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グッピーが生活しやすい水槽のレイアウト|おすすめの水草も紹介

「グッピーを飼育するためにはどのような物が必要?」
「グッピーの水槽をレイアウトする流れが知りたい」
「グッピーの水槽におすすめの水草ってどのようなもの?」
美しい鮮やかな色と初心者でも飼育しやすいことから人気のグッピーを飼育してみたいという人もいるのではないでしょうか。

本記事ではグッピーの水槽をレイアウトする流れや、レイアウトする際の注意点、グッピーの水槽におすすめの水草などについて詳しく解説します。

記事を読むことで、どのようにグッピーの水槽をレイアウトするのか、レイアウトする際にはどのようなことに気をつければいいのか、グッピーの水槽にはどのような水草が適しているのかを知ることができるでしょう。

またグッピーの飼育に必要な物も併せて解説しています。グッピーの飼育に興味がある人は是非参考にしてみてください。

グッピーの水槽をレイアウトする流れ

観賞魚としての人気が高いグッピーを飼育してみたいという人も多いのではないでしょうか。最近ではグッピーなどの観賞魚を飼育するのに水槽をおしゃれにレイアウトする人も増えています。

ここではグッピー水槽をレイアウトする流れについてご紹介するため、是非参考にしてみてください。

レイアウトをイメージする

グッピーの水槽をレイアウトするにはまず、レイアウトをどのようにするのかイメージしましょう。水草中心のレイアウトにするのか、石を中心にレイアウトするのか、流木を中心にレイアウトするのかによって全体的なイメージも変わってきます。

ここではそれぞれのレイアウトについて見ていきましょう。

水草を中心にイメージする

水草を中心にグッピー水槽のレイアウトをイメージしてみましょう。水草を中心に取り入れることで水槽内の緑とグッピーの色鮮やかなカラーを引き立たせることができます。

水草と一口に言ってもさまざまな種類のものがあるため、自分のイメージに合った水草を組み合わせておしゃれな水槽を作りましょう。

石を中心にイメージする

石を中心にグッピー水槽をレイアウトするのもおすすめです。石を中心に水槽をレイアウトする際には、水草は背の低いものを合わせると非常にすっきりとしたシンプルでおしゃれな水槽になります。

石を中心にレイアウトする場合には、グッピーの泳げる空間を残すことや、石の平らな面を表に出すように設置するのがポイントです。

流木を中心にイメージする

流木を中心にグッピー水槽をレイアウトするのもおすすめです。大きめの流木を水面から飛び出すように設置すれば、大自然の中にいるようなおしゃれな水槽になります。

また大きめの流木を設置することで、迫力とインパクトのあるレイアウトになるでしょう。

水槽を準備する

グッピー水槽のレイアウトをイメージしたら、次に水槽を準備しましょう。グッピー水槽をインテリアとして楽しみたいという場合には小型の水槽、水草をたくさん入れてグッピーを鑑賞するのを楽しみたい場合には長方形の水槽がおすすめです。

コンパクトにまとめたいという人向けにオールインワン水槽なども販売されていますが、グッピーをしっかり飼育したいという人は一般的なガラス水槽を使用すると良いでしょう。

ライトを設置する

次にライトを設置しましょう。ライトの種類によって水槽の中の雰囲気を変えることができます。LEDライトを使えば水草の清涼感を出すことができ、グッピーの発色をよくすることもできるでしょう。

また青みがかったライトを使えば幻想的な雰囲気にすることもでき、インテリアのような水槽にすることができます。

ろ過フィルターを設置する

酸素を供給したり、水をろ過するためにろ過フィルターを設置しましょう。ろ過フィルターには外掛けフィルターや上部フィルター、底面フィルター、投げ込み式フィルターなどさまざまなものがあります。

ろ過フィルターを設置する際には稚魚が吸い込まれないよう、吸い込み口にスポンジをつけておきましょう。

ヒーターを設置する

グッピーの飼育に適した温度はおよそ22℃から25℃であるため、水温が低くなる冬には水槽用にヒーターを設置するようにしましょう。

ヒーターは10月くらいから5月くらいまで稼働させ、水温を適温に保つようにしてください。

底砂を入れる

グッピー水槽は砂利を入れてレイアウトするのがおすすめです。水槽には底砂を入れない方が掃除は楽ですが、見た目に味気ないだけでなくグッピーも落ち着きません。

砂利を敷いておけば水をきれいにするバクテリアが繁殖するというメリットもあります。水槽に底砂を入れる際にはおよそ3cmから5cmほどの厚さに敷くと良いでしょう。

石を置く

グッピー水槽に石を置きましょう。自然の石をグッピー水槽にレイアウトすることでレプリカとは異なる迫力を感じられるスタイリッシュな水槽にすることができます。

石にコケをつけたり、積み重ねたりすることでさまざまなレイアウトを楽しむことができるでしょう。

流木を置く

グッピー水槽に石を置いたら、流木も置いてみましょう。さまざまな形の流木がありますが、ダイナミックな形状の流木を設置すれば見た目に迫力があるだけでなく、グッピーたちの隠れ家にもなります。

