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初心者でも簡単!メダカの飼い方|餌/室内/屋外/水槽/冬

初回公開日:2017年10月31日

更新日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

素朴な印象で、自然の川などでも見かけることができるメダカは、丈夫で飼いやすい魚です。現在では品種改良で色々な種類が生まれカラーバリエーション豊富で、比較的安価なことから人気を集めています。今回はそんなメダカの飼い方についてご紹介します。

初心者でも簡単!メダカの飼い方|餌/室内/屋外/水槽/冬

メダカの飼い方

設備

メダカは非常に丈夫な魚で、水温の変化や水質悪化にも強いのが特徴です。そのため、ある程度室温が保たれた室内で飼育するならば、ヒーターを設置しなくても良い場合が多いです。ただし状態良く飼育するには、メダカが最も活発に活動する25~28度に水温を調節した方が良いでしょう。

メダカの飼育に必要な道具は水槽やろ過機、カルキ抜き、餌があれば良いです。底砂や水草は水槽のレイアウトを決める時に、ヒーターも必要に応じて用意します。

底砂は、容器に敷いておくとバクテリアの住処となります。底砂のバクテリアはメダカのフンや食べ残しの餌を分解して、水を浄化してくれるので可能であれば敷くようにしましょう。メダカの底砂は熱帯魚専用の底砂や、園芸用の赤玉土も使用することができます。

容器

メダカの飼育容器には、水槽や睡蓮鉢、発泡スチロールなどがあります。主に水槽は室内で飼育する場合に向いていて、睡蓮鉢や発泡スチロールは外気の温度に影響されにくいので屋外での飼育に向いています。室内で飼育したい場合や横からメダカを観察したい場合は水槽、屋外で飼育したい場合やメダカを上から観察したい場合は睡蓮鉢や発泡スチロールを使用しましょう。

メダカは丈夫な魚ですが、限られたスペースでたくさんの数を飼育してしまうと水質の悪化が速くなり調子を崩してしまいます。メダカを飼育する時は目安として1匹に対して1~2Lの水を確保するようにしましょう。30cm水槽で飼育するならば10匹程度が理想的です。

水換え

水換えは最低でも週に1度全体の水量の1/3か1/4交換します。魚の飼育水は一見綺麗なように見えても、アンモニアなどの魚にとって有害な物質が蓄積されています。水換えを長期間行わないと、このアンモニアの影響でメダカが病気になってしまったり死んでしまうこともあるので必ず行いましょう。

また、ろ過機のフィルターは飼育しているメダカの数にもよりますが半年に1度は新しいものに交換しましょう。また、水替えのタイミングでフィルターを水洗いして大きなゴミを取っておくと長持ちします。ただしフィルターを洗う時はカルキ抜きした水ですすぐようにして洗いましょう。水道水でフィルターを洗うとフィルターのバクテリアが死にます。

メダカは雑食性なので人口の餌の他に、冷凍赤虫、プランクトン、ミジンコや植物なども食べます。メダカの飼育では基本的には人口の餌や生の餌を与えます。人口の餌は粉末状のものやフレーク状のものなど色々な種類があります。

1回に与える餌の量は飼育しているメダカが5分ほどで食べきれる量を与えます。1日に与える餌の回数は春から秋にかけては活動が活発なので春と秋には1日1回、夏は最も活発になるので1日2回与えます。冬は水温が低下すると活動も鈍くなるので与えなくても良いでしょう。ヒーターを水槽に入れている場合は、冬でも1日1度はあげましょう。

生の餌は水を汚しやすいので少量をおやつとして与えると良いでしょう。

繁殖

メダカの産卵

メダカは水温が20度以上で日照時間が12時間ほどで産卵します。そのため、屋外飼育の場合や無加温の場合は春から秋にかけて産卵を行ないます。ヒーターがついていて、室内で飼育していると季節を問わず産卵している場合が多いです。メダカはメダカの数はメスを多くして餌をしっかりと与えて、環境を整えることができれば繁殖は難しくありません。

メダカはさんらんするとしばらくお尻に卵をつけて泳いだ後、水槽内の水草などにこすりつけます。卵や稚魚はそのままにしておくと親メダカに食べられてしまうので産卵した時点で回収して別の容器に移しましょう。

回収した卵には無精卵が混ざっています。無精卵は指でつまむとすぐに潰れ、そのままにしておいても孵化せずにカビが生えてしまいます。白く濁った卵やカビの生えた卵は他の有精卵にもカビが移ってしまうのですぐに取り除きましょう。

卵の孵化

メダカの卵が孵化するまでの日数は計算で割り出すことができます。卵の負荷するまで日数は250÷飼育容器の水温=日数です。つまり、メダカの卵を25度で保管すると大体10日でふ化することになります。

稚魚は孵化して3~5日で餌を食べ始めるので、粉末タイプの人口餌を細かくすり潰して与えるか、専用の餌を与えます。卵はカビがつきやすいので毎日容器の1/3だけ水換えを行います。稚魚は親メダカの口に入らないくらい大きく成長したら、親メダカと同じ水槽に入れましょう。

混泳・お勧めの組み合わせ

メダカの混泳について

メダカは大人しい性質の魚なので違う種類でも同じ大きさの魚や大人しい魚ならば問題なく混泳できます。ただし、金魚などのメダカより大きな魚はメダカが食べられてしまうので混泳はできません。

熱帯魚

メダカと混泳できる魚にはアカヒレやグッピー、ネオンテトラなどがあります。アカヒレはメダカと同じ環境での飼育ができますがグッピーやネオンテトラは水温が下がると調子を崩してしまうので注意が必要です。またグッピーの中には気性が荒い個体もいるのでメダカが攻撃される可能性もあります。

タニシ

タニシは水槽の苔などを食べてくれ、丈夫で飼いやすい貝です。貝は基本的にどんな魚とも問題無く混泳でき、繁殖も勝手に行うので特にお世話もいらないお手軽な生き物です。

エビ類

ミナミヌマエビやヤマトヌマエビなどのエビ類は、餌の食べ残しや苔掃除をしてくれます。メダカとも問題無く混泳ができます。苔掃除をさせたい時は身体の大きなヤマトヌマエビがお勧めです。ただし、ミナミヌマエビの卵は淡水で孵化ますが、ヤマトヌマエビの卵は汽水で孵化するので、繁殖させる場合はミナミヌマエビを選ぶと良いでしょう。

睡蓮鉢での飼育

睡蓮鉢はメダカのビオトープを作るのに使用すると良いです。ビオトープとは生き物が自然な状態で生活していう状態のことを意味した言葉です。ビオトープは色々な生き物で作ることができますが、その中でもメダカは環境に適応する能力が強いのでビオトープに向いています。

