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感情に任せた叱り方はダメ!犬の正しい叱り方と褒め方を覚えよう!

更新日:2023年10月24日

犬と共にうまく生活することは、楽しくもあり、大変なことでもあります。犬に人間の生活に適応してもらうためには、どんな躾が必要でしょうか。躾けるためのポイントとは?感情に任せた叱り方をしないで済む方法とは?犬の正しい叱り方と褒め方を覚えましょう。

感情に任せた叱り方はダメ!犬の正しい叱り方と褒め方を覚えよう!

犬を正しく叱り、褒める必要性とは

犬の叱り方に悩んでいませんか。よく訓練された犬は、すべての飼い主の夢ですが、しつけ方、叱り方次第ではそれが単なる夢で終わってしまいます。

犬をきちんとしつけられず、互いの信頼関係が築けないと、犬が言うことを聞かず、飼い主が叱りつける、そしてまた犬が悪さをする、という悪循環に陥り、人間にとっても犬にとっても不幸な共同生活を強いられることになります。

幸い、犬は頭がよく、学習しやすい動物です。これから犬を飼おうとしている人、しつけに困っている方に、正しい犬の叱り方、ほめ方、犬と最良の関係を築けるためのヒントをいくつか紹介します。

犬を正しく叱るしつけ方法

犬が悪いことをした時だけ叱るようにします。おすわりや、お手などの芸ができなくても、決して叱ってはいけません。また過去にした悪い行いについて叱ってはいけません。

犬は叱られている理由がわからず、困惑し、飼い主との間の信頼関係が築きにくくなってしまいます。

犬が悪いことをした時だけ、必ず「その場で」何がいけないのかを見せながら、叱るようにしましょう。
しつけの項目難易度(☆が多いほど難易度が高い)
おすわり
待て
トイレ☆☆
噛む☆☆☆
ハウス

犬を正しく叱るしつけ方法1:犬に飼い主の真剣さを伝える

犬の正しい叱り方は、本当に悪いことをした時のみ、「真剣に」「根気よく」言葉と表情を使って叱ることです。

しかし、「本当に悪いこと」と言うのは、人間にとって都合が悪いことであって、犬にとっては、そもそも何が良いことで何がいけないことかは理解できません。

毎日の生活の中で、まずは場面ごとに「悪いこと」とは具体的にどんなことかを教える必要があります。

幸い、犬は人間の感情をよく理解する動物です。口調や表情で、怒っていることを伝えましょう。

犬と遊びながら笑顔で叱らない

犬を叱る必要がある時は、笑顔で叱るのは最も好ましくない叱り方です。笑顔で叱ると、人間の感情をよく理解する犬は、遊んでもらっていると思い込み、悪いことをしたということが理解できません。

「NO」はお金がかからない、しつけに効果的かつ便利な言葉です。犬が悪いことをした時は真剣な顔で「NO」と言いましょう。

その場で言うことによって、犬はいけないことが何なのかを一つずつ覚えていきます。ただし「NO」の多用は禁物です。

低い声と真顔を心がける

犬を躾けたり叱ったりする時は、必ず真顔で低い声で命令するようにしましょう。これが最も有効な叱り方です。

しかし、犬を褒めたり叱ったりする前に、あれもこれも禁止しなくていいように、どれが犬のものでどれが犬の物でないかを明確にし、犬が遊んでもいいものだけ、犬の行動範囲に置くようにしましょう。

大切なものは、高いところに置くか、あるいは柵を設けて犬の立ち入りを禁止し、アクセスを制限しましょう。

犬を正しく叱るしつけ方法2:イライラした感情に任せない

イライラを犬にぶつけるのは最悪の叱り方です。あなたに嫌なことがあってイライラしていいるのだとしても、犬はそれを理解しないので、犬は飼い主に嫌われているのではないかと勘違いします。

それに反して、悲しい表情をして叱るのは効果的です。犬は人間の感情に寄り添う動物なので、自分は主人にとって都合の悪いことをしたのだと悟ります。

犬に対して怒鳴らない

犬に大声で叫んだり怒鳴ったりしないでください。あなたの犬は、あなたのいつもの声と叫び声の違いを理解しています。

叫んで怒ると、互いの信頼関係が結びにくくなります。また、犬が動揺したり興奮したりするだけでなく、犬は自らのネガティブな行動を助長する可能性があります。 落ち着いた声で、明確でシンプルな命令を下します。

犬に暴力を振るわない

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初回公開日:2019年08月15日

記載されている内容は2019年08月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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