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秋田犬は大型犬!従順で穏やかに育つために必要な赤ちゃん期のしつけ

更新日:2023年11月29日

秋田犬は、大型で警戒心が強く、攻撃的な一面を持っているため、初心者には難しいとされている犬種です。しかし「忠犬ハチ公」のモデルになったとされるほど、本来は飼い主には従順で優しい性格の持ち主です。穏やかに育つための赤ちゃん期のしつけについてをご紹介します。

秋田犬は大型犬!従順で穏やかに育つために必要な赤ちゃん期のしつけ

秋田犬とは?特徴としつけの必要性

秋田犬(あきたいぬ)は、秋田県原産の日本犬の一種で、国の天然記念物に指定されています。最近では、日本からフィギュアスケートのザギトワ選手に贈られた秋田犬「マサル」が一躍話題となりました。

秋田犬とは?特徴としつけの必要性1:大型で体力がある

秋田犬は、体高は約61cm~67cm、体重は約35kg~50kgと、6つある日本犬種のうちで唯一の大型犬種となります。

足が長く、腰高でがっしりとした体格をしているのが特徴で、立ち耳・短毛の犬種です。

「秋田マタギ犬」と呼ばれるマタギ犬(山岳狩猟犬)が祖先犬で、秋田犬は闘犬や狩猟犬として改良・飼育されていました。そのため、身体能力は高く、強い力と体力を持ち合わせています。

秋田犬とは?特徴としつけの必要性2:攻撃力が高い

「秋田犬は狂暴」といわれることもあります。もともと猟犬や闘犬として利用されていた秋田犬は、見知らぬ人間や他の犬に対して、強い攻撃性が発揮されることがあります。

体が大きく力の強い秋田犬が人に噛みついた場合、命の危険に関わります。猟犬の本能・闘犬の気質を抑えるためには、飼い主との十分な信頼関係が必要です。

また、日ごろの訓練やコミュニケーション、運動量を十分に保つことが重要となってきます。

秋田犬とは?特徴としつけの必要性3:賢く警戒心が強い

日本では「忠犬ハチ公」のエピソードでも、主人に忠実な家庭犬の品種として多くの人に広く知られています。

秋田犬は、忠誠心が大変厚く、家族には愛情深く保守的ですが、それ以外の人や犬を警戒します。そのため、番犬としての適性にとても優れていると言えるでしょう。

改良は進んでいますが、猟犬や闘犬としての本能、勇敢で頑固な気質が残る部分もあります。赤ちゃん時期からしっかりとしつけを行い、コミュニケーションを取るようにしましょう。

赤ちゃん期が大事!しつけの注意点

日本犬は秋田犬を含めてしつけが大変な犬種が多いです。その分飼い主への服従、貢献精神は他の犬種を圧倒します。

成犬となってからのしつけはとても苦労します。赤ちゃん時期からトレーニングしておくことが、その後のしつけにとても有効です。

赤ちゃん期が大事!しつけの注意点1:主従関係をはっきりさせる

しつけの基盤となるのが「主従関係」です。
飼い主の方が犬よりも優位である、だから飼い主の指示には従わなければいけない、というベースを作ることにより、犬の行動をコントロールできるようになります。

主従関係のないまま赤ちゃん~成犬になってしまうと、体が大きく力も強い秋田犬の場合は特に厄介で、手が付けられなくなります。

そのため赤ちゃん期から、飼い主がリーダーであることを理解させておくことがとても重要と言えます。

赤ちゃん期が大事!しつけの注意点2:無駄吠え

秋田犬は声量が大きいため、吠え癖は近所に多大な迷惑を被ります。特に夜間の無駄吠えは問題となるため、制御しなければなりません。

赤ちゃん期はコロコロとしていて本当に可愛いのですが、吠えているのをそのまま眺めていたり放っておくと、犬は吠えたことで喜んでくれたと認識してしまいます。

間違った理解をさせないためには、吠え始めたら「ダメ!」と強く叱るなどして止めること。赤ちゃんの頃から「無駄に吠えること=いけないこと」だということをしっかり教えてあげましょう。

赤ちゃん期が大事!しつけの注意点3:甘噛み

体の大きい秋田犬は、軽いじゃれつきや噛み癖で他人や犬にケガをさせてしまうことがあります。そのため、赤ちゃん期に甘噛みのクセはつけないようにしましょう。

赤ちゃん~成犬になるときに来る歯の生え変わり時期は、特に噛み癖が付きやすくなる時期です。

子犬がじゃれついて手に噛みついてきたら、そのまま犬が嫌がるぐらい手を犬の口に押し込みます。そうすると「手を噛むと嫌なことがある」と覚えるため、人の手に噛みつかなくなります。

赤ちゃん期が大事!しつけの注意点4:社会性を身につける

次のページ:赤ちゃん期にしっかりしつけをする方法4つ

初回公開日:2019年08月26日

記載されている内容は2019年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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