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どうして犬はキスするの?犬がキスする理由と愛情表現をご紹介

更新日:2024年03月12日

愛犬からの熱烈なキス。飼い主にとっては特別で幸せなひと時ですよね。でもそれって、犬からしたらどのような気持ちで行っているのでしょう?愛情表現?本当にそれだけなのでしょうか。今回は、犬がキスをする理由について調べてみました!

どうして犬はキスするの?犬がキスする理由と愛情表現をご紹介

犬がキスする理由

犬好きの人ならば、犬とのスキンシップの中で顔や口元に熱烈なキスを受けたことがある人がほとんどなのではないでしょうか。人間ではキスは「愛情表現」や「挨拶」の方法として使われていますが、犬のキスにはどんな意味があるのでしょうか。

犬がキスをする理由について、ご紹介したいと思います。

犬がキスする理由1:愛情表現

犬がキスをする理由の1つ目は「愛情表現」です。

既に信頼関係のある犬同士や飼い主の場合、体全体で喜びを表現しながらぺろぺろと激しく舐めまわします。相手を舐めることで、愛情を伝えているのです。

また実は、犬は舐めることで神経伝達物質であるエンドルフィンを分泌します。これは別名「脳内モルヒネ」と呼ばれ、苦痛を和らげ多幸感を得ることができるのだそうです。愛情を伝えながら、自身も幸せな気持ちになっているのかもしれません。

犬がキスする理由2:おねだり

次に「おねだり」です。これは犬の先祖である狼からの習慣に基づいています。

乳離れしたばかりの子供の狼は、母親や群れの大人の吐き戻しを食べますが、その際のおねだりの合図として口元を舐めます。子供が口元を舐めることでその刺激が伝わり、吐き戻しが起こります。その本能の名残から、犬は何か欲しいものがあるときにキスをしてきます。

犬がキスする理由3:相手の怒りを収める

犬のキスには、相手の怒りを収めるための許しを請う行為の意味もあります。

犬のイタズラを叱ったときなどに、口元を舐めてきた経験はありませんか。あれには「まぁまぁそんなに怒らないでよ」という意味が込められているのです。

確かに、愛犬に申し訳なさそうな顔でキスをされたら怒りもどこかに吹き飛んでしまいます。

犬がキスする理由4:人の口元に食べ物が付いていたり匂いが残っていたりする

犬の嗅覚は人間の100万倍〜1億倍といわれるほど敏感です。もし愛犬が口周りをくんくんと嗅ぎ、味わうようにぺろぺろと舐めてきたら、それはただ単に食べ物の匂いが残っていただけかもしれません。

ただ気をつけたいのは、私たちが普段何気なく食べているものが犬にとって有害な場合があるということです。代表的なものはチョコレートや玉ねぎです。最悪死に至るケースもありますので、注意してください。

犬がキスする理由5:甘えている

犬は出産の際、羊膜に包まれた状態で生まれてきますが、母親はそれを舐めとり体を綺麗にしてくれます。また排尿や排便も、舐めることで促されます。つまり舐めるという行為は、犬にとって母親から受ける最初の愛情表現ということになります。

このことから、犬のキスには子供が親に甘えるような意味も含まれていると考えられます。

犬がキスする理由6:あいさつ

初めて会う犬同士や、外出先から帰った飼い主に対して犬はよく鼻キスをします。これには「挨拶」の意味が含まれています。お互いの匂いを嗅ぐことで、情報伝達を行うのです。

また、最近では犬の鼻キスには、食べ物の在り処を伝える意味もあることが実験で示唆されました。帰宅時の鼻キスには、どんなものを食べてきたのか探る意味もあるのかもしれませんね。

犬がキスする理由7:敵意がないことを表す

顔をぺろぺろと舐めてくる行為には、あなたに敵意はありませんよという意味もあります。

初対面などであまり空気がよくないときなど、相手をなだめるように舐めます。

犬がキスする理由8:敬意を払っている

次のページ:犬の愛情表現5選

初回公開日:2019年08月27日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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