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初心者でも簡単!犬の外飼いの方法|餌/トイレ/鎖/寒さ対策

初回公開日:2017年11月02日

更新日:2017年11月02日

記載されている内容は2017年11月02日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

最近では室内犬が多く見られますが、今でもライフステージの変化によって庭で外飼いをすることもあります。ここでは、外飼いが選ばれる理由から、外飼いに向いている犬種、そして外飼い時の注意点(しつけや環境作りなど)を紹介します。

初心者でも簡単!犬の外飼いの方法|餌/トイレ/鎖/寒さ対策

犬の外飼い方法を紹介!

現在では、ライフスタイルの変化に伴い、外飼い犬から室内犬が多く見られるようになりました。とはいえ、今でも外飼いの犬は根強く見られます。ここでは、そんな外飼いが選ばれる理由や、外飼いの注意点をみていきます。

外飼いのメリット(簡単さ・手軽さ)

今でも、昔ながらの外飼いされている犬を見かけることがあります。外飼いを選ばれる理由には、飼い方の「メリット(簡単さ・手軽さ)」があります。

メリットとしては、抜け毛で家の中が汚れない、番犬になる、人の食べ物を欲しがらない、家具や建具を壊されない、日光浴ができる、犬を介した病気にかかりにくい、動物特有の臭いが家の中に付かない、などがあります。また、留守がちの家庭の場合、室内よりは外の方が犬には刺激になります。

外飼いにオススメの犬種

犬にはさまざまな種類があり、性格や体の作りから内飼い向きと外飼い向きがあります。特に、日本の天然記念物に指定されている6犬種(柴犬、秋田犬、北海道犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬)は狩猟犬のため、他の犬種よりも高い身体能力と日本の気候への耐久性が強いと言われています。

いわゆる日本犬はこの6犬種に加え、狆、日本スピッツ、日本テリア、土佐犬も入ります。日本犬は、忠実で警戒心が強い性格から番犬向きとも言われ、外飼い犬としてはオススメです。

一方、洋種犬で外飼い向きな犬種は、コーギーやラブラドール・レトリバーになります。コーギーの中では、ウェルシュ・コーギーが賢く、明るい性格であるため、躾もしやすく、無駄吠えもしにくい犬種となります。また、ラブラドール・レトリバーは、とても人懐こく愛嬌の良い犬です。人を襲いにくい性格であり、噛みつくといったご近所トラブルを起こしにくいです。

外飼いの餌のあげ方

犬を外飼いする場合は、餌のあげ方に注意する必要があります。まず、餌を置き餌にしないでください。置き餌にして、外に餌を置いたままにすると、虫がわいたり餌が腐ったりします。誤って、口にしてしまう可能性があるので、犬種と年齢に合った餌の量を毎食ごとに必ずあげるようにします。餌を入れる容器は、ステンレス製で口が大きく底が浅いものがベストです。

フェンスの設置

最近では、犬が脱走したことによるトラブルを耳にしたり、逃げて人を襲った飼い犬が、警察官に射殺されるという悲しいニュースもあります。 犬が庭から飛び出さないように、簡単に飛び越えられない高さの柵で庭を囲う必要があります。

また、少しでも隙間があると、目に入った外のボールなどに興味を引かれて出ようとしてしまいます。雨が降り地面が緩くなっていると、穴を掘って屋外に出てしまう可能性もあります。

【初心者向け】犬の外飼いでの注意点と対策とは?

道具:リードの長さ調節

外飼いの際に、まず気をつけることは、リードの長さです。犬を外飼いされる家庭の多くは、庭にフェンスや塀があります。そのため、意外とリードの長さを長くしている場合があります。

飼い主の方にとっては、庭を自由に動けるようにしたいという気持ちなのでしょう。しかし、リードが長いために、道行く人や隣家に届いてしまう可能性があります。外飼いされている犬が、故意ではなくとも誰かを傷つけてしまうことや、逆に悪意のある人から悪戯を受けてしまう危険性もあります。

ご近所や通行人、そして愛犬自体を守るために、リードの長さを適切にすることが大切です。

オススメのリード

ターキー KR ドッグワイヤープラス L 4M

ナスカンが外れにくい仕組みとなっており、外飼いにも安心なワイヤーリードです。ステンレス製なのでサビにも強く、頑丈なのでオススメです。

ほとんど家のなかですが、一時的に使用するため購入しました。
犬は雑種中型犬、体重19キロほどです。
はじめにポールを2年ほど前に購入していて同じメーカーだったためちょうど良かったです!
長時間、数年使用していないので、劣化具合は分かりませんが、前回違うメーカーのものをずっと外に置いていたため1年ほどで切れてしまいました。
その為、使用しないときはしまっています。
比べると少し太いですし、作りもしっかりしているように感じます。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2XULSO746HF... |

しつけ編:トイレのさせ方

犬は自分のテリトリーを汚したくないので、きちんとトイレ場を作ってあげて、そこで排泄させる必要があります。外飼い犬の場合、トイレトレーニングのポイントは、決めた場所以外では排泄させないことと、成功したときに褒めてあげることです。

