Search

検索したいワードを入力してください

虎模様の毛が特徴的な甲斐犬のお値段は?特徴や性格を紹介!

更新日:2023年12月31日

甲斐犬を一度は飼ってみたい!と思ったことはありませんか?甲斐犬は天然記念物でありながら買うことができます。中型犬ながら体や足もがっしりとして野性味もあり、生涯続くいいパートナーになります。そんな甲斐犬の飼い方や特徴や性格、それに購入方法や値段をまとめました。

虎模様の毛が特徴的な甲斐犬のお値段は?特徴や性格を紹介!

甲斐犬の特徴

甲斐犬は山梨県の山岳地帯で猟犬として、長く受け継がれてきました。気性が強く、お世辞にも人懐っこいとは言えません。

しかし信頼し尊敬できる飼い主として認められると、生涯の忠実なパートナーになる、すぐれた魅力を持っています。

中型犬で体高はオスが50cm、メスが45cmくらい、体重は12〜18kgくらいです。鹿や猪を追うほど力強い体格を持っています。

立ち耳で体毛はダブルコートの短毛なので、厳しい気候にも強く感覚が鋭敏でしかも沈着冷静に行動します。愛玩犬にはない野性味を持つ甲斐犬は海外からもが高まっています。

甲斐犬の性格

甲斐犬は日本の土着犬で、現在でも猟犬になるほどの気性の強さが特徴です。鹿や猪など、自分より大きな動物にもひるまないほど強い性格と沈着で冷静な行動力と持久力を兼ね備えています。

また周囲の状況にも敏感で好奇心も強めです。見知らぬ人や犬や動物に強い警戒心を見せるものの、飼い主には甘えたり従順になります。そのため大きくなってから飼い主を変えてもなかなか懐きません。

飼うなら子犬の時からが良いとされ、ブリーダーが売るのもほとんどが当年生まれの子犬です。

甲斐犬の歴史

犬の歴史からすれば、甲斐犬は猟犬として作り上げられた種類です。青黒い舌の色から北海道犬やチャウチャウと同じ北方スピッツ系が起源とされています。

山梨の甲斐地方の山岳地帯で土着していた中型犬を基に、他の犬との相性を選んで飼育と繁殖を繰り返してきました。その長い歴史の間に集団性が強く山岳地方特有の強さを持って純血化してきました。

1934年には天然記念物に指定されたものの、より増やす目的で多く繁殖させることが奨励されました。体毛は虎柄の毛を基礎に多くは黒虎で次に多いのが甲斐犬赤虎です。

甲斐犬の値段

甲斐犬はブリーダーも多く、種を維持するために繁殖や飼育も奨励されて子犬も多いので、甲斐犬の値段は法外に高いものではありません。

一般的なペットショップで見ることは多くありません。甲斐犬は多くの場合、ブリーダーから直接買います。値段は平均して10万円から18万円です。

購入に際しては専門の販売店か、ブリーダーを探すのがいいでしょう。里親を紹介しているところもあります。引き取りや諸費用でおよそ3万円くらいかかります。

甲斐犬の値段1:黒虎毛

甲斐犬の黒虎毛は黒地に茶褐色は混じり、甲斐犬の主流の色でブリーダーも多くがあります。値段は10万円〜18万円ほどです。

「みんなの甲斐犬ブリーダー」(https://kai.min-breeder.com/)サイトでは値段が10万円くらいが多く、15万円くらいまでとなっています。

また「子犬販売.com」(http://www.koinuhanbai.com/system/kai_sh1.html)でも同様の値段です。しかしどちらのサイトでも売約済みが多めです。

甲斐犬の値段2:赤虎毛

甲斐犬の赤虎毛は、茶褐色の地に黒色が混じっていて、数も少なく取引も少ないです。しかし値段は黒虎とほぼ同様で、メスは少し値段が高くなっています。

値段の安い子犬もいますが、体が弱かったり何かしら問題があることも多いので、のちのトラブルにならないように売り手を見極めることが大切です。

また動物愛護管理法が改正されて売主との対面説明義務が購入時に必要です。そのため買い主は説明を受ける義務があり、あまりに遠い地域からの購入は買う側も子犬にも負担になります。その点も考慮しましょう。

甲斐犬の餌代

餌の値段は月に1万5千円前後くらいとされています。甲斐犬は、その筋肉質な体つきや必要運動量からみて、動物性たんぱく質を多く含む餌を必要とします。

平均的な15kg前後の体重の甲斐犬なら1日におよそ250gの餌は必要です。さらに穀物は体に合わない場合があるので、穀物を与えないか、グルテンフリーのドライフードを選びましょう。

成長期には消化器がまだ十分にできていないので、生後2〜3カ月では1日に4回くらいに分けてあげましょう。肉類なら手作りしてもいいです。
次のページ:甲斐犬を飼うには?

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related