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2017年11月02日

初心者でも簡単!ミナミヌマエビの飼育方法|餌/水草/メダカ

ミナミヌマエビは小さなエビで、淡水で飼育することができます。環境への適応能力が高く、初心者が飼育する個体としてもおすすめです。屋外での飼育や、メダカとの混泳もできます。今回はミナミヌマエビの飼育方法や、初心者が気を付けたいことなどをご紹介します。

初心者でも簡単!ミナミヌマエビの飼育方法|餌/水草/メダカ

ミナミヌマエビの飼育方法って?

ミナミヌマエビは、淡水魚と同じ水槽に入れるエビとして有名です。エビは前足の動きが独特なため見ていて面白く、単独で飼育するのも人気があります。

ミナミヌマエビは海ではなく、淡水の川に住んでいる日本固有種のエビです。小さなエビで、成長して大きくなっても2cm〜3cmほどの大きさしかありません。寿命は野生だと1年、人工飼育でも1〜2年ほどです。

魚を飼ったことがない人でも飼育しやすく、初心者にもおすすめです。ではミナミヌマエビはどのように飼育すれば良いのか、詳しくご紹介していきます。

ミナミヌマエビの飼育方法

ミナミヌマエビは春から夏に産まれ、越冬したら次の春から夏にかけて交配、産卵をします。稚エビを産んだら秋に一生を終えます。寿命は1〜2年ほどと短いですが、上手く飼育できていれば卵を産み、稚エビを育てることもできます。

ミナミヌマエビは淡水の川に住んでおり、飼育方法も似たような環境に合わせる必要があります。飼育に使う餌や水草、冬での飼育方法などをそれぞれご紹介します。

簡単

ミナミヌマエビの飼育は比較的簡単です。個体が小さいため食べる餌の量はわずかで、数匹飼う程度なら水はあまり汚れません。寿命は1〜2年ほどですが、丈夫で環境への適応力は高めです。

日本でのミナミヌマエビの生息地は、鹿児島から関東近辺の川のため寒さには強く、水温が下がっても熱帯魚を飼育する時のように神経質になる必要はありません。そのためヒーターも基本的には不要です。

室内でミナミヌマエビを飼育する場合、用意するものは水槽、砂利、水草、フィルターです。水槽を置く場所が暗いのであれば、照明も必要です。単独で飼育するなら水槽の大きさは45cmほどで良いでしょう。小さい水槽だと隠れ家を作る場所が限られてしまいます。

砂利は5cm程度敷きます。フィルターは水質を安定させるのに便利です。外部フィルターは濾過能力が高く、水質がより安定するのでおすすめです。飼育は比較的簡単で必要な道具も少ないため、初心者でも飼いやすいエビです。

ミナミヌマエビの主食は、コケや赤虫などです。淡水魚と一緒にミナミヌマエビを飼育する場合、水槽に付着したコケを食べてもらうのが目的という方もいらっしゃるでしょう。その場合は市販の餌をあげると、コケを食べなくなる可能性があります。コケがある間は餌をあげなくても問題ありません。

コケがない新規の水槽で飼育する場合であっても、餌は少量にしておきましょう。ミナミヌマエビは夜行性のため、もし餌をあげて翌朝に残っているなら与えた量が多すぎます。12時間ほど経っても水槽に餌が残っていれば回収し、次回の餌の量を変えてみましょう。

餌は市販のエビ専用のものでも良いですし、雑食なので魚肉ソーセージやきゅうりなどを与えても良いでしょう。

水草

ミナミヌマエビを飼育する際は、水槽に水草も入れましょう。ウィローモスは隠れ家になり、しかも丈夫なためおすすめです。他にはアナカリスやアヌアビアスを入れても良いでしょう。

水草は隠れ家になるだけでなく、水中の栄養素を取り入れて、水質が劣化するのを防ぐという役目もあります。水草に光が当たれば光合成をして酸素も排出しますし、稚エビが産まれたら良い隠れ家にもなります。