庭の希望の場所にトイレ用スペースを設けて、そこをフェンスなどで囲います。トイレのタイミングを見計らって、トイレ場に連れて行きます。そして、トイレ場に入れたら、排泄するまで待ちます。排泄ができたら、ご褒美をあげて褒めてあげます。

もし、トイレのタイミングが合わなかった場合は、小屋に戻してあげます。そしてまた、タイミングを見て、トイレ場に連れて行きます。これを繰り返していくうちに、庭の決めたトイレ場で排泄するようになります。

しつけ編:吠え方のコントロール

犬を外飼いする上での悩み・困りごと、またご近所トラブルの火種に最もなりやすいのが「吠え癖」です。とはいえ、犬にも吠える理由があり、その犬がどんな性格なのかによっても吠え方は変わってきます。特に多いのは、要求吠え、威嚇吠え、不安吠えです。

要求吠え

要求吠えは、散歩に行きたい、おやつが欲しい、遊びたいなどのときに吠えます。この要求吠えは、優しい飼い主さんほど起こりやすくなります。要求吠えは、犬をしつける前に、まず飼い主の方自身の行動を見直すことが大切になります。

要求吠えをコントロールするには、無視が効果的です。吠えられても、一切のリアクションを取ってはいけません。厳しいですが、視線を向けるだけでも要求に応えたことになってしまいます。犬が最後に吠えてから1分間、完全に無視し続けるのが重要になります。

威嚇吠え・不安吠え

威嚇吠えは、犬自身のテリトリーに家族ではない人や犬が入ってきた場合に、吠えて追い払おうとする行動です。

威嚇吠えの場合は、無視するとかえって状況を悪化させてしまいます。犬は威嚇して追い払ったことで自分は強いと考え、より一層威嚇する可能性が高くなります。威嚇吠えの場合は、来客の方に頼んでおやつをあげてもらうのもいいでしょう。

また、犬に対して吠えている場合は、吠えられても動じずにいる犬に近くにいてもらい、他の犬がいる状況に慣れさせるなどの方法もあります。ただ、威嚇吠えや不安吠えの場合は、何が刺激になるのかはさまざまなので、注意深く観察してあげることが大切です。

外飼い犬は、室内犬よりも飼い主と距離ができやすいため、吠えたら叱るのではなく、吠えさせない環境を整えてあげることが大切になります。

環境整備編:臭い対策

犬を外飼いする場合、トイレの臭いが問題になってきます。特に夏場の排泄物の臭いは、近隣の方への配慮が非常に必要となります。一方で、犬は自分のテリトリーを汚したくない性質があるので、庭の一角にきちんとトイレのスペースを設けてあげる必要があります。確保したトイレの場所に、ペット糞尿ニオイ消臭バイオ製品などを使うことをオススメします。

たとえば、株式会社チャフ・スカラップの「ペット糞尿のニオイ消臭用」(リンク参照)は、有機微生物の作用によって自然に糞尿のニオイを消臭します。同商品は、納豆菌群を利用しているので、誤って犬が舐めても問題ありません。また、使用後はそのまま土になるので、とても扱いやすい商品といえます。

犬の排泄物の臭いはキツイので、公共の公園や電柱などにさせずに、自宅できちんと処理しましょう。

環境整備編:熱中症対策

夏場は熱中症にならないように、多くの方が気を付けます。犬もまた熱中症にかかります。特に外飼い犬の場合、夏場の適切な環境作りが重要になります。環境作りで最も重要なことは、日陰を作ることです。大きなケージや犬小屋を日陰で風通しの良い場所に設けます。ケージや犬小屋が無理な場合は、簾などを上手く活用し日陰を作りましょう。

日陰を確保できたら、そこに愛犬がゆっくり休めるスペースを作ってあげます。レンガやペット用のクールマット、ペット用の石材を敷くといいでしょう。意外にも、石材を好む犬が多いです。

そして、飲み水ですが、基本的に硬水でなければ普通の水道水で問題ありません。もし熱中症が心配ならば、犬用のスポーツドリンクを併せて使うのをオススメします。ただし、人間用のスポーツドリンクをあげることは、控えましょう。犬にとっては、含まれている塩分や糖分が多いためです。

環境整備編:寒さ対策

外飼いしている場合、夏場だけでなく冬場にも環境作りが必要になり、犬小屋の内外や食事に配慮してあげることが大事になります。

まず、犬小屋の中では毛布などを敷くだけでなく、断熱材を敷いてあげると良いでしょう。たとえば、敷いた断熱材も噛まないように、断熱材の上に段ボールをさらに敷き、毛布をかければ、十分な寒さ対策になります。

次に小屋周りです。小屋周りには直接、強い北風や雪が吹かないようにブルーシートや段ボールで囲んでください。また、犬小屋の入口が、風を真っ向から受けないように配置してください。

