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ラミノーズテトラは混泳・群泳どちらに向いている?飼い方を紹介

ラミノーズテトラとは?

ラミノーズテトラは、アマゾン川に生息している頭部が赤い熱帯魚です。

この記事では、ラミノーズテトラの生態や特徴、混泳の注意点、飼育方法、購入できる場所や値段、レッドノーズテトラとの違いをご紹介します。

生態

ラミノーズテトラは、体色の全体がシルバーで頭部だけ赤い色をしています。尾びれにはしましま模様があります。

名前についている「ラノミーズ」は「酔っぱらい」という意味があり、ラミノーズテトラの頭部だけが赤く酔っぱらいのような見た目からつけられました。

ラミノーズテトラの最大の魅力は、群れをなし元気いっぱい水槽内を泳ぐさまは圧巻です。ですから、ぜひ一度にたくさん購入したいです。

繁殖

ラミノーズテトラの繁殖はできます。

ラミノーズテトラの繁殖は簡単ではありませんが、水の交換頻度を減らし水質を維持し、そのあと急に水を交換してあげると繁殖行動を起こします。

それは、アマゾン川に生息しているラミノーズテトラは水質が大きく変わることをきっかけに繁殖行動に入るからです。

繁殖のさいには、毎日エサをたっぷりあげて元気いっぱいにしておくことも大切です。水底に産卵するので、隠れ家になるような水草を敷き詰めておくとよいでしょう。

種類

ラミノーズテトラは分類がカラシンです。

頭部が赤く体色が銀色なものが一般的ですが、品種改良されてアルビノ個体やさらに赤色が協調されたものなどがいます。

アルビノ個体のアルビノ・ラミノーズテトラ、メタリックな色合いのブリリアンヘッド・ラミノーズテトラ、ダイヤモンドのようにキラキラしているダイヤモンド・ラミノーズテトラがいます。

ラミノーズテトラの特徴

ラミノーズテトラは、普通は頭部が赤いのが特徴ですが赤くないものをときどき見かけます。それは水質が合ってないときや調子が悪いなどの原因があるときなので注意しましょう。

ここでは、ラミノーズテトラの特徴についてご紹介します。

大きさ

ラミノーズテトラの体長は大きくて5cm程度なので、小型熱帯魚の分類になります。

お店からお迎えしたさいには、2.5~3cm程度とさらに小さいです。熱帯魚の王道、ネオンテトラよりも一回り大きいサイズになります。

ラミノーズテトラが群れになって泳ぐさまは、キレイですし、サイズも小ぶりなので同じ水槽にたくさんラミノーズテトラを入れるとよいでしょう。

寿命

ラミノーズテトラの寿命は3年ほどです。最長だと5年ほど生きます。小型熱帯魚の中でも長寿で、ずっと楽しむことができます。

赤色の発色具合で、ラミノーズテトラの体調を確認できる面白く飼いやすい魚です。赤色が濃ければ濃いほど体調がよいです。

また、しっかり飼うことで、その赤色の発色もキレイに輝いていきます。

レッドノーズテトラとの違いは?

ラミノーズテトラとレッドノーズテトラの違いは「頭部」でわかります。

ラミノーズテトラとレッドノーズテトラはとても似ていますが、頭部の赤色が胴の方まで伸びているのがラミノーズテトラで、赤色が頭部にちょっとだけついているのがレッドノーズテトラです。

また、尾びれのラインが胴に伸びて、黒色がくっきりしているのがレッドノーズテトラになります。

ラミノーズテトラは群泳向き?

ラミノーズテトラは、「ラミーノーズ・テトラ」と呼ばれることもあります。

ラミノーズテトラの生態や特徴がわかったところで、ここではラミノーズテトラが群泳向きかどうかをご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
ラミノーズテトラは群泳向き?
  1. 混泳相手
  2. 混泳の注意点

混泳相手

ラミノーズテトラの混泳相手には、同じテトラの種類であるネオンテトラがです。他にもグッピーやカージナルテトラ、ヤマトヌマエビもよいでしょう。

また、ラミノーズテトラが群れで泳ぐのが圧巻なので、ラミノーズテトラ同士を10匹以上いれるのもです。基本的に大人しい性格なので多くの熱帯魚と混泳が可能です。

ラミノーズテトラを食べたり、攻撃してくる魚でなければ大丈夫でしょう。例えば、エンゼルフィッシュやベタなどはしません。

混泳の注意点

相性の悪い熱帯魚と一緒にすると、ラミノーズテトラにストレスがかかり赤い色が薄くなってしまいます。

また、混泳の注意点としては、とても速く泳ぐ熱帯魚なので、他の熱帯魚のエサをすべて取ってしまっていないかを確認する必要があります。

他の熱帯魚たちにエサが行き渡るように確認するようにしましょう。
初期費用(水槽やフィルターなど)継続費用(エサ)寿命世話にかかる手間飼いやすさ難易度
1万~1万5000円1000円前後3~5年水換えのみ注意が必要★★★★☆

ラミノーズテトラの飼育方法は?

