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柴犬は外飼いをしても大丈夫?柴犬を外飼いする時の注意点をご紹介

更新日:2023年11月21日

柴犬は外飼いすることができるのでしょうか?外飼いすることのメリット・デメリットや注意点、外飼いにはどんな犬種が向いているのか、外飼いする時に必要なグッズについて解説します。柴犬を外で飼うか室内で飼うか迷っている方にわかりやすく説明しています。

柴犬は外飼いをしても大丈夫?柴犬を外飼いする時の注意点をご紹介

犬を外飼いするメリットとデメリットとは?

最近は庭で飼われる外犬を見かけることが少なくなりましたが、外飼いで犬を飼ってみたい方もいるのではないでしょうか?

屋外犬として犬を飼うことにはどんなメリットとデメリットがあるのか詳しく説明します。

犬を外飼いするメリット

犬を外飼いするメリットは、人間の居住空間と犬の居住空間を分けやすいことです。

室内で飼育する場合は、人間の生活スペースの中に犬の居場所や行動する場所を確保しなければなりません。

室内に十分なスペースが足りない場合や、犬を飼いたいけれど抜け毛や臭いや汚れなど衛生面が気になる人は多いです。

特に小さいお子さんがいたり、頻繁に人を招く習慣のある方は犬を外飼いする飼い方の方が適している場合もあるのではないでしょうか?

抜け毛の心配がない

柴犬を飼っていると「こんなに毛が抜けるの?この毛でもう一匹柴犬ができそうだわ」と言いたくなるくらい毛が抜ける時期があります。

夏と冬になる前の換毛期は、体を気温に対応させる準備でたくさん毛が生え変わるため、室内で飼っていると柴犬の抜け毛をあちらこちらに見かけます。

外飼いであれば、抜け毛が近所の家の周辺に飛び散らないよう配慮は必要ですが、室内での抜け毛に悩まされることはないでしょう。

犬の臭いがつかない

室内で犬を飼っていると、こまめに掃除していてもどうしても犬の臭いが部屋についてしまうことが多いですが、外飼いでしたらその心配はありません。

柴犬は比較的臭いの少ない犬種で、きれい好きな性格なので部屋ではなく散歩の時に外でトイレをしている子も多いです。

そのため室内に臭いが残りにくいと言われていますが、普段その家に住んでいない人が来たら「犬のにおいがするな」とわかる程度は臭ってしまう可能性があります。

室内のものをイタズラできない

犬を家の中で飼うと、大事なものや犬が誤飲しそうな細かいものなどの管理に気をつけなくてはなりませんが、室外犬の場合はその心配をする必要がありません。

家具の脚などを噛んで傷つけでしまったり、調理中に落ちたりした犬が食べてはいけない食品を誤飲する場合があります。

家具のダメージや犬の誤飲を避けられる点は、犬を外で飼うことの大きなメリットです。

散歩後の汚れ取りをしなくていい

散歩の度に柴犬の足を洗ったり、体をきれいに拭くことは思いのほか重労働です。特に柴犬は散歩が大好きなので、基本的に朝晩1回ずつの散歩が必要となります。

散歩した後室内に入れるとなると、柴犬の足や体をかなり丁寧に拭き、汚れを取らなくてはなりません。

家の外で飼う場合は、あまり神経質にならずにある程度きれいになれば良しとできるため、飼い主の負担を減らしてくれます。

犬を外飼いするデメリット

犬を外飼いすることは、人と犬の生活エリアを分けられることでメリットもたくさんある反面、犬の様子をきめ細かく把握できないことで起こるデメリットがあります。

外飼いで犬の様子が把握しづらい状況だと、不測の事態にすばやく対応できない場合があります。

室内で犬と一緒に過ごすよりも、犬自身の安全を確保しづらい面があることを念頭に置いて、外飼いで柴犬が過ごすスペースの環境を整えていくと良いでしょう。

脱走の危険性がある

庭などのスペースに柴犬を繋がずに自由にしているケースや、繋いでいても何らかの理由で鎖やリードが外れてしまった場合、脱走の恐れがあります。

家族や来訪者の出入りのときに、門扉を閉め忘れてしまうことはよくありますが、柴犬がつながれていないタイミングと重なってしまうと脱走の危険性が高まります。

柴犬が脱走して家に戻れず迷子になってしまうこともあるので、脱走対策はしっかりしておきましょう。

汚れてしまう

屋外で柴犬が過ごすということは、風によって飛んでくる砂ぼこりにさらされやすいため、室内犬よりも体に汚れがつきやすくなってしまいます。

家の周りの環境や風向きで庭に砂ぼこりが飛んで来やすい場合は、犬小屋を風が直接当たりにくい場所に設置するなど検討してみましょう。

散歩が終わったら柴犬の体をブラッシングし、蒸しタオルで拭いてあげると清潔を保てますし、柴犬とのスキンシップにもなるのでです。
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初回公開日:2019年08月30日

記載されている内容は2019年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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