ミナミヌマエビを飼育するのに適した水温は、5〜30度程度とされています。そのため、室内であれば冬場でもヒーターなしで飼育することができます。自然界の川では、気温が低いと水面が凍ることもありますが、そんな環境下でも生きられます。

ミナミヌマエビの飼育方法で初心者が気を付けたいこと

ミナミヌマエビは丈夫で飼育も簡単なため、淡水魚や熱帯魚などを飼ったことがない初心者にもおすすめです。簡単とは言っても、飼育する上で注意点もあります。場合によっては飼育したばかりなのに死んでしまう可能性もあります。ミナミヌマエビを飼育する際に、初心者が気を付けたいことをご紹介します。

水合わせ

ミナミヌマエビを購入したら、「水合わせ」と呼ばれる作業が必要です。ミナミヌマエビが入ったビニール袋をそのまま水槽に1時間ほど浮かべて、水温を合わせます。

1時間ほど経ったら、ビニール袋の中の水を半分捨てましょう。捨てた水の分だけ、水槽の水を袋へ入れます。水は一気に入れるのではなく、ゆっくり入れて水合わせを行なってください。水合わせをしたら再び水槽に1時間ほど浮かべましょう。1時間経ったら、先程と同じように水合わせをします。

点滴法

水合わせは手間が掛かるため、点滴法と呼ばれる方法もあります。バケツなどの容器にミナミヌマエビを移し、水槽よりも低い所へ置きます。エアーチューブを容器と水槽に繋げ、容器側にはコックを取り付けます。スポイトをコックの先に付けて吸い込んだら、水槽から容器へ水が流れます。水流は緩やかになるよう、コックで調節しましょう。

点滴のように少しずつ水槽の水が容器に入り、水合わせをすることができます。 容器にある程度水が溜まったら、容器を水槽に浮かべて水温を合わせます。水温が近づいたら、ミナミヌマエビを水槽へ移しましょう。

点適法で生体にやさしい 水抜き・水合わせキット

「点適法で生体にやさしい 水抜き・水合わせキット」は水合わせに必要な道具が一式入っています。ビニール袋を水槽に浮かべて行なう水合わせが面倒であれば、このようなキットはとても便利です。説明書が入っているので、水合わせをしたことがない初心者の方にもおすすめです。

説明書つき。
水合わせは初めてなのですが、なんのトラブルもなく作業が進んでます。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R59O8ADL6UVT... |

温度

ミナミヌマエビの飼育に適した水温は5〜30度のため基本的にヒーターは必要ありませんが、夏場の水温には注意が必要です。水温が上がり30度を超えてしまうと、最悪の場合死に至ります。水温を確認できるように、温度計は必ず水槽に設置しましょう。

室内が暑過ぎて水中が高温になると、酸素が減ってしまいます。水中の酸素が不足すると酸欠状態になりやすいため、エアーポンプなどで酸素を送る必要があります。ミナミヌマエビは寒さだけではなく、暑さにも比較的強い個体ですが、水温の上昇には注意しましょう。

水温が30度を超えると、体力が奪われる点にも注意が必要です。水温が高い日が続くようであれば、冷却ファンを使うことも考えましょう。

水草

飼育方法にて水草を入れるようにお伝えしましたが、初心者が気を付けたいのは農薬です。もし農薬が付いた水草を水槽に入れてしまうと、ミナミヌマエビが死に至ることもあります。水草の中には、農薬が付着したまま販売されていることもあるため、注意が必要です。

販売しているお店によっては、水草を無農薬で栽培している所もあります。初心者であれば無農薬の水草の方が安心して飼育できるでしょう。もし、農薬が使われている水草を購入した場合、残留農薬を除去するための中和剤を使って農薬を取り除いてください。

