愛犬のお風呂嫌いを克服する方法とは？お風呂に入れる時の注意点

今回の記事では愛犬のお風呂嫌いを克服する方法について紹介するのですが、そもそも犬をお風呂に入れた方がよいのでしょうか？そこが疑問の方も多いでしょう。

結論から言いますと、犬の場合は散歩で外に出る機会が非常に多いため、できれば定期的にお風呂に入れた方がよいと言われています。

犬をお風呂に入れた方がよい理由の1つは、散歩などで汚れてしまった犬の体をお風呂に入れることで、清潔に保つことができるためです。

外で遊んで道路に寝転んだりしている犬をそのまま家の中に入れているのは、清潔だとは言えないでしょう。人間は服を着ていて着替えたりすることもできますが、犬の体はそのままです。

外に出したことやしばらく生活しているうちに汚れてしまった犬の体をお風呂で洗い、清潔に保ちます。

犬を清潔に保つだけでなく、犬の健康のためにもお風呂に入れることでノミやダニを予防できるという効果があります。

犬と散歩に出かけると、草むらなどにつっこんでいったりよくします。このときに、ノミやダニが犬の体についてしまうことがあります。この体についたノミやダニを予防する、という目的です。

ただ、お風呂だけでノミ・ダニ予防ができる犬もいれば、何度もつく犬はなかなかお風呂だけでは難しい場合があります。あくまでも予防程度と考えておきましょう。

お風呂嫌いの犬の体が汚れてしまったりしてどうしてもお風呂に入れなくてはならなくなったとき、どういった点に注意した方がよいのか紹介いたします。

犬がお風呂を嫌がる原因嫌いな原因は、過去にお風呂で嫌なことがあったなどのトラウマが理由になっていることが多いです。まずは、このトラウマを刺激しないようにすることが大事でしょう。

お風呂に入れなくてはならない犬が嫌がっていても、無理やり入れるのはお風呂嫌いを加速させるおそれがあるためできるだけ避けた方がよいです。

無理やり犬をお風呂に入れようとすると、飼い主が怖い顔をして怖がらせたり、強く犬の体を押さえつけて痛い思いをさせてしまったりします。無理やりでは犬はけっして良い思いはしません。

むしろ、嫌なことを無理やりさせられたとか痛い思いをした思い出が残ってしまい、嫌いなお風呂がますます嫌いになる可能性すらあります。

いきなりシャワーをかけられたら人間でも驚きますが、犬も驚いたり怯えたりしてしまうのでやらないようにしましょう。

犬をお風呂に入れるときは少しずつ足の先からつけるようにした方がよく、いきなり頭上からシャワーかけたりするのではますますお風呂嫌いになってしまいます。

また、お風呂の温度にも注意が必要です。人間にとってちょうどよいと感じる温度は犬にとって熱すぎる温度であるため、少しぬるめのお風呂に入れないと嫌いになってしまうでしょう。

犬は目や耳に水が入ることが嫌いなので、顔を洗うときは飼い主が耳に入らないよう注意してあげたりしますが、慣れていないうちはパーツごとに洗い流すようにしましょう。

顔はとくに、洗われることが嫌いな犬は少なくありません。これは目や耳に水が入ったりした経験などがあることが理由にあるでしょうから、最新の注意を払って洗う必要があります。

どうしても嫌がって顔を洗えないという場合には、濡らしたガーゼなどで顔を拭いてあげるだけでも違います。