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犬が悲しいのはどんなとき?悲しいときにみせる表情や行動7選

更新日:2024年03月15日

犬は人間と同じような感情をもっている動物なのでしょうか?今回は、「犬が悲しむときの心理」について迫っていきます。犬の「悲しい」という気持ちを把握しておくことで、これからペットライフをスタートさせる方は、より深く犬の心を理解して楽しく暮らせるでしょう。

犬が悲しいのはどんなとき?悲しいときにみせる表情や行動7選

犬が悲しみを感じる理由

ペットブームとなって犬を飼う家庭が増えつつある現代です。ペットとして親しまれている犬は、喜びに反して悲しみを感じるときがあります。

犬も悲しいと感じることがあり、それにも理由が隠されていますので、今回ご紹介していきましょう。

犬が悲しみを感じる理由

  • 喪失感
  • 飼い主に共感
  • 期待はずれだったとき

犬が悲しみを感じる理由1:喪失感

犬には「悲しい」という感情があります。喪失感という心が芽生えると犬も態度で悲しみを表現します。

たとえば、永年連れ沿った飼い主が亡くなってしまった時、犬は喪失感をあらわにすることがあります。大事であった飼い主という存在が消え、よりどころがなくなってしまい悲しいあまりに喪失した態度で鳴き声をあげることがあります。

また、むを得ず飼い主が変わってしまった際などにも、犬は喪失感を抱いて態度や鳴き声として表現します。

犬が悲しみを感じる理由2:飼い主に共感

犬には人間と似た感情意識があります。喜びや悲しみも飼い主と一緒に共感できるのが犬です。

飼い主が笑顔で喜んでいれば、愛犬も一緒になって喜ぶ行動をします。尻尾を振ったり、かわいい鳴き声をあげることもあるでしょう。

反対に飼い主が悲しい顔をしていると慰めるかのような行動をとる犬も存在します。そして、飼い主に寄り添うように近づき、飼い主の悲しみを忘れさせてくれるでしょう。

犬が悲しみを感じる理由3:期待はずれだったとき

予想がはずれると犬もそれ相応の態度で示します。期待していた事柄が叶わなかったとき、犬はそっけない態度で感情を表します。

大好きな餌がもらえると思っていて、結果が叶わなかった際にも犬の態度はわかりやすいです。犬自身の脳にも物事を多少予測する機能があるため、想定以下の現象が起きた場合にがっかりとした態度をとることがあります。

悲しいときの犬の行動

感情の起伏がある犬には特有の行動があります。わかりやすく7つの犬が悲しいときの行動をご紹介しましょう。

喜んでいるときには見せない犬の行動ですので、これからペットライフをスタートする方は必見の内容です。ぜひ、飼い主として犬の気持ちを把握しておきましょう。

悲しいときの犬の7つの行動

  1. 人間と同じく声を詰まらせて鳴く
  2. 前足に顎を乗せ腹ばいになる
  3. 食欲不振や元気喪失
  4. 諦めた様子を見せて無反応に
  5. 尻尾や表情に力がなくなる
  6. 指示に従わなくなる
  7. いたずらや問題行動が増える

悲しいときの犬の行動1:人間と同じく声を詰まらせて鳴く

犬は悲しいとき、すねるように悲しい鳴き声をあげる物です。人と同じように声を詰まらせて鳴きます。

たとえば、長時間離れていたご主人と会いたいときに犬は大声で鳴くことがあります。日常の鳴き声とは異なるため、飼い主でなくとも「何かを求めている」という状況が読み取れるでしょう。

人間とは違って犬は理性を抑えることをしませんので、周囲を気にせずに大声で鳴きわめくことさえ起こります。

悲しいときの犬の行動2:前足に顎を乗せ腹ばいになる

人の気持ちがわかる犬は飼い主の悲しみを感じた際、前足を顎に乗せて腹ばいの姿勢をとることがあります。

悲しみのあまりに体全体で気持ちを表現し、周囲へ感情を大きくアピールします。会話ができない代わりに身体や声を使って周囲へ「今現在が悲しい」ということを精一杯に訴えかける生物が犬です。

飼い主に叱られた際にも上記のような態度をとることもありますので、悲しみを汲んであげましょう。

悲しいときの犬の行動3:食欲不振や元気喪失

何を考えているのかを判別しやすい動物が犬です。食欲がなく元気もないとき、犬はそっけない態度をとります。

大好きな餌でも食べる素振りを見せなかったり、元気を感じない様子もあります。大好きな飼い主が傍にいても喜んでいる態度を見せず、空虚に存在しているときもあるでしょう。

やはり、人間と同じく感情がたくさんあるのが犬ですので体調が悪くなくとも食欲不振や、元気がないときもあります。
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