水草その前に・・・

水草に付着している農薬を取り除くことができる、中和剤です。2リットルの水道水に溶かしたら、その中に水草を10分浸します。10分経ったら水草は水道水でよく洗い、中和剤が溶けた水をしっかり洗い流してから水槽に植えましょう。

アクアリウムをしているとめずらしい水草などを見つけるたびに
すぐに水槽に入れたくなる衝動にかられます。
気を付けていても、残留農薬でエビがすぐに☆になります。
これを使うと、残留農薬有のアヌビアスナナなどもすぐにエビ水槽に投入可能です。
ちょっと高いけど大事な生体の為です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R74PCYI45L4A... |

ミナミヌマエビの屋外での飼育方法

ミナミヌマエビは丈夫なため、屋外で飼育することもできます。水槽がなくても、発泡スチロール箱での飼育も可能です。発泡スチロール箱を使う場合は、容量が20リットル以上のものが良いでしょう。他には砂利と水草を用意するだけです。フィルターや照明がなくても飼育でき、少ない道具で良いので初心者にもおすすめです。

直射日光が当たると水温が上がりやすいため、特に夏場は注意してください。日陰を作ったり、気温が高い日は室内に置くなどの対策を取り、水温が30度以上にならないようにしましょう。

太陽が当たると、コケが成長し過ぎることもあります。もし屋外で飼育しコケが大量に発生してしまうと、体が小さいミナミヌマエビが、コケを食べるスピードが追いつかない可能性もあります。餌を与える必要はありませんが、コケが増えて水中の見た目が良くないこともある点は視野に入れておきましょう。

ミナミヌマエビのメダカとの飼育方法

ミナミヌマエビだけを飼育していると、魚も一緒に飼いたくなる方もいらっしゃるでしょう。メダカはミナミヌマエビと相性が良く、混泳するのにおすすめです。どちらも日本に生息している生き物で、住んでいる環境も似ています。

水温や水質など、ミナミヌマエビと同じ環境下でメダカも飼育することができます。メダカは水面の近く、ミナミヌマエビは底で生活するため、同じ水槽で飼っても別々の場所で活動します。メダカに餌を与えた後の食べ残しは、ミナミヌマエビが食べてくれるので、水槽も汚れにくいです。

屋外でミナミヌマエビを飼育する場合は、メダカがボウフラを食べてくれます。水中が汚れたり、蚊が大量に発生するのを防ぐという役目もあるのでおすすめです。

稚エビの飼育には要注意

ミナミヌマエビが稚エビを産んだら、メダカとの混泳には注意が必要です。稚エビは非常に小さく、メダカが食べる場合があるためです。稚エビを育てたいのであれば、お腹に卵があると分かった時点で別の水槽へ移した方が安心です。別の場所へ移せない場合はウィローモスなどの水草を入れ、稚エビが隠れる場所を作りましょう。

メダカが稚魚を産んだ場合も、同じく注意しなければなりません。ミナミヌマエビが捕食する可能性があるので、稚魚を育てたい場合も別の水槽へ移した方が良いでしょう。

ミナミヌマエビの飼育は簡単で初心者にもおすすめ

ミナミヌマエビの飼育方法をご紹介しました。適している水温が5〜30度と幅広く、丈夫な個体のため飼育するのはあまり難しくありません。コケを食べてくれるので餌を与えなくても良く、揃える道具も少ないので、初心者が飼うエビとしてもおすすめです。

水合わせを丁寧に行ない、水温が30度以上にならないように気を付けていれば、死に至る確率はさほど高くありません。屋外で飼育することもでき、水槽を買わなくても発泡スチロール箱での飼育も可能です。

初めてミナミヌマエビを飼うのであれば、まずは単独でミナミヌマエビを飼育し、後にメダカと混泳させるのもおすすめです。ただし稚エビや稚魚を育てたい場合は、別の水槽で飼うなどの対策が必要になります。ミナミヌマエビは飼いやすく価格も安いので、何か飼ってみたいという方はぜひ検討してみてください。
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