犬がトイレで寝る癖をやめさせるには？犬の心理と対処法を紹介！

すやすやと寝る犬、寝顔…、とてもかわいいですね。家族一員である犬は、あいくるしい姿や悲しいいとき、うれしいときと表情がくるくると変わり、見ていてあきません。

ただ、犬と生活しているなかで、疑問に思うこと、大変だと感じることも少なくありません。

そのなかでもとくに飼い主が手を焼くのは、トイレの問題ではないでしょうか？今回は、犬についての問題点のなかで、トイレで寝る犬について解説します。

犬がトイレで寝る理由のひとつとして、いくつかの理由があります。

犬は舌などで体温の調節をしますが、体温の調節が追いつかない場合など暑いときは物理的に体を冷やそうと、涼しいところで寝ることが多いです。

トイレトレーはプラスチックでできている場合が多く、犬用のベッドで寝るよりもひんやりしていて居心地が良いと感じます。

あるいはトレーに敷いてある犬用シートが適度に柔らかく、寝心地が良いためトイレトレーで寝てしまうのでしょう。

犬がトイレで寝る理由のうちのひとつに、トイレで寝ることにより安心感を得られるからということもあります。おもな原因は単純にトイレが好きだからです。

犬がトイレが好きといっても、好きな理由はさまざまで、先ほど述べたように単純に寝心地が良いからということもありますが、トイレが置いてある場所も重要なポイントです。

トイレトレーが置いてある場所が好き、またはトイレが置いてる場所から飼い主がよく見えるなどの理由があります。一度トイレの場所を見直してみるのもいいかもしれません。

犬がトイレで寝る理由のなかに、飼い主の気を引きたいからということもあります。おもに飼い主にかまってほしいときにする行動が多いでしょう。

犬がトイレで遊んだり、いたずらすると飼い主は叱りますよね？そのときにかまってもらえると勘違いしてしまう犬も少なくありません。

もうひとつ考えられる理由があります。トイレトレーニングのときにおおげさに褒められたことでトイレを覚えたことです。

飼い主を喜ばせたい、という理由からトイレに行くことや、トイレで寝てしまうなどの習慣がついてしまうこともあります。

犬がトイレで寝る理由で多いのは、トイレとハウスの区別ができないことも大きな要因です。基本的にハウスのなかは犬にとって巣穴と一緒で自分の縄張りです。

自分のにおいが強くする場所がトイレだという理由もあります。しかし、犬は本能のひとつとして自分の寝床は清潔に保ちます。

そのうえでトイレで寝てしまうのは、やはりトイレとハウスの違い、トイレをトイレと認識していません。犬がトイレで寝ないためには、犬にきちんとトイレだという認識をしてもらうことが大切です。

ここまで犬がトイレで寝る癖の理由や原因をまとめてきました。原因がわかれば対処法もわかりやすくなります。犬の性格や環境によっても対処法は違います。

大切な家族の一員である犬をトイレで寝かせず、ハウスのなかや寝床がいかに快適かを教えてあげるのがまず重要です。犬がトイレで寝る癖への対処法を4つまとめました。

犬がトイレで寝るときの対処法その1は、犬のベッドや寝床に飼い主の匂いのするものを置いたり、直接匂いをつけたりしてあげましょう。

犬は、飼い主に見てほしい、かまってほしい、というときに、さまざまなアピールをしますが、トイレで寝るという行動もそのアピールのうちのひとつです。

かまってほしいというアピールの場合は、たくさんスキンシップを取ったうえで、ベッドや寝床で寝たときは、たくさん褒めてあげましょう。

ベッドで眠る習慣をつければ、犬も飼い主も笑顔になるでしょう。

犬がトイレで寝る癖への対処法その2は、トイレの位置を変えてみましょう。

犬がトイレで寝てしまう原因のひとつとして、トイレをトイレと認識できない状況におかれている場合があります。

トイレで寝てしまう理由としても挙げましたが、ハウスのなかに寝床とトイレが一緒にあるとトイレを認識することができないということがあるからです。

家のなかのどこか、犬がトイレと認識しやすい場所に、トイレトレーを設置してみましょう。