流木のレイアウト次第でおしゃれなグッピー水槽を演出することができるでしょう。

水草を植える

グッピー水槽に水草をレイアウトする際には、水草の色は2種類まで、種類も2種類から3種類程度にするのがおすすめです。

水槽の前面には比較的背の低い水草を、左右には中くらいの高さの水草を、後方には背丈の高い水草を配置しましょう。中央はグッピーが広々と泳げるようにスペースを空けておいてください。

グッピーの水槽をレイアウトするときの注意点

グッピーの水槽をレイアウトするときには、いくつかの注意点があります。ここではグッピー水槽をレイアウトするときの注意点について解説するため、グッピー水槽をレイアウトするときの参考にしてみてください。

水草を植えるときに詰めすぎない

水草を植えるときには詰めすぎないようにするのが重要なポイントです。水草を植えるときに詰め過ぎず、どちらかと言えばスカスカになるように植えた方が水草がよく育ちます。

水草を詰め過ぎないように植えることで水草全体に日光が当たり、水の通りもよくなり、栄養もよく吸収します。

水草を詰め過ぎずに植えると最初は見た目が悪く感じますが、それは最初だけのためあまり詰め過ぎないように植えましょう。

水を入れるときは勢いよく入れない

レイアウトが完成し、水槽に水を入れるときには勢いよく入れないように気をつけましょう。水を勢いよく水槽に入れると、レイアウトした水草が水の勢いで抜けてしまいます。

水を手で受けながら水槽に水を入れたり、水槽の壁に伝わらせて水を入れたりして、ゆっくりと水槽に水を入れるようにしましょう。

グッピーの水槽におすすめの水草8選!

ここからはグッピーの水槽におすすめの水草をご紹介します。初心者でも育てやすい丈夫な水草をご紹介するため、グッピー水槽に水草を取り入れる際の参考にしてみてください。

ウォータースプライト

グッピー水槽におすすめの水草としてウォータースプライトが挙げられます。ウォータースプライトに適した水質はグッピーの飼育にも適した弱アルカリ性であるため、グッピー用の水草とも言われています。

ウォータースプライトはたくさんの光量が必要であるため、レイアウトする際にはたくさん入れすぎないよう注意しましょう。

アヌビアスナナ

グッピー水槽をかっこよく見せることができるアヌビアスナナも、グッピー水槽におすすめの水草です。

とても丈夫な水草であるため、初心者でも扱いやすく枯らしてしまうことは少ないでしょう。流木や石などに活着させることができるためベアタンクでの飼育にも使いやすいです。

ハイグロフィラ

ハイグロフィラも丈夫で簡単に扱うことができるため、グッピー水槽のレイアウトにおすすめです。ポピュラーな水草で増やすことも簡単ですが、水質の変化には敏感であるため定期的に水を換える必要があります。

アナカリス

グッピー水槽におすすめの水草として、アナカリスも挙げられます。アナカリスは日本の川に繁殖している水草であり、とても丈夫で比較的安価であるため初心者にぴったりと言えるでしょう。

