キンクマはゴールデンハムスターの一種！？その性格や飼い方を紹介します！

ハムスターにはいろいろな種類がありますが、特にキンクマハムスターという種類のハムスターががあります。見た感じがとてもお茶目で可愛く、体型や仕草も見ていて飽きることがありません。

その可愛らしい風貌を見て、飼いたいと考える人も多いことでしょう。そこで、まず最初にキンクマハムスターとはどういうハムスターなのか、その特徴を3つご紹介します。

キンクマハムスターの特徴の一つに、優しい毛色にあります。キンクマとは言いますが、毛色は金色というわけではなく、アプリコット(あんず)です。きな粉の色にも似ていますので「きな粉色」と言われることもあります。

毛の色は、ほぼ全身がアプリコットであり、模様もありません。耳のところが濃い茶色になっているのも可愛いです。手と足の指の部分には毛がなく、お腹の部分は白い毛が生えていることがあります。短毛がほとんどですが、まれに長毛種のキンクマハムスターもいます。

キンクマハムスターはゴールデンハムスターの一種です。ゴールデンハムスターは茶色と白の少し大きめの種類で、これものハムスターです。キンクマハムスターはゴールデンハムスターの一種なので、大きさもゴールデンハムスターとほぼ同じです。

キンクマハムスターはゴールデンハムスターを品種改良したものなので、野生には存在しません。人間のペットとして可愛がられる運命を持って生まれてきたハムスターだと言えるのでしょう。

キンクマハムスターは可愛く飼いやすいペットですが、キンクマハムスターだけでなくハムスターは寿命が短いのがデメリットです。ジャンガリアンなどの小さいハムスターよりは寿命はやや長い傾向がありますが、平均寿命は2～3年程です。

しかし飼い方によっては長生きさせてあげることも可能です。食餌に気を付けてケガなどをしないように、元気がないなど体調によく気をつけて変わったことがあればすぐに動物病院で診てもらうことを心がけるようにして、長生きさせてあげましょう。

キンクマハムスターは、とぼけた表情とおっとりとした仕草も魅力ですが、性格も見た目通りで、とてもおだやかで凶暴さはありません。初めてペットを飼う人や、あまりペットの面倒を見る時間がない人にも飼える動物です。

水とエサをきちんとしておけば、長時間の留守番も大丈夫で、それが原因でストレスになることはありません。そこで、キンクマハムスターの特徴的な性格を4つご紹介します。

キンクマハムスターはハムスターの中でも温和でおとなしい性格をしています。故意にハムスターに危害を加えることがない限り、ハムスターのほうから噛みついてくることはほとんどありません。

鳴き声を出すこともほとんどなく、夜行性のために昼間は静かに過ごしていることが多いです。小型のハムスターの中には、一日中ちょこまかと走り回り、少し凶暴で噛みつき癖がある場合もありますが、キンクマハムスターは、どっしりと構えているという印象の個体が多いです。

キンクマハムスターは温和でおとなしいということの他にも、人懐っこいという性格があり、そこが大きな魅力にもなっています。人に慣れやすく、あまり怖がりませんので、手にも乗ってくれるようになります。

小動物ながら、見ているだけでなく手に乗せてスキンシップを取ることができるのが大きな魅力です。しかし基本的にハムスターは臆病な性格が多いので、故意に驚かせたり、いたずらを仕掛けたりしないように気をつけましょう。

キンクマハムスターはとても賢いハムスターです。トイレもすぐに覚えて失敗することもほとんどないので、ケージはとてもきれいに保っておくことができます。

名前を覚えることも多く、名前を呼ぶと反応してくれることがあります。飼い主を認識していることもあり、飼い主の声や匂いがわかると、近くに寄って来ることもあります。しかし賢いために脱走の方法を覚えてしまうことも多いので、脱走防止には注意して念には念を入れておくことが必要です。