そして、食事ですが、犬も人と同じように温かいご飯をあげてください。最近のドッグフードは栄養バランスが非常に優れていますが、愛犬もときには暖かいご飯で体が冷えないように健康管理を工夫してみましょう。

環境整備編:設備、道具類、その他

家庭菜園

好奇心旺盛な犬は、思いもよらないことをする場合があります。犬を外飼いし、かつガーデニングや家庭菜園などで植物がある場所は、基本的にフェンスなどで囲うようにしましょう。その理由としては、その場所自体が犬に荒らされないようにするため、また毒性のある植物を誤って犬が口にしないようにするためです。

草花でいえば、紫陽花、朝顔、サツキ、ツツジ、シクラメン、チューリップ、日々草、パンジーなどは庭を彩ってくれますが、犬にとっては危険な植物です。家庭菜園の定番ともいえるトマト、ナス、ネギも犬の健康を脅かしてしまいますので、注意が必要です。

倉庫・物置

外飼いの犬にとって、庭にある倉庫や物置は思わぬ危険があります。最近では家庭菜園をされている方も多く、犬が誤って飲み込んでしまいそうな農薬や除草剤などをお持ちでしょう。そういった薬液は必ず倉庫や物置にしまい施錠し、庭には置かないようにします。またすきや熊手などの道具も、犬が怪我をする危険性があるので同じように扱ってください。

以下、犬にとって危険な薬品を紹介します。

人間用の薬中毒
 解熱鎮痛薬に含まれるアセトアミノフェンは、少量でも中毒症状をきたします。大量摂取による人間の死亡例もありますので、絶対に与えないようにします。また関節炎、生理痛、発熱、炎症部位の鎮痛に用いるイブプロフェンを含む薬も厳禁です。

ニコチン中毒
 乳幼児ではタバコ0.5~1本に相当する10~20mg、成人ではタバコ2~3本に相当する40~60mgを、溶液にして直接飲んだ場合、急性中毒に達します。犬の大きさにもよりますが、タバコ1本でも食べてしまうと中毒を起こすと考えてよいでしょう。

エッセンシャル・アロマオイル
 エッセンシャルオイルやアロマオイルに含まれる植物成分が、時に中毒症状を引き起こします。オイルが皮膚に直接触れ、犬の体内に大量に吸収された場合は急性中毒、そして空気中に揮発した成分を呼吸器から吸い込んだ場合は、体内にゆっくりと蓄積された有害成分によって慢性中毒を起こします。

出典: http://www.koinuno-heya.com/byouki/poison.html#two |

池・水たまり

庭のデザインの一つとして小さな池があるご家庭もあり、これは外飼いされている犬にとっても良い遊び場になります。しかし、こういった池は夏になると、ボウフラ(蚊の幼虫)の繁殖場になる可能性が高いです。これは、使ったバケツなど雨水が溜まる容器なども同様です

そして、成長した蚊が発生すると、フィラリア症の危険性も高まります。池を使わない場合は池を埋めるか、あるいはフェンスなどで犬が立ち入れないようにすることでフィラリア症の予防に繋がります。

以下、犬のフィラリア症について簡単に紹介します。

犬のフィラリア症とは、寄生虫の一種であるフィラリアによって引き起こされる症状全般を指します。犬に寄生するのは「犬糸状虫」(いぬしじょうちゅう, Dirofilaria immitis)と呼ばれる種で、犬の心臓(右心房/うしんぼう)と肺動脈(はいどうみゃく)を最終的な住みかとします。

犬のフィラリアには急性と慢性があり、慢性フィラリア症では以下のような症状が見られます。なお、急性フィラリア症(大静脈症候群, ベナカバシンドロームとも)と呼ばれる症状は、赤褐色の尿、元気が無くなる、黄疸(白目や歯茎が黄色くなること)、呼吸困難などを特徴としており、放置すると死にいたりますので、早急に獣医さんの診察を受けましょう。

出典: http://www.koinuno-heya.com/byouki/parasite/filaria.html#one |

BBQなどの火の管理

最近では、旅行といえば「安(費用が安い)・近(距離が近い)・短(日程が短い)」が叫ばれているため、手ごろに済むキャンプやバーベキューセットのアウトドアグッズを持つ方が増えています。

バーベキューなどは庭先でも楽しむことができます。けれども、楽しいのは犬も同じなので、匂いにつられて思わず鉄板の上に乗ってしまう危険性もあるため注意して下さい。また落葉の秋に、庭で焚き火などをする際は犬が悪戯しないように気を付けましょう。

外飼いライフで、愛犬と共に素敵な毎日を!

外飼いに向いている犬種と、外飼い時の注意点を紹介してきましたが、いかかだったでしょうか。外飼いの場合は、最初にきちんと庭の環境を整えてあげることで、犬も飼い主の方も楽しく過ごせます。室内犬から外飼いにしようかと考えている方や、初めて犬を飼われる方も外飼いライフで素敵な毎日を送ってみましょう。

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