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小さくて大の豆柴!飼う時のポイントや4つの特徴を解説!

更新日:2023年12月23日

この記事では、豆柴の特徴・飼育するときの注意点などについてまとめています。和風総本家に出てくるかわいい豆柴をペットとして迎え入れたいとお考えの方も多いでしょう。家族の一員として暮らすには、豆柴について知識を持つことが大事です。どんな犬なのかを知っておきましょう

小さくて大の豆柴!飼う時のポイントや4つの特徴を解説!

豆柴の特徴4つ

ちっちゃくてかわいい豆柴は、超小型の柴犬です。

テレビ番組「和風総本家」のマスコットとしてもおなじみの犬で、小さな耳と巻き尾が特徴の犬です。また、体毛には4種類のカラーがあります。

そのルーツは柴犬ですが、「豆犬」は犬種を表す言葉ではありません。「芝犬」という表記も見かけますが、正しいのは「柴犬」で、読み方は「しばいぬ」です。

以下に、豆柴の4つの特徴について触れていきますので、ぜひ参考にして下さい。

豆柴の特徴1:超小型の柴犬

豆柴とは、小型の柴犬をブリーダーが交配して作出した犬です。柴犬の歴史は古く、縄文時代の遺跡から柴犬の祖先の犬の骨が出土しています。

豆柴と柴犬は、サイズに違いがあります。柴犬のオスは体高38~41cm、メスは35~38㎝で、一方の豆柴のオスの体高は30~34cm、メスは28~32cmです。

しかし、豆柴のつもりで買ったのに大きくなったということもあるので、よく確認して購入しましょう。また、豆柴専門ブリーダーでは、豆柴より小さい極小豆柴犬、さらに小さいあずき柴を作出・販売しています。

豆柴の特徴2:犬種のことではない

前述のように、豆柴とは柴犬の小さいサイズの犬のことで、犬種を表すものではありません。

現在では、「豆柴」という言葉が浸透して広く知られるようになりましたが、これまで「豆柴」という犬種は認められず、血統書もありませんでした。

日本犬保存協会では、柴犬、紀州犬、四国犬、甲斐犬、北海道犬、秋田犬の6犬種を日本犬としています。

しかし、2008年に日本社会福祉愛犬協会(KCジャパン)が豆柴を認定し、血統書も発行するようになり、血統書付きの犬を購入することができるようになりました。

豆柴の特徴3:小さな耳と巻き尾

豆柴の特徴は、何と言ってもその小さな耳と巻き尾です。顔に小さい三角形の耳がついているのが、なんとも言えず愛らしいです。

柴犬の顔は、キツネ顔、たぬき顔に分類されますが、その顔立ちから保存会の系統が推測されます。たぬき顔の代表としては、信州柴がいます。

巻き尾は一種類ではなく、いくつかの種類があります。左巻き、左二重巻き、右巻き、右二重巻き、車巻き、半巻きなど、観察してみるのも面白いでしょう。

また、柴犬も豆柴も、ともに目と眉毛の間にも特徴があり、まるで平安貴族を思わせるような顔立ちです。

豆柴の特徴4:カラーも様々

豆柴の被毛の色は、大ざっぱに赤(茶色系)、白、黒、胡麻の4色に分けられます。

「胡麻」というのは、赤、白、黒がほどよく混ざった色です。また、毛の白い柴犬は「白柴犬」、毛の黒い犬は「黒柴犬」と呼ばれます。

それぞれに可愛らしさがあり、好みが分かれるところですが、現在のところの1位は黒、2位は胡麻、3位は白、そして4位が赤となっています。

黒、胡麻毛、白い豆柴は出生数が少ないので値段が高めですが、赤は数が多いので、比較的手に入りやすいと言えます。

豆柴のカラー

  • 胡麻

豆柴は飼育しやすい?

豆柴は賢く、しつけがしやすいと言われています。

しかし、上手にしつければ賢い豆柴でも、きちんとしつけなければ、言うことを聞かず、手に負えないということになりかねないので、最初が肝心です。

柴犬は猟犬や番犬として飼われてきたので、「噛み癖があるのではないか」と心配される方もありますが、子犬の甘噛みはどの犬種でもよく見られることです。子犬のうちにしっかり噛んではいけないことを教えましょう。

子犬のしつけはできるだけ早く始めるのが肝心で、きちんとしつけができているかどうかで、成犬になった時に差が出ます。

豆柴の豆知識

  • 豆柴の寿命は10~12歳
  • 豆柴の価格の相場は20~30万円
  • 豆柴の性格は素朴で忠実
  • 散歩の頻度は1日2回30分ずつ

豆柴の寿命

豆柴のおおよその寿命は10~12歳です。柴犬の平均寿命が12~15歳であるのに対して少し短いですが、18歳まで生きた例もあります。

犬全体の寿命は大体12~15歳で、平均寿命は13.7歳です。体が小さいほど長生きすると思われていますが、研究調査では体重5~10㎏の小型群が超小型群よりも長生きするとわかりました。

豆柴の繁殖が始まったのは昭和25年頃と日が浅く、繁殖が安定すれば長生きする可能性は十分に見えて来ます。

犬を飼うと決めたら、最後まで責任を持つことが大切ですので、しっかり生活設計をしましょう。

豆柴の価格

豆柴犬販売の相場は、およそ20~30万円です。

一般的な柴犬の価格は10~20万円なので、比べると豆柴の方が少し高めです。これには、豆柴の方が数が少なくがあるということが関係しています。

豆柴の価格は、体形・大きさ・毛色・性格、オスかメスか、繁殖の状況や訓練、保証やアフターサービスなどによって決まります。そして、サイズが小さいほど高めという傾向があります。
次のページ:豆柴を飼育するときの注意点

初回公開日:2019年08月16日

記載されている内容は2019年08月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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