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インコは犬と一緒に飼えるの?気をつけたい相性の問題など解説!

更新日:2023年11月30日

この記事では犬とインコのそれぞれの性質や相性に注目しながら、犬とインコを一緒に飼うことができるかどうかという疑問に詳しく答えています。何か事情がある、どうしても犬とインコを一緒に飼いたい、という方はぜひ読んでみてください。

インコは犬と一緒に飼えるの?気をつけたい相性の問題など解説!

犬とインコを一緒に飼っても大丈夫?

動物が好きでたくさんの種類を飼育したい、やむを得ない事情ができてしまったなど個々で違った理由はあれど、犬とインコを一緒に飼いたいという方は少なくないのではないでしょうか。

そしてそんな方々にとってまず大きな問題となるのがこちらの2種は一緒に飼っても大丈夫かどうか、という疑問にぶつかることなのではないでしょうか。

実は犬とインコを一緒に飼うことは不可能というわけではありませんが、とても難しいことだと言えます。今回はその理由や、もし2種と一緒に飼う時に気をつけるべきことなど詳しく説明していきます。

犬とインコを一緒に飼うのが難しいのはなぜ?

「犬とインコを一緒に飼うのは難しい」と一口に言っても、いくつの理由があります。それらは犬とインコそれぞれの特徴や性格、相性などから考えられる理由です。

犬とインコに限らず、動物を2匹以上飼う時はその動物特有の性格や習性を知っておく必要があります。同種であっても縄張り争いやケンカがあるくらいなので、多種となればより十分な知識が必要です。

ここからは犬とインコを一緒に飼うのが難しい理由を3つに分けて詳しく紹介していきます。対処法も一緒に紹介するので参考にしてみてください。

インコは気難しく嫉妬する性格

犬とインコを一緒に飼うのが難しい理由として、インコの気難しく嫉妬しやすい性格があげられます。

特にインコの方が先に飼われていて犬が後に来た場合、まるで人間の兄弟のようですがインコは自分に向けられていた愛情を犬が独占することに嫉妬してしまいやすいです。

個体によっては大きなストレスを感じて毛引きなどの問題行動を始めてしまう場合も少なくありません。もし犬とインコを一緒に飼う時はできる限り寂しさを感じさせないようにしてあげましょう。

それぞれの性格の相性が影響する

次に、犬にもインコにも元から持つ性質とは別にそれぞれの性格があるので相性が影響することがあります。臆病な性格や攻撃的な性格は特に注意が必要です。

どれだけ飼い主に懐いていても、普段温厚でも、他の動物の存在によって凶暴になるタイプであったりするので少し難しいですが見極めることが重要です。

よって、犬とインコを一緒に飼うときは性格の相性にも気をつかう必要があります。個体の性格となると飼うまでなかなかわからないものですが、根気強く観察してみましょう。

他の個体とのふれあい方や人間への反応から社会性を見出すことが店員さんに聞けば、大概の方が丁寧に教えてくれます。上手く共存させるためにはできる努力は尽くしましょう。

インコはストレスに弱い?

そしてもう1つ、インコはストレスに弱く繊細な性質を持っています。ストレスが原因で食欲不振や健康不良になってしまうことも少なくありません。

犬とインコを一緒に飼うことでインコがストレスを感じるリスクが少しでも増えてしまうことは覚悟しておくべきです。もちろんストレスを与え過ぎてしまうと、悲しいことに長生きできなくなってしまうこともあります。

主にインコにとってストレスとなることやその原因を紹介していくので、参考にして少しでもインコのストレスを軽減できるよう努力するようにしましょう。

インコのストレスの原因

  1. 鳥獣狩りに使われた犬種は避ける
  2. セッターやコッカーなどが代表的
  3. 動くものに本能的に手を出す子犬の時期は避ける

鳥獣狩りに使われた犬種は避ける

鳥獣狩りに使われた犬種はインコにとってストレスを感じる原因となってしまう可能性が高いです。もしまだ犬種を決める段階であれば避けるべきです。

悪気がなくとも鳥獣狩りに使われていたような犬種はちょこまかと動くインコを見ることでつい本能的に動いてしまったり、じゃれつくことがあります。普段おとなしい性格の犬であっても悲しい事故を引き起こしてしまう可能性があります。

このような猟犬タイプの犬とインコを一緒に飼うとしても、犬を室内で飼う場合はインコを放鳥できる時間が減ってしまったり、目を少しの間でも離せなくなってしまいます。

放鳥時間が減ればインコは必然的にストレスを感じますし、目を離せないとなれば飼い主である私たちも疲れを感じてしまいます。

セッターやコッカーなどが代表的

鳥獣狩りに使われた犬種と言いますと、セッターやコッカーなどが代表的です。これらの種類はバードドッグとも言われる、いわゆる鳥猟犬です。

これらの種類は飼い主との信頼関係を結びやすいフレンドリーな性格をしている個体が多いです。そのことから、インコとも共存しやすいはずだとつい油断してしまう方が多いです。

ラブラドール・レトリーバーも実は鳥獣狩りに使われた犬の1種です。彼らは盲導犬など介助犬として働いている時に、街中で鳩を追いかけることなどありません。

そういう風にしつけられているから、と言えばそのとおりですが、もちろん人を喜ばせることが大好きな性格から成り立っていることだと言えます。

いくら鳥猟犬の名残りを持っていても絶対的な信頼関係を結ぶことができればインコを襲うことはないようにしつけることもできます。

動くものに本能的に手を出す子犬の時期は避ける

元気いっぱいで好奇心旺盛な子犬の時期は、動くものに本能的に手を出してしまうのでインコと一緒に飼うことは悲しいことにできません。

それから子犬のうちは力加減もわからないので、インコと一緒に飼うのは大変危険だということも言えます。

もし、子犬とインコをやむを得なく一緒に飼わなければいけない場合はできるだけお互いを接近させないよう細心の注意を払うようにしましょう。
次のページ:犬とインコを一緒に飼うときは注意が必要!

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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