スムースチワワってどんな犬？ロングコートチワワとの違いや特徴

スムースチワワとは立ち耳で短毛で世界最小の超小型犬です。

光沢のある滑らかな毛質で、毛が短いため、さわりごこちが気持ちいいです。頭と耳は特に短毛のため、チワワ特有の丸いアップルヘッドが際立ち非常にかわいらしいです。

短毛であることにより、ボディラインがくっきり分かり、皮膚や体調の変化に気づきやすかったり、表情がわかりやすいという特徴もあります。

スムースチワワは背中はまっすぐで短く13センチほどで平均体重は1.5～3㎏とされています。また、手足は細いですが、胴体は意外にしっかりていて引き締まっています。

スムースチワワは最初「テチチ」と呼ばれていて絶滅したと思われていたのですが、アメリカ人によって発見され、「チワワ」と名付けられました。

原産地はメキシコです。その頃は、「チワワ」ではなく、「テチチ」と呼ばれていました。古代メキシコでチワワの祖先犬テチチは発見されました。

テチチは現在のチワワほど小さくはありませんでした。テチチの記録や遺骨はマヤ文明のものと思われる墓で見つかっているとされています。

16世紀ごろ、スペイン軍による南米侵略によってテチチは絶滅の危機に追いやられます。しかし、絶滅されていると考えられていたテチチはメキシコのチワワという場所でアメリカ人により発見されました。

「チワワ」という名前は発見された場所にちなんでその時つけられた名前です。

その後アメリカ人により犬種の固定をされました。しかし、昔は、犬を使役犬として使うのが当たり前だったため、小さすぎるチワワは不でした。

スムースチワワの性格は陽気で甘え上手で勇敢ですが、臆病な一面もあります。

好奇心スムースチワワは旺盛でやんちゃな性格をしていますが、臆病で内心怖がっているときもあります。スムースチワワは散歩をせず、普段音をあまり聞かないため、音に敏感になり、警戒心が強いとされています。

また、物覚えが良く賢いため、家族と他人を区別することができます。身内に対して愛情が深く、家族が危険な目にさらされていると、大きな犬の前でも勇敢に威嚇をします。だから、番犬として非常に優れていると言えます。

スムースチワワとロングコートチワワの間にはどのような違いがあるのでしょうか。

スムースチワワとロングコートチワワの間には、毛の長さの違いだけではなく、寒さへの耐性やカラーバリエーション、相場価格の違いがあります。

見た目や飼いやすさも違っているため、どちらを飼うか悩んでいる方や興味のある方は、ぜひ読んでみてください。

スムースチワワは毛が短く、ロングコートチワワは毛が長いです。

原種のチワワは毛が短いスムースチワワだったのですが、長毛種である犬と交配することで毛が長いロングコートチワワが作られました。

スムースコートチワワは毛が短いため、皮膚、体調変化や表情などがわかりやすいです。体格がわかりやすいため、陽気な性格がうかがえます。さらにロングコートチワワに比べ、お手入れが簡単で飼いやすいです。

ロングコートチワワは毛が長いため、ふわふわした印象で非常にかわいらしく、スムースチワワよりです。ブラッシングや夏のサマーカットを楽しむことができます。

チワワは寒がりな犬ですが、中でもスムースチワワはロングコートチワワに比べても寒さに弱いです。

温暖な国が原産であるチワワは寒さに対する免疫がなく、体温調節が難しいです。さらに、小型であればあるほど寒さに弱くなりますから、犬の中では世界最小といわれているチワワは非常に寒さに弱いです。

特に、スムースチワワはロングコートチワワより毛が短いため、熱がこもりにくいです。そのため、寒さをじかに感じてしまいます。飼う際には、ストーブは危険ですのでエアコンを使用するなどしなくてはありません。

チワワは単色、2色、3色があり、それに加え、眉毛や口周りに斑点が存在することがあります。

スムースチワワはピュアレッド、ホワイト＆ブラック、ブラウン＆ホワイト、ブラウン＆イエローなどさまざまなバリエーションがあります。しかしながら、マール＆ホワイトやマール単色ですと、遺伝性疾患の危険があります。

色素が薄いような色が、目の大きさやチワワの象徴であるアップルヘッドが際立つため、非常にです。