扱いも簡単で放っておいても育ちますが、成長するスピードが早いため定期的にトリミングをすることが必要です。

マツモ

アナカリスと同じようにマツモも安価で丈夫であるため簡単に育てることができる、グッピー水槽におすすめの水草です。

マツモは稚魚の隠れ家にもなるため、稚魚を飼育する際にはウィローモスと一緒にレイアウトするとよいでしょう。

日が当たると増えすぎることがありますが、日光が弱くても枯れてしまう場合があるため注意が必要です。

ウィローモス

ウィローモスもグッピー水槽におすすめの水草です。水草の中でも簡単に育てることができ、日光の当たる場所に置いておけば増えていきます。

背丈が低い水草で絨毯のように水槽に敷き詰めれば、稚魚の隠れ家にもなります。活着させずに入れておくだけでも簡単に増えるため、増え過ぎには注意が必要です。

リシア

リシアもグッピー水槽におすすめの水草です。もともと浮草ですが、グッピー水槽では沈めて使います。

リシアを用いれば水槽に丘陵を作ったり、ボリュームのある緑の絨毯を作ったりすることができ、おしゃれな水槽を作ることができます。

キューバパールグラス

キューバパールグラスは葉がとても小さく、背丈の低い水草です。光合成をしているときに葉から気泡が出ます。

非常に小さな葉が水槽に美しい緑の絨毯を作るため、密生させて植えればグッピー水槽をおしゃれにすることができるでしょう。

グッピーの飼育に必要な物

グッピーを飼育したいと思っている人の中には、グッピーを飼育するためにどのような物が必要なのかを知りたいという人もいるでしょう。

そこで、ここではグッピーの飼育に必要な物について解説するため、グッピーを飼育する際の参考にしてみてください。
  • 水槽
  • ライト
  • ろ過フィルター
  • ヒーター

水槽

グッピーを飼育する際にまず必要となるのが水槽です。グッピーは小型の魚であるため、30cm程度の水槽でも飼育することができます。

一般的な長方形のガラス水槽だけでなく、デザイン性に優れたおしゃれな水槽もいろいろ販売されているため、飼育の目的によって自分に合った水槽を選びましょう。

ライト

グッピーの発色をよくしたり、鑑賞しやすくしたりするためにライトを設置しましょう。ライトは毎日同じくらいの時間に点灯し、消灯も決まった時間にするようにしてください。

ライトは1日10時間程度を目安として、毎日点灯しましょう。

ろ過フィルター

グッピー水槽の水質を安定させるために、ろ過フィルターを設置しましょう。ろ過フィルターはさまざまなタイプのものが販売されていますが、初心者はフィルターのみ交換すればいい外掛けタイプのものがおすすめです。

ろ過容量が小さいと十分なろ過が行われず、水質が低下してグッピーが弱ってしまうため注意しましょう。

ヒーター

グッピーの飼育に適した温度はおよそ22℃から25℃くらいと言われています。そのため水温が低くなる時期になると、ヒーターを使用して水の温度を適温に保つようにしましょう。

水温を一定に保つために水槽用の水温計を設置して、水温が下がりすぎていないか確認するようにしましょう。

グッピーの水槽の管理方法

グッピーを健康に飼育するためには、グッピー水槽をしっかりと管理しておくことが大切です。ここではグッピーの水槽の管理方法について解説します。

グッピーの水槽の水質を維持して、適切な飼育環境を整えましょう。

ガラスの掃除

見た目をきれいに保ち、水の汚れを防止するためにも定期的にガラスの掃除を行うようにしましょう。ガラス面の汚れはとくに目立ちやすいため、ガラスに付着したコケやぬめりなどはスポンジを使ってしっかりと落としてください。

ガラスの掃除は週に1回程度行う部分換水と月に1回程度行う全換水のタイミングですると良いでしょう。ガラス掃除には市販のメラミンスポンジのほか、水槽掃除用のシートを使うのもおすすめです。

水かえの頻度

グッピーを飼育しているとフンや食べ残しによって水質が悪化します。水槽の水質を維持するために定期的に水かえをするようにしましょう。

水かえの頻度は魚を水槽に入れたまま行う部分換水を週に1回程度、水槽から魚を出してすべての水をかえる全換水を月に1回程度行います。

水槽に対して明らかに魚の数が多く過密飼育になっている場合には、毎日水かえをおこなうようにしましょう。

水草の生育状態

グッピー水槽を美しく保つためにも、水草の育成状態を確認するようにしましょう。水草をきれいに育てるためには週に1回程度水かえをする必要があります。

定期的に水かえを行わなければ水質が酸性に傾いてしまい、水草が育ちにくい環境になってしまうでしょう。

グッピーは比較的水質悪化に強い魚であるため、水質が少し酸性に傾いても元気に泳いでいることが多いですが、繊細な水草は枯れてしまうこともあります。

水草を育てるのはグッピーを飼育するよりも難しいと言われているため、水草の生育状態を見ながら水かえを行うようにしましょう。

グッピーが生活しやすい水槽をレイアウトしよう

グッピーの水槽をレイアウトする流れや、レイアウトするときの注意点、グッピーの水槽におすすめの水草などについて解説しました。

グッピーは美しく丈夫な魚です。しかし適切な環境で飼育しなければ弱ってしまうこともあるでしょう。そのためグッピーの飼育に必要な物を知り、生活しやすい水槽のレイアウトを考えることも大切です。

またグッピーの水槽をレイアウトをする際には、グッピーと同じくらい丈夫な水草を用いるようにすると手間がかからず美しい水槽を作ることができます。

ご紹介した内容を参考にグッピーが生活しやすい水槽のレイアウトを知り、適切な環境でグッピーの飼育を楽しみましょう。
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