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9歳の犬はもう高齢犬?犬の老化は何歳頃から始まるのかを解説

更新日:2024年03月25日

犬種によっても違いはありますが、一般的に犬は9歳前後でシニア期に突入すると言われています。この記事ではシニア期に入った愛犬をより健康で長生きさせるために注意したいポイントや、老化現象のサインについてもご紹介しています。ぜひご覧ください。

9歳の犬はもう高齢犬?犬の老化は何歳頃から始まるのかを解説

犬の年齢とは?

犬の年の取り方は、人間とは大きく異なります。一般的に、犬は9歳を目途にしてシニア期に突入すると言われています。

ここではまず、犬の年齢に関する基本情報や9歳でシニア犬と呼ばれる理由について確認しておきましょう。

老犬といわれる年齢

人間にとっての1年は、犬の感覚からすると数年にも相当すると言われています。悲しい話ではありますが、どんな犬も人間より早く老化し、シニア期に突入することになります。

では、老犬と言われるのは何歳ごろからなのでしょうか?もちろん犬種によっても異なってきますが、一般的には9歳前後になると老犬と言われる時期に突入することになります。

人間からすると「まだ9歳」ですが、犬からすると「もう9歳」であり、人間年齢に換算すると大体50代から60代のシニア世代に入ったと言えるでしょう。

犬をより長生きさせるためにも、9歳前後になったならば今まで以上にきめ細かいケアが必要です。

犬の寿命

犬は9歳でシニア期に突入するとご紹介しましたが、では犬の寿命はどれくらいなのでしょうか?

フィラリアの予防薬や医療技術の発達、ドッグフードの質の向上などによって、犬の寿命は年々上昇傾向にあります。

小型犬か大型犬かによっても犬の平均寿命には差はありますが、一般的に12~15歳ほどで寿命を迎える犬が多いと言えるでしょう。

もちろん、もともとの体質や不適切な飼育方法、あるいは不慮の事故などによってシニア期に入る9歳前に命を落としてしまう犬もいます。

反対に、9歳になっても到底老犬とは思えないほど元気で、18歳や19歳まで長生きする犬もいます。

犬の9歳は人間でいうと何歳なのか?

上でご紹介したように、一般的に犬は9歳ほどでシニア期を迎えることになります。

人からすると9歳はまだまだ子どもですが、犬にとっては違います。では、犬の9歳とは人間の年齢に換算した時にどれくらいになるのでしょうか?

ここでは、犬の9歳を人間年齢で換算してまとめています。
犬種小型犬中型犬大型犬超大型犬
9歳児の人間年齢52歳58歳68歳75歳

大型になるほど短命

上の表から分かるように、犬の9歳と一口に言っても、小型犬か大型犬かによって人間の年齢に換算した時に大きな開きが生じます。

大型犬の場合、9歳は人間年齢で言うと60代後半であり、超大型犬にもなると9歳は人間で言う70代になります。

つまり、大型犬になればなるほど短命の傾向があると言えるでしょう。たとえば、大型犬の中でも特にの高いゴールデンレトリーバーの平均寿命は9~12歳とやや短めです。

このようなことを考慮すると、犬種によって9歳という年齢が意味するものはまちまちであると言えるでしょう。

小型犬は比較的長生き

大型犬が短命の傾向にあるのに対して、トイプードルやマルチーズといった小型犬は長生きしやすいことで知られています。

というのも、犬種によっても異なってきますが一般的に小型犬の寿命は12~15歳と、大型犬に比べると数年も多くなっているからです。

現に、小型犬の9歳は人間の年齢に置き換えて考えてみた場合、50代後半となっています。もちろん9歳前後で老化現象が出始めるのは確かですが、小型犬の場合は9歳を越えてもまだまだ若く元気な子も多いでしょう。

9歳程になるとみられる犬の老化のサイン

では、9歳前後になってシニア期に入ると、具体的に犬にはどのような老化現象が出るのでしょうか?

ここでは9歳あたりから徐々に出始める犬の老化サインについてご紹介していきますので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

犬の老化サインとは?

  • 睡眠時間が増える
  • 段差を嫌がる
  • 散歩の時間が短くなる
  • 食欲が低下する
  • 意欲が低下する
  • 口臭が強くなる
  • 体毛がパサパサになる

犬の老化サイン1:睡眠時間が増える

次のページ:老犬となった犬との生活の注意点

初回公開日:2019年08月22日

記載されている内容は2019年08月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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