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気品溢れるラフ・コリーの特徴とは?性格や飼い方などもご紹介

更新日:2023年11月30日

もともとはスコットランドの牧羊犬だったラフ・コリーは、19世紀以降、その賢さと性格の穏やかさ、それに気品に溢れるその風貌によって、世界中でベットとしての高いを得ました。大型犬ですので、飼う場合に気をつけることなどをご紹介します。

気品溢れるラフ・コリーの特徴とは?性格や飼い方などもご紹介

ラフ・コリーとは

ラフ・コリーとは、スコットランドにルーツがある牧羊犬の種類です。もともとは牧羊犬でしたが、羊の群れをうまくリードするその利口さと可愛らしさから、ペットとしてもです。

また、毛の長いラフ・コリーと毛の短いスムース・コリーを合わせて、スコッチ・コリーということもあります。

19世紀後半に大英帝国のヴィクトリア女王がスムース・コリーをペットにしたので、ラフ・コリーもが高くなりました。

ラフ・コリーの習性・生態

ラフ・コリーは、「好奇心ラフ・コリー」というキーワードで示されるほど、強い好奇心を持っています。

ボールを投げると、そのボールを追いかけて行って、口にくわえて戻ってきます。この動作を覚えたら、ボール以外のものでも同じことをします。

飼い主への愛着が強く、小説の『名犬ラッシー』は、スコットランドに住む新しい飼い主のところから、遠く離れた元の飼い主のところに、さまざまな冒険をしながら戻ってくるというストーリーです。

アメリカで映画やテレビドラマになり、日本ではアニメにもなりました。

シエルティとの違い

ラフ・コリーとよく似ていて、シェルティという愛称で呼ばれる種類の犬がいます。正式名称は、シェットランド・シープドックといいます。

ラフ・コリーは、標準的な体高は55~60cm、体重は25~30kgの大型犬ですが、シエルティは、体高は40cmくらいで体重は7kgほどしかない小型犬です。

ラフ・コリーとシェルティが並んでいると、大きいラフ・コリーが親で小さいシェルティが子供という印象を受けますが、ラフ・コリーとシエルティは本来は別の犬種ということになっています。

ラフ・コリーの特徴

ラフ・コリーの特徴は、ひとことで言えばその気品溢れる姿です。長いフサフサとした体毛が、まるでコートを着て襟巻きを巻いている貴婦人のように見えます。

オスの体重は27〜34kg、体高は61〜66cmで、メスの体重は22〜29kg、体高は56〜61cmです。ラフ・コリーは大型犬ですが、体のバランスは整っています。
体重体高寿命価格
オス27〜34kg61〜66cm12〜15年20万円前後
メス22〜29kg56〜61cm12〜15年20万円前後

ラフ・コリーの特徴1:外見・体型

ラフ・コリーは細長い顔をしていて、柔らかな長い毛で襟巻きとコートを着ているような感じの、気品溢れる犬です。首もシッポも適度な長さで、バランスがよく取れています。

ラフ・コリーの「コリー」という言葉は、古いスコットランド語で「黒い」という意味でした。ですから、「黒」というのがラフ・コリーの基本的な体色です。

しかし、さまざまな品種改良が行われ、黒と白の混じったものや、白いもの、セーブル色のものやマーブル色のものなどがいます。

ラフ・コリーの特徴2:寿命

「寿命コリー」で検索すると、ラフ・コリーの平均寿命は14年から16年となっています。

一般の大型犬の平均寿命が10年から14年なので、ラフ・コリーは大型犬のなかでは長寿命の犬ということになります。

寿命は長いものの、胃がんになることが多いし、コリー・アイと呼ばれる目の病気にかかりやすいので、注意が必要です。

また、頭の白いラフ・コリーは聴覚障害を起こしやすいと言われています。ラフ・コリーの健康には気をつけてください。

ラフ・コリーの特徴3:価格

ラフ・コリーは「みんなのラフコリーブリーダー」では10万円〜20万円で売られていて、平均価格は17万円となっています。

さらに別のペットショップを検索してみると、なんと30万円もするラフ・コリーが見つかりました。気に入れば、高価なものもそれなりの価値があります。

しかし、他の犬種と比較してみて、ラフ・コリーが特別に高価であるということはありません。
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初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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