小型犬チワワは人間で換算すると何歳？平均寿命や長生きの秘訣も紹介

見ているだけで癒やされる、小型犬の代表「チワワ」。あの有名なCMで爆発的にになりました。なんといっても特徴的なのは、あの大きくてくりっとしたお目々です。

また、小型犬らしいちょこまかとした可愛らしい動きにも特徴があります。そんな愛くるしいチワワの特徴や意外な一面、長生きの秘訣についてご紹介します。

チワワのルーツを辿ると山間部で育っていたワイルドな個体と言われています。そのため小型の割に、動きが機敏で体格ががっしりとしています。

家の中を走り回ったり、飼い主とたくさん遊んだり、やんちゃで有名です。その運動量は、飼い主と家の中で遊んでいるだけで一日の運動量をまかなえるほどになります。

散歩は家の中であまり遊ばない場合は、1日15～30分ほどを2回させてあげるのが理想です。だいぶタフな犬だというのがわかります。

一般社団法人ジャパンケネルクラブ（JKC）では、毎年血統証明書の登録があった「犬種別犬籍登録頭数」を発表しています。

JKCは純血種の保護と質の向上のために血統証明書を発行しています。その他ドッグショーなどさまざまな活動をしている団体です。

チワワの昨年度の登録数のは、登録数は減ったものの前回と変わらず2位というを維持しています。1～10位は比較的小型の犬がとなっています。やはり、日本の住宅事情や飼っている方の高齢化ということが絡んでいるようです。

先程チワワのルーツはワイルドな山間部育ちの犬と言いましたが、実は番犬としても役に立ってくれる犬でもあります。

飼い主に忠実で、縄張り意識が強く用心深いため番犬としても活躍してくれます。ただ、臆病な性格の持ち主でもあるため、怖がってただ吠える…ということもあります。

無駄吠えをしないように、他の犬とコミュニケーションを取らせたり、普段から一緒に外出し見知らぬ人に慣れさせると良いでしょう。勇敢ゆえに他の犬に飛びかかる、なんてもこともあるのでそこには注意しましょう。

チワワは大人になってもあまり大きくならないので年齢を意識することはあまりないかもしれません。ここで、人間で換算するといくつくらいなのか紹介します。

チワワが子犬の3ヶ月のときすでに人間でいうと4歳ほどです。6ヶ月で7歳半、1歳で15歳です。成犬になってからは、2歳で23歳、4歳で32歳です。

シニア犬と言われる6歳では40歳、8歳で48歳、10歳で56歳です。高齢犬の14歳では72歳、16歳で80歳、18歳で88歳、20歳ではなんと96歳になります。

チワワの年齢を人間に換算すると成長のスピードに驚きます。

さきほどチワワの3ヶ月は人間で換算すると4歳と言いましたが、チワワでは3ヶ月なのでまだ乳幼児にあたります。体重も1kgに届かない重さでしかなく、とても小さいです。

食事も消化器官がまだ未成熟のため、1日に3～4回に分けて少しずつ与えたりお湯でふやかしてあげるなどの工夫が必要になります。

また、しつけを少しずつ始めるのにも良い時期だと言われています。厳しすぎず最低限必要なしつけのみに留めることが大事になってきます。

チワワの成犬は2歳から5歳と言われています。これは、人間の年齢で換算すると23歳から36歳にあたります。

成犬の理想体重は1kgから3kgになります。成犬でも小柄な体型というのがわかります。あまり太っていると、肥満ということでダイエットをしなくてはならなくなるので、適正な体重をキープすることを心がけましょう。

しつけもまだ間に合います。無駄吠えや噛み癖が出てきてしまっているならば、早いうちから矯正させることが大事です。

チワワや他の犬の年齢で20歳ともなると、人間で換算するとなんと96歳にあたります。20歳で高齢犬と言われるのも納得です。

この年齢になると元気な子もまだいますが、介護が必要になってくる子もいます。日々の生活の中での色々なサインを見逃さないように、毎日スキンシップやコミュニケーションをとってあげることが重要です。