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犬が舌を出すのはなぜ?理由6つ|出しっぱなしの舌の対処法

更新日:2024年03月14日

愛犬が舌を出しているとき、どのような理由で舌を出しているのか疑問を感じたことがある人は多いのではないでしょうか。この記事では犬が舌を出す理由と、犬が舌を出しっぱなしにしているときの対処法について詳しくみていきます。ぜひ読んでみてください。

犬が舌を出すのはなぜ?理由6つ|出しっぱなしの舌の対処法

犬が舌を出す理由7つ

犬が舌を出すときの表情は可愛らしく癒されますよね♪しかし犬が舌を出している状態は自分をかわいく見せようとしているわけではなく、体温調節をしていたり精神的な不安を表していたりとさまざまな意味があります。

ここからは犬が舌を出す理由を7つ紹介していきます。犬が舌を出している理由を知って、大切なペットへの理解を深め、適切な対応ができるようにしていきましょう!
  • 犬が舌を出す理由1:体温調節
  • 犬が舌を出す理由2:興奮している
  • 犬が舌を出す理由3:精神的に不安
  • 犬が舌を出す理由4:カーミングシグナル
  • 犬が舌を出す理由5:リラックスしている
  • 犬が舌を出す理由6:短頭種によるもの
  • 犬が舌を出す理由7:ストレス

犬が舌を出す理由1:体温調節

犬が舌を出すときには体温調節をしている場合があります。犬は汗腺が少なく体温調整が得意ではないので舌を出すことで体温を調節することが多いです。

舌の水分を蒸発させて身体を冷やす行為はパンティングと呼ばれていて、パンティングをするとき犬は「はーはー」と呼吸をするので、少し苦しそうに見えるときがありますが体温調整をしているだけなので多くの場合心配はありません。

犬が舌を出す理由2:興奮している

犬が舌を出すときにはいつもと違う状況におかれて精神的に興奮していたり散歩や運動をしたりして興奮状態になっている場合があります。

精神的に興奮しているときは興奮状態になっている理由を見極め興奮した犬を落ち着けるために適切な対処をし、散歩や運動で興奮状態にあるときにはパンティングで体温調整を行っている場合も多いので様子をみるようにしましょう。

犬が舌を出す理由3:精神的に不安

犬が舌を出すときには精神的な不安を感じている場合があります。不安で呼吸数が増えた結果舌がでてしまうのは、人間が不安から貧乏ゆすりをしてしまうのに近く、いい状態ではありません。

精神的不安を感じてしまう状況をできる限り作らないようにすると、犬の精神が安定し穏やかでいられるので犬も飼い主も幸せな気分で過ごせるようになり、犬は舌を出す頻度が減っていきます。

犬が舌を出す理由4:カーミングシグナル

犬がペロペロと唇を舐めるように舌を出すときには飼い主や他の犬に対してカーミングシグナルをだしている場合があります。

カーミングシグナルとは言葉を話すことができない犬が心理状態を示すサインのことで、ペロペロと唇を舐めるように舌を出しているときには、相手に対して落ち着いてほしいと思っています。

犬から落ち着いてほしい時のカーミングシグナルを送られていることに気付いたら落ち着いて犬と向き合いましょう。

犬が舌を出す理由5:リラックスしている

犬はリラックスをしているときにも舌を出す場合があります。リラックスして口の周りの筋肉が緩んで舌が出る状態は、寝ているときや安全で安らげる場所にいる場合に起こりやすいです。

飼い主の側でリラックス状態になり舌が出る犬は、飼い主のことを心の底から信頼することができている幸せな犬です。犬が側でリラックスしているときには頭をなでたりして幸せな気持ちを共有していきましょう。

犬が舌を出す理由6:短頭種によるもの

パグやブルドッグ、シーズーなどの短頭種は舌を出している時間が他の種類の犬に比べて多いので心配になる飼い主が多いですが、短頭種の舌を出している時間が長いのは骨格によるものの可能性が高いです。

短頭種は頭蓋骨の幅に比べ鼻の長さが短い種類で鼻が短い分口の中の面積も狭く、他の種類の犬に比べて体温調整が苦手なので身体の熱を逃がすためにパンティングを長くする必要があり、舌を長い時間だしています。

犬が舌を出す理由7:ストレス

犬が舌を出すときにはストレスを感じている可能性もあります。ストレスを感じて舌を出しているときには自分の舌で鼻や口の周りを舐めることが多いです。

犬にとってストレスを感じ続けている状況は悪影響なので、犬がストレスを感じている状態を落ち着けるために舌を出していることに気付いたら、抱っこしたり違う場所に移動したりして気分転換をさせてあげるようにしましょう。

年を取った犬が舌を出す理由

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