ロングコートチワワの性格とは？特徴と飼育方法を詳しくご紹介

手のひらに乗ってしまうほど小さなチワワは「世界最小の犬」として知られ、日本のみならず世界でもの犬種です。被毛の長さから「スムースコートチワワ」と「ロングコートチワワ」の2タイプがあります。

チワワという名前は、メキシコにあるチワワ州にちなんで付けられました。チワワの原産国が確定したのは2013年以降、スウェーデンにある王立工科大学のDNA調査によって、古代からメキシコで飼われていた犬「テチチ」がチワワの祖先犬であることが判明しました。

紀元前500年以降、マヤ族によって飼われていた小型の古代犬テチチは、宗教儀式に使われていたことがアステカの寺院やピラミッドの遺跡に残された彫刻などでわかります。

テチチの特徴は、マズルと脚が長くチワワのような立耳と垂れた尻尾、スムースコートで毛色はブラウン、ブラック、ブラウン&ホワイト、ブラック&ホワイト、クリームなど、チワワのように小型で性格は活発で人懐こかったといわれます。

そんなテチチは、ペルノチワワーノと呼ばれるチワワの山に住む犬と交配されたことで、現代のチワワの基礎犬が産生されたといわれています。

19世紀初期に、メキシコ国境近くにある街で販売されていた小さな犬がチワワの祖先犬だといわれています。

日本ではロングコートチワワのが高く、海外ではスムースコートチワワを愛してやまないセレブも多いようです。チワワのルーツをたどると、初期のチワワは「スムースコート」しか存在していないことがわかりました。

初期のチワワはスムースコートで、脚長で耳が大きいく、原種テチチに近い姿をしていました。

19世紀半ばからアメリカでチワワの品種改良が進められ、短毛種のスムースコートチワワにパピヨンやポメラニアンを交配することで、長毛種のロングコートチワワが生まれました。

近年どちらのタイプも、コンパニオンドッグとして世界で愛されています。

ロングコートチワワの値段は150,000円税抜～300,000円税抜ですが、珍しい毛色は値段が高いです。

近年ペットショップでは「マイクロチワワ」という品種改良された極小チワワも購入できるようになり、価格は500,000円前後税抜で販売されています。

野生に生息していた犬の血を引くチワワは、見た目の可愛らしさから想像できないくらい、とても勇敢でアクティブな犬種です。

チワワは、とても賢く警戒心が強い犬種です。初対面の相手には懐きにくいですが、飼い主の愛情は独占したい忠誠心を尽くすタイプです。そのため、飼い主が自分以外を相手にすると、嫉妬することも多々あります。

個体差はありますが、チワワは基本的にとても活発で、警戒心が強く知的能力が高い性格です。

ここでは特徴的なチワワの性格を紹介します。

遊ぶことが大好きで好奇心旺盛で活発な性格のチワワは、1日20分くらいの散歩で充分ですが、単なる「歩きの散歩」だけではなく、好奇心を満足させられるように工夫します。

嗅覚が鋭いため、公園や山など自然豊かな環境へ連れて行き、さまざまな匂いを嗅がせてあげることも犬にとって大切です。

体が小さなチワワは、飼い主と遊ぶだけでも充分な運動量になりますが、散歩に行くことで気分転換になりストレスも解消されます。

チワワは、好奇心が旺盛な性格で適応能力に優れています。

好奇心旺盛な性格のロングコートチワワは、とても賢く学習能力が高い犬種です。色々なことに興味を持ち、愛する飼い主の行動や言葉を理解しようとします。情報がどれだけ詰め込まれているのだろうと思うくらいによく覚えます。

小さな体全体で思い切り愛情を表現をするチワワ、その潤んだ大きな瞳で見つめられれば、誰でも虜になること間違いなしです。またチワワは独占欲が強い性格で、信頼し心開いた相手にピッタリくっつき甘えます。

警戒心が強く懐きにくいといわれますが、その警戒心が解けた相手ならばくっついて離れません。

チワワを上回るほど独占欲が強い性格の犬種は、少ないかも知れません。