徴4つ

前の項目でも触れましたが、必ず純血種のポメラニアンとトイプードルから生まれた、ということがポメプーの最大の特徴です。

その見た目の可愛らしさから、数あるほかのミックス犬の種類の中でも、の高いのがポメプーと言えるでしょう。

それでは、どのような点が、人々を惹きつける魅力であるのかを紹介していきます。

ポメプーの特徴1:大のミックス犬

ミックス犬は、父犬母犬どちらの見た目や性格を大きく引き継ぐかは、その個体によって差があります。同時に生まれた兄弟犬でも、見た目に違いがあることもしばしばです。

ポメプーの他にも「チワマル」や「チワックス」といったミックス犬が、いま注目されています。

流行というと聞こえが悪いようではありますが、それも、他とは違う個性的な部分にが集まる理由からでしょう。

ポメプーの特徴2:とても小さい

ポメラニアンは超小型犬に分類され、トイプードルも小型犬なので、そのあいだに生まれた子犬は、成犬になってもあまり大きな犬には育たないことが特徴です。

平均的な体重は2kgから3kgで体高(地面からその犬の背中まで)は23cmから30cmと、かなり小さめです。

ミックス犬の大きさの目安としては、両親犬のサイズの中間程度と覚えておくと、ほかのミックス犬でもイメージしやすいでしょう。あくまでも目安ですので、例外もあります。

ポメプーの特徴3:ポメラニアンの特徴が出やすい

ポメプーの見た目は、ポメラニアンに似る傾向があるといわれています。いちがいにどちらかの特徴を多く受け継ぐとは断言できません。

両親犬ともに、毛の量が多めです。ポメラニアンは直毛、トイプードルは巻き毛のため、どちらに似るかまたはほどよく混ざり合う、という個体もいます。

ブリーダーから子犬を譲り受ける場合は、おや犬の特徴などを聞いてみたり、可能であれば実際に見せてもらうとイメージしやすいでしょう。

ポメプーの特徴4:毛色や毛質は様々

ポメプーは、ミックス犬の中でも毛色や毛質のバリエーションが豊かな犬です。ポメラニアンはストレートの長毛、トイプードルはくるくるの巻き毛が愛らしい犬種です。

また、トイプードルはカラーバリエーションが多いので、両者のあいだに生まれるポメプーも、毛色や毛質の種類も多岐に渡ります。

自分の好みにあった、可愛いポメプーを探すことができるでしょう。
ポメプーの毛色
  • レッド(赤みがかった茶色)
  • クリーム(黄味を帯びた白)
  • ホワイト
  • ブラック
  • アプリコット(濃いオレンジ)

ポメプーは飼育しやすい?

愛くるしいポメプーをぜひ飼ってみたいと考える人もおいでしょう。飼いやすい犬種とはいわれていますが、実際に飼うにはポメプーのことを知っておくことは大切です。

特に初めて犬を飼おうと考えている人には、お手入れや価格についてまとめてみました。
ポメプーの飼育に関する実態
  • ポメプーの寿命
  • ポメプーの価格
  • ポメプーの性格
  • 散歩の頻度・所要時間
  • しつけのしやすさ
  • お手入れ方法

ポメプーの寿命

家族の一員として迎えるからには、少しでも長く一緒に暮らしたいものです。そこできになるのは、ポメプーの寿命でしょう。

両親犬であるポメラニアンとトイプードルは、どちらも長生きをする犬種とされています。ミックス犬は相対的に長生きをするということで、おおよそ12年から15年ほど生きるといわれています。

