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バセットハウンドは耳がとても長い!性格や特徴・販売価格は?

更新日:2023年12月29日

バセットハウンドは野ウサギを狩るための猟犬ですが、本来はおっとりしていて飼いやすい犬種です。大きな耳がチャームポイントですが、耳が大きく進化した理由は、周りの音をシャットアウトして嗅覚だけを頼りに獲物の匂いを嗅ぎつけるためだと言われています。

バセットハウンドは耳がとても長い!性格や特徴・販売価格は?

バセットハウンドとは?

バセットハウンドはフランスで生み出された犬種で、「バセット」はフランス語で「低い」という意味です。

バセットハウンドの祖先はセント・ヒューバートという犬種で、究極の狩猟犬と言われているブラッドハウンドの祖先なので、フランスの司祭が繁殖させたと言われています。

バセットハウンドはセント・ヒューバートの突然変異した物で、愛らしい表情とは裏腹にうさぎ狩りに非常に利用されてきました。

バセットハウンドの歴史

バセットハウンドは1500年代後半に出版された絵本に初めて載せられており、貴族にとても愛されていた犬種です。王侯貴族は狩りの負担を減らすために、飼育をしています。

フランス革命後は庶民の食糧を確保するために、狩猟犬として飼育されていたと言われています。ドッグショーに参加させて宣伝を頑張っていった結果、イギリスでになりました。

19世紀にアレクサンドラ妃がバセット・ハウンズを飼育したことで、さらに注目を浴びるようになります。

バセットハウンドの習性・生態

バセットハウンドは元々猟犬ですが、猟犬としては珍しく温厚でマイペース性格がとても目立ちます。嗅覚が優れているところや探検好きなところから、色々な物を追いかけるでしょう。

少し頑固な一面がある一方で、基本的には大人しいため飼い犬としてはの犬種です。ブラッドハウンドの次に嗅覚が優れており、アナグマや野ウサギなどを狩って生活しています。

大きな頭部と短足は地面に鼻が近くなるように進化し、そのため嗅覚に特化しています。

バセットハウンドの身体的特徴

バセットハウンドは胴長で短足なので高さがありませんが、骨太でがっちりした体格です。短足なので、犬種の中では走るのが苦手でしょう。

バセットハウンドは短足ですが脚が大きく、大きな頭を支えるために外側に向いているのが特徴的です。皮膚が垂れ下がっていてシワがあるため、悲しそうな表情に見えます。

この悲しそうな表情がバセットハウンドのを集めています。ここからはバセットハウンドの身体的特徴について詳しく見ていきましょう。

バセットハウンドの身体的特徴

  • 皮膚が垂れ下がっている
  • 運動が苦手

皮膚が垂れ下がっている

バセットハウンドは体全体の皮膚が垂れ下がっているため、口元の皮膚も垂れ下がっておりヨダレが多く分泌しやすいです。

ヨダレが体や服に付いたり、家を汚されるのが嫌な方には向かない犬種でしょう。被毛はシングルコートや黒&白&茶色の3色、レモン&白のバイカラーがあります。

バセットハウンドの毛色はバリエーションが豊富ですが、一般的なのは白と黒、白が多めの茶色、または茶色が多めの白の組み合わせです。

運動が得意ではない

バセットハウンドは運動量があまり多くありません。毎日散歩させなければいけませんが、1日1時間が目安となるでしょう。

ただし運動不足になると肥満になりやすくなってしまうため、飼育には注意が必要です。猟犬ですが運動量は少ないため、1日に1時間以上の運動は逆に負担になってしまいます。

バセットハウンドは肥満になりやすい傾向にあるため、運動を毎日しっかりと行わせるような飼育方法が必要です。

バセットハウンドは耳が長過ぎる?

次のページ:バセットハウンドの性格

初回公開日:2019年08月21日

記載されている内容は2019年08月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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