ラミノーズテトラを飼うためには以下の道具が必要です。

水槽、フィルター(ろ過器)、ヒーター、カルキ抜き(水質調整剤)、敷き砂、ライト、水温計、エサ、水質検査薬です。

他にラミノーズテトラの隠れ家としてや見栄えとしても水草もあるとよいです。

次に、飼育方法について具体的に説明します。
ラミノーズテトラの飼育方法は?
  1. 水槽の大きさは60cmがベスト
  2. 水質に敏感なので水換えは気をつける
  3. エサやりは1日2回

水槽の大きさ

60cmの水槽で25匹ほど飼えます。群れをなして泳ぐさまが楽しいので、多く飼うのがよいでしょう。

また、ラミノーズテトラを飼うのが初心者の方にも60cmの水槽がです。30cmの水槽だと水質が悪化しやすいので何度も交換しなければなりません。

60cmの水槽であれば、極端に水質が変わらずに飼育することができるので、ラミノーズテトラを元気な状態で飼うことができるでしょう。

30cmの水槽で3匹、45cmの水槽で10匹まで飼うことができます。

水換え

ラミノーズテトラは、水質に敏感な熱帯魚なので水換えは気をつけましょう。

まず、ラミノーズテトラは弱酸性から中性(pH6.0~7.0)の水質にしましょう。また、水温は27℃前後が適温ですから温度管理には気をつけヒーターなどを使いましょう。

また、導入時の水合わせのさいには特に注意が必要です。時間をかけて水槽の水を少しずつ加えていって最終的に水槽に放ってあげましょう。

エサやり

エサやりは、あげるだけ食べるので1日2回適量を与えましょう。

ラミノーズテトラのお腹が目安で、お腹が少し膨れたくらいがちょうどよい量です。与えすぎるとあるだけ食べますから、お腹がパンパンになってしまいます。

そうは言っても最初はどれくらいあげればよいかわからないでしょう。ラミノーズテトラが痩せていっているように感じたら、エサを少しずつ増やしていきましょう。

ラミノーズテトラの買える場所と値段

ラミーズテトラの飼育方法がわかったところで、次に実際にどこで購入すればよいか知りたいでしょう。

ラミーズテトラは、ホームセンターや熱帯魚専門店、ネット通販でも購入可能です。

ここでは、それぞれの販売方法と価格について触れていきます。

ホームセンター

ホームセンターでラミノーズテトラを購入するのは、敷居が低く自由に購入できます。

ラミノーズテトラを飼育するさいに必要なものも揃えられるでしょう。ただし、ホームセンターにはラミノーズテトラが販売されているかわかりませんし、どの子にするか選ぶことは難しいでしょう。

価格は大体100円~で単体買いも複数買いもできます。送料はかかりません。

熱帯魚専門店

熱帯魚専門店でラミノーズテトラを購入すれば、店員から飼育方法などの専門的な話をくわしく聞くことができます。

熱帯魚専門店なので、管理も行き届き元気いっぱいのラミノーズテトラを購入できます。品種改良種もあります。

また、ラミノーズテトラを購入するさいに必要なものもすべてそこで揃えることができるでしょう。

価格は大体100円~で単体買いも普通に購入できますし送料はかかりません。

ネット通販

ネット通販でラミノーズテトラを購入するなら、品切れなどがないので欲しいと思ったときに購入することができます。

また、品種改良されたブリリアンヘッド・ラミノーズテトラやダイヤモンド・ラミノーズテトラも購入することができるでしょう。

ただし、ネット通販の場合、ラミノーズテトラが自宅に着いたときに元気がなくなっていることも考えられます。

価格は大体1匹100円~で、単体売りもしていますが10匹セットや20匹セットなどセット売りが多いです。これに送料がかかります。

ラミノーズテトラは他の熱帯魚との群泳に!

いかがでしたか?

ラミノーズテトラは、大人しい性格なのでさまざまな熱帯魚と混泳してもよい初心者向きの熱帯魚です。

混泳も群泳もできる熱帯魚ですが、群泳させたい場合には、混泳する熱帯魚の数よりもラミノーズテトラの数を多く放ちましょう。
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