これは、健康に過ごせた場合ですので、病気やケガ、または肥満などに気をつけて、健康管理をしっかりしてあげることが大切です。

ポメプーの価格

ミックス犬は広い意味での雑種となってしまうので、以前はブリーダーから購入するものでしたが、近年のの高まりで、ペットショップでも扱うようになりました。

価格の相場はブリーダーでは10万円から20万円、ペットショップでは7万円から18万円程度です。

しかしの経路は高めに価格が設定されていることもあります。特にトイプードルでもの高い毛色はポメプーでもがあります。

保健所や里親譲渡会などで探すことも可能です。その場合は、ワクチン接など諸経費がかかります。

ポメプーの性格

明るく陽気で人懐っこいのが特徴です。また、ポメラニアンの活発さとトイプードルのしつけのしやすさも受け継ぐ傾向があるので、飼いやすさではです。

どちらに似るかによって、好奇心旺盛か従順かに分かれますが、環境や育て方で多少の変化はみられます。

愛情を持って、元気なポメプーを育てましょう。

散歩の頻度や必要な時間

小型犬ですが活発なポメプーは、1日2回、15分から20分程度の散歩を欠かさないようにしましょう。

他の小型犬とくらべても、運動量は多めにとったほうが良いでしょう。家の中などで、ボールやおもちゃで遊んであげると運動不足の解消にもなります。

散歩は運動のためだけではなく、他の犬や人とのコミュニケーションをとるためにも大切なことです。外気の温度や天候には充分気を配って散歩をさせましょう。

ポメプーのしつけのしやすさ

人懐っこく好奇心があるので、しつけやすい犬種と言えます。ポメプーに限ったことではありませんが、犬のしつけで注意したいのは、あまり感情的にならず、大きな声を出さないことです。

「おすわり」や「お手」を教える時には、上手にできたら少し大げさなぐらいに褒めてあげると、犬は嬉しくてまたやろう、という気持ちになります。

根気よく「できて当然」ではなく「できたらすごい」という心構えでしつけをしましょう。

被毛のお手入れ方法や手間

ポメラニアンの特徴が強く出ると長毛よりに、トイプードルの特徴が出ると、くるくるのカールした被毛になります。いずれにしても、お手入れにはブラッシングは欠かせません。

抜け毛は比較的少ないといわれていますが、体調管理のためにもこまめにブラシをかけましょう。

シャンプーは2〜3週間に1度くらい、自宅でも可能です。カットは1ヶ月に1度くらいを目安にすると良いでしょう。トリマーにお願いできれば安心です。

ポメプーを飼育するときの注意点とは?

犬を飼うときには、きちんとしたしつけをする必要があります。ポメプーだからといって基本の飼育方法は、ほかの犬種と違いはありません。

しかし、超小型犬にも分類される点や、性格の部分からポメプーの飼育で気をつけたいことを、3点ほどあげてみました。

留守番やストレスを溜めやすい犬種

ポメプーなどミックス犬は、愛玩犬・ペット向けに人の手で交配されたため、懐きやすく甘えん坊の性格を有しています。

一人暮らしで犬を飼うときは、どうしても日中は家を空けがちになります。飼い主が帰宅すると、むやみに吠えたり噛んだり、執拗に遊ぼうとしたりします。

いいなり犬に付き合ってしまうと、犬も「自分の言うことは聞いてくれる」とおもい込み、わがままに育ってしまう可能性があります。

人間の生活ペースに合わせるように育てましょう。

無駄吠えのしつけをしっかり行う

ポメプーは陽気で人懐っこい性格ではありますが、無駄吠えをする傾向があります。これは、親犬のポメラニアンの特徴が強く出た場合です。

来客やチャイムの音、散歩のときにすれ違う人にいちいち吠えていては、飼い主も困ってしまいます。

無駄吠えをやめさせたいときは犬の気をそらす方法を試してみましょう。犬が吠えたときに物音をたてます。たいていの犬は一瞬鳴き止みますので、すかさず褒めます。

「鳴くのをやめると褒められる」を教えると効果があります。

飛び降りに注意する

犬は高い身体能力動物の持ち主ではありますが、ペットとしての小型犬は、特にそのように改良されてはいません。

ポメプーなど小型犬は、とくに段差には注意しましょう。飛び降りてケガをすることがあります。散歩中には注意をしても、家の中の段差には気づきにくいものです。

人間にとってはなんでもない高さでも、ポメプーには断崖絶壁のように見えています。部屋と部屋のさかい目、玄関と沓脱ぎの段差、ソファーなどにはスロープをつけましょう。

飼いやすいポメプーはペットに!

体の小さいポメプーは力も弱いので、飼う人の年齢や体格を選びません。その点では、飼いやすい犬種と言えるでしょう。

性格も親犬のトイプードルがもともと飼いやすい犬種ですので、その点でも安心です。血統書の有無や、純血腫へのかだわりがないのであれば、ミックス犬もです。

可愛らしさに優劣はありませんが、個性的な姿を魅力ととらえるならば、毛色や毛質のバリエーションが豊富なポメプーはまさにピッタリでしょう。

文字通り世界で唯一の我が家の可愛いペットとして、ポメプーを迎えてあげてはいかがでしょうか。
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