かわいいとのペキニーズはどんな犬？特徴や飼育方法をご紹介

ペキニーズは北京の犬という意味で、イギリスで名付けられた犬種名です。中国ではジンパと呼ばれており、体高は20cm前後のかわいい小型犬タイプです。

体格ががっちりしていて筋肉質で、体重は5kgと見た目からは伝わってこない重さがあります。前足や首回りが太く後ろ足が細いため、洋梨のような体型が特徴的です。

体を左右に揺らしてよちよちと歩き、ユーモラスな外見から高貴さや威厳が伝わってきます。体毛はふわふわで柔らかいです。

小型犬でかわいいという印象を与えてくれるペキニーズですが、骨組みがしっかりしていて頑丈な体つきをしているのが特徴的です。

抱っこをすると、外見からは伝わってこない重さが伝わってくるでしょう。世界的に認められている体重は、オスとメスどちらも5kg程度と言われています。

後ろ足より前足の方が太く、体長が長いので胴体は少しずんぐりむっくりに見えるでしょう。長毛と短毛のどちらもあり、飾り毛が首から胸、足の後ろ、尻尾、指、耳に生えています。

ペキニーズの起源ははっきりしていませんが、祖先犬はチベタン・スパニエルという犬種だと言われています。最古の記録が8世紀頃で、犬種は紀元前から確立しています。

名前の由来は北京から来ており、中国では「ジンパ」と呼ばれているのが特徴的です。ちなみにチベタン・スパニエルはチベットの犬で、チベットで繁殖および飼育されていました。

ペキニーズは神聖な獅子犬として、色々な宮廷や皇帝に贈られていました。シルクロードを経由して有名になります。

ペキニーズは小柄でかわいいですが、とてもがっちりした外見をしており体重は5kg以上になる個体もいます。毛色は白黒以外にも色々な色があるため、自分好みの色がきっと見つかります。

ペキニーズは主に中国の皇帝に大事に育てられ、その後はイギリスを中心に全国に広まりました。シーズーやパグの祖先とも言われているのが特徴的です。

ペキニーズは犬種の中では一番鼻ぺちゃなので、鼻ペチャ好きには堪りません。ここからは、かわいいペキニーズの特徴を詳しく見ていきましょう。

ペキニーズの体毛は、ダブルコートになっているため2重構造になっています。短い毛は熱くなっており、保温効果があるのが特徴的です。さらに長い毛が生えています。

ペキニーズの毛色は正式には定められていないため、アルビノとレバー以外はどの毛色でもペキニーズと認められます。ペキニーズはかわいいだけでなく、色の種類が豊富です。

毛色は白や黒以外にも、赤毛、クリーム、ブラックタン、茶白、三毛、フォーン、フォーンブラックマスクなどがあるのが特徴的です。

ペキニーズがかわいいと称される秘訣は、愛嬌のある顔立ちにあります。特に鼻の低さに関しては、ペキニーズの最大の特徴です。

目と鼻の位置が、横一直線に並んでいるのが特徴的です。この目と鼻の位置関係が、愛嬌がある顔だちを生み出しました。

鼻ぺちゃな犬種は他にも、シーズーやブルドッグ、パグなどが挙げられます。しかし多く存在する鼻ぺちゃな犬種の中で、最も鼻が低いのがペキニーズでかわいいと言われています。

ペキニーズは、短い前足がかわいいと言われています。そしてがに股で歩くのが特徴的です。歩く際には、前脚をコロコロと回しながら歩きます。

そのため、自動的に体が横に揺れている状態で歩いていきます。これはローリング歩行と言われており、ペキニーズ特有のかわいい歩き方です。

ふわふわとした長い毛をフリフリさせながら、コロコロと転がるように歩きます。それはペキニーズのかわいいかわいい仕草を強調させるでしょう。

ペキニーズは小柄な体格がかわいいという印象を与えますが、理想的体重は雌雄問わず5kg程度と定義されており、5kgを超えない方が理想的です。

しかし実際は3～6kg程度になり、平均すると5kg程度となります。ペキニーズは小型犬に属し、体高は20～30cmなので確かに小柄です。

体格が小さく見えても5kg程になるので、見た目によらずずっしりと重みを感じられるのが特徴的です。前足は特に太くなっています。