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アイヌ犬の販売価格・色・性格・特徴・北海道犬との違い|黒

更新日:2023年12月06日

アイヌ犬はアイヌ民族が飼育していたことから、呼ばれるようになりました。アイヌ民族はクマ狩りの狩猟犬として重宝してきた歴史があります。日本犬特有の表情とがっしりした筋肉は、アイヌ犬の特徴です。アイヌ犬の販売価格や性格、飼い方についてご紹介します。

アイヌ犬の販売価格・色・性格・特徴・北海道犬との違い|黒

アイヌ犬の販売価格

アイヌ犬は珍しく、販売頭数が多くありません。ペットショップでも柴犬は多く見かけますが、アイヌ犬はほとんど売られていないでしょう。イベントや展示会で子犬の販売が行われていたり、アイヌ犬を繁殖しているブリーダーから直接購入する事もできます。

ネットでは、北海道犬保存協会のホームページに子犬販売のリンクがはられています。そちらから、問い合わせてみると良いでしょう。価格はおよそ10万円程度ですが、最近はCMので値段が高くなっている場合があります。

詳しい価格は個体によっても違いますから、ブリーダーに問い合わせると良いでしょう。

アイヌ犬の色

アイヌ犬はとても多くの毛色があります。赤、黒、白、黒褐色、胡麻、虎などがあります。ここでは、黒色と白色の毛色をご紹介します。

黒色のアイヌ犬は太陽の光を吸収しやすいので、暑い日の散歩は熱中症対策が必須です。陽が沈んでから行くか、早朝の涼しい時間にたっぷりお散歩させましょう。汚れは目立ちにくいですが、害虫などが毛の中に入っても気が付かない場合がありますから、よくブラッシングをして観察しましょう。

携帯電話のCMでもおなじみの白色の毛色です。CM効果もあって、アイヌ犬の白色を飼いたい人が増えています。白色は汚れがとても目立ちますが、太陽の光を反射するメリットもあります。

アイヌ犬の性格や特徴

日本土着の犬は、秋田県、紀州犬、柴犬など6種類います。アイヌ犬もそのひとつで、立ち耳に短毛のダブルコートで猟犬である特徴が共通点です。同じ祖先をもち、歴史的にとても長い時間をかけて人の移動と共に地域別に定住しました。

今では、それぞれの犬種が純血種扱いになっていますが、選択繁殖や交雑によって、それぞれの特性が発達して純血種になったと考えられています。アイヌ犬の先祖犬は、本州に住んでいた土着犬です。人々と行動を共にして北海道に渡り、アイヌ犬と呼ばれるようになりました。

その頃から、本州の犬との交雑がなくなり純血が維持されやすい環境になりました。アイヌ民族の言葉では、アイヌ犬は「セタ」と呼ばれていました。アイヌ犬は、どのような性格なのか見ていきましょう。

性格

アイヌ犬の性格は勇敢で飼い主に忠実です。犬本来の原種とも言える体型と共に、野生に近い緊張感や警戒心も持っています。他の動物に敵対心を向けることもあり、子犬の頃から無理強いすることのない範囲で、積極的に他の犬と接触させると穏やかになり良いでしょう。

飼い主以外の人にはあまり興味を示さないので、人によっては怖い印象を持ちますが、辛抱強く、たくましい丈夫で飼いやすい犬種でしょう。

ヒグマ・熊

アイヌ民は、ヒグマやエゾシカなど大型の獣を狩猟していました。特に、獰猛なヒグマ猟の時は、非常に強い気質の犬が必要でした。北海道の寒さに耐えられる被毛を持ち、勇敢な気質をもった犬を必要としていたため、アイヌ犬は自然と気質が強められてきました。

中型犬ですが大型犬のようなたくましさを持ち、複数の犬でヒグマやエゾシカに襲い掛かります。飼い主が合図を出すまで、獲物の動物にかみついて離さないのが良い猟犬を言われていました。このような歴史から、アイヌ犬は気性の荒いイメージがもたれています。

猟犬

アイヌ犬は猟犬として活躍した歴史があることから、今だに獣猟競技会と言われる大会が開かれています。これは織の中にいる熊に対してアイヌ犬をけしかけ、闘争姿勢を評価する競技会です。

このような競技会に出るアイヌ犬は、負けん気を強くする必要があることから、あえて服従訓練を行わい事があります。気性が激しく、気が強いアイヌ犬のイメージはこのような所から感じるのでしょう。

アイヌ犬の飼い方

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初回公開日:2018年04月08日

記載されている内容は2018年04月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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