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犬にブラッシングをする方法|嫌がる犬をブラッシングに慣らすコツ

更新日:2023年12月14日

愛犬のブラッシングのためには、その犬の毛質や生え方を知って、それに合わせた道具と方法でブラッシングをしてあげる必要があります。愛犬とのコミュニケーションや健康管理にも重要な意味のあるブラッシングについて、躾や方法など詳しく紹介します。

犬にブラッシングをする方法|嫌がる犬をブラッシングに慣らすコツ

なぜ犬にブラッシングをするのか

犬にブラッシングをしてあげる意味というのはいくつかあります。

長期的に見た健康や主従関係といった部分や、毛玉などを取り除き見た目を整えるといった短期的な意味まで、6つの理由を紹介します。

なぜ犬にブラッシングをするのか1:外見を整える

犬の毛並みというのは千差万別で、ほとんど毛の無い種類から長毛の種類まであります。

時期によって毛が生え代わる種も数多いですので、種類によってブラッシングの必要性に差がありますが、ほとんどの種類にブラッシングは必要といえます。

特に長毛の犬場合ブラッシングを怠ると、毛同士が絡まったりぼさぼさになってしまい見た目が悪くなりがちです。

ブラッシングを行い見た目を整えてあげることで、犬自身も嬉しくなれば、短毛種であっても定期的にやってあげる効果はあります。

なぜ犬にブラッシングをするのか2:体調を管理する

犬のブラッシングというのは、見た目的には毛をとかしてあげているだけに見えるかもしてませんが、犬の体にも効果があります。

まず第一に、毛を適度に引っ張ったりするという動作の影響で、犬の皮膚付近の血行が促進されるという効果があります。

ブラッシングをしながら、犬との落ち着いたコミュニケーションの時間と、体のチェックの時間を定期的に確保することで、もし犬の体に異常が発生していたとしても、いち早く発見することも可能になります。

このような犬の体調管理という面でも、ブラッシングには重要な意味があるといえます。

なぜ犬にブラッシングをするのか3:飼い主との関係性を築く

ブラッシングをしっかり丁寧に行うためには、犬の方は大人しくしているだけでなく、体を飼い主に預ける必要があります。

この体を預ける信頼関係と、それにブラッシングで応える飼い主の行動が合わさることで、犬と飼い主の間に深い絆が生まれることになります。

もちろん、ブラッシングをする人間の方が主導権を握る必要があるため、主従関係という意味でも、理想的な関係を作るためにブ、ラッシングは有効な手段の一つになります。

躾の一環として、小さい頃からブラッシングを教えて慣らせるというのも有効です。

なぜ犬にブラッシングをするのか4:ノミやダニを除去する

ブラッシングをすることで、毛や皮膚についたゴミや寄生虫などを取り除くことで、直接的に健康を促進することも効果の一つです。

特にノミやダニなどは、血を吸ってかゆみの原因になるだけでなく、病気の媒介などいくつもの健康被害があるため、取り除くことはとても重要です。

長毛種でなくても、ノミやダニを犬自身が取り除くというのは難しいですので、時期や環境的にそういったものが付きやすい時には、毛の長さなどに関係なくブラッシングをしてあげるようにしましょう。

なぜ犬にブラッシングをするのか5:犬をリラックスさせる

ブラッシングは適切な方法と道具でやってあげることで、とても気持ちの良いものになります。

見た目などの理由よりも、犬自身が感じる第一の感想はこの気持ちよさです。ブラッシングの時間が犬にとって気持ちよく、リラックスもできる時間であれば、心身共に充実した時間になります。

犬のストレス解消やという意味で、ブラッシングには大きな意味がありますので、ブラッシング好きな犬になってもらい、定期的にそれをやってあげる関係が作れると、犬はとても幸せです。

なぜ犬にブラッシングをするのか6:抜け毛を除去する

犬には、暑い時期や寒い時期に合わせて毛を生え変わらせる種類が数多く居ます。

ブラッシングはそういった生え変わりの手伝いの効果がとても高いため、やるかやらないかで大きな差ができます。

抜け毛を除去するのみだけでなく、集めて処理しやすくもしてくれますので、飼い主の方から見てもブラッシングの効果があります。

犬の方からしても、抜けた毛が取り除かれればそれだけでも気持ちいいですので、毛の生え変わりの時期は、普段以上にブラッシングの必要性が高まっている時期といえます。

犬種によって異なる被毛の生え方とは?

犬の被毛の生え方は大きく分けて2種類あります。

シングルコートとダブルコートで、今飼っている犬やこれから飼うつもりの犬が、どちらの生え方でどういう特徴があるのか知っておきましょう。

シングルコート

シングルコートの生え方をする犬は、オーバーコートと呼ばれる体の表面を覆うための上毛のみが生えている種類です。

ヨークシャテリア、マルチーズ、プードルなどが代表的です。年間通してこのオーバーコートのみで生活するため、毛の生え変わりがほとんどないことから、抜け毛が少ない種類になります。

生え変わらないということは、毛玉になっても処理をしてあげないとずっとそのままということにもなりますし、生え変わらない分、人の髪の毛のように常に伸び続ける種類も多いです。

カットとブラッシング両方重要な種といえます。
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初回公開日:2019年08月06日

記載されている内容は2019年08月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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