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犬が手足を噛む理由と防止方法・しつけ方法・おもちゃ

更新日:2024年04月08日

人間に癒やしをあたえてくれるかわいいペット。でも、愛犬の噛み癖や歯磨きや薬を飲ませようとした時に噛む行為に悩む飼い主さんは多いものです。犬が噛むのはどうしてなのでしょうか。その原因を知り、正しく対処することが大切です。今回は犬が噛む行為について解説します。

犬が手足を噛む理由と防止方法・しつけ方法・おもちゃ

犬が手足を噛む理由と防止方法

なにげなく犬を見ていると、自分の足を噛んでいる時があるでしょう。「足が痒いのか?」「棘などが刺さって痛いのか?」「何かの皮膚病なのか」などと愛犬家なら心配になるでしょう。

犬が足を噛む理由とその防止策から見ていきましょう。

前足

前足に限らず、犬が足を噛む理由はいろいろです。ひとつの原因ではなく、複合した理由で噛む場合も少なくありません。

特に犬の目線で目に入りやすい前足は、痛みやかゆみ、ノミやダニなどの他にも「ストレス」「犬の暇つぶし方法」「空腹」などでも噛む場合があります。

後ろ足

後ろ足は犬にとっても噛むのに苦労する部分でしょう。わざわざそこを噛むということは、そこに何らかの不快感があると見て間違いないでしょう。

まずは、犬が噛む部分をよく観察して、他の足と変わりないか調べてみます。怪我をしていないか、爪が割れたりしていないか、パッと見た目は変わらなくても体毛をかきわけてみるとほんの小さな湿疹ができている場合もあります。

まずは、犬が気にして噛む部分をよく観察して、異常がないか探してみましょう。それでもわからない場合は、獣医に相談しましょう。

肉球

犬はよく自分の足の肉球を噛むしぐさを見せます。おなかが空いている、肉球を噛むのが癖になっているなどのケースがありますし、人がストレスから爪を噛むように、肉球を噛む犬もいます。

犬が肉球を噛む原因は、大きく分けて3つ「ストレス」「アレルギー」「怪我」です。目視で確認できるような赤みや傷があれば、それを治療していきましょう。犬にストレスがたまっているようならば、散歩に連れていく、犬と遊んであげるなど、ストレス発散の場を作ってあげるようにするとよいでしょう。

爪など

爪などを噛む場合も、原因はこれまでの足と基本的には同じですが、爪の場合は爪が割れていたり、爪が割れた部分に土やごくごく小さな異物が挟まってしまって気になるという場合があります。

また、爪が伸びてきて歩きにくいという場合も考えられます。まずは犬が噛む爪をよく観察することからはじめ、何か異質を感じたら対処してあげることが大切です。

爪が長く伸びていたら切ってあげましょう。犬は爪にも血管がありますので、深爪すると出血してしまうこともあります。犬の爪切りに慣れていない時や、爪切りに自信がない人は獣医に行って切ってもらいましょう。

子犬が噛む場合のしつけ方法

噛む犬がまだ仔犬でしつけが必要な場合は、それに対応した行動を犬に行っていきましょう。でも、まず第一に必要なのは「飼い主との関係の確立」です。飼い主をボスと認めて、言うことを聞くようにしなければ、しつけはうまくいかないでしょう。

子犬が、飼い主のいうことをきくようになったら、足を噛むときに「おすわり」や「まて」などの命令をすると、噛むのをやめ飼い主の命令に従おうとするので効果的です。

また、人がストレスで爪を噛むように、自分の足や爪を噛む犬も珍しくありません。それは子犬自身の性格が大きな原因となりますので、その性格を矯正してあげるようなしつけや対処方法をしましょう。

具体的には飼い主が安心できる相手だと認識させるために「大きな声で叱らない」「犬を落ち着かせるようにやさしくなでてあげる」ことが大切です。しつけというと厳しく接することのように感じる人もいるでしょうが、犬の性格によっては叱っては逆効果の場合もありますので、自分の犬をよく観察してそれに適した行動を心がけましょう。

子犬が噛むおもちゃ

噛み癖のある子犬や、子犬のストレス発散のために噛むおもちゃを与える人も少なくありません。ここでは、子犬が噛むおもちゃの選び方をご紹介します。

噛むおもちゃの選び方

子犬が噛む目的でおもちゃを選ぶなら、その安全性を確かめるのが第一です。子犬でも犬のあごの力はすごいものがあり、おもちゃを噛み壊してしまい、その破片で口や足を怪我してしまう場合もあるからです。

犬が噛んで壊した時にささくれ立たないもの、または噛もうとしても口に入らないくらい大きなものを選ぶのもひとつの方法となるでしょう。

ぬいぐるみなど

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初回公開日:2017年11月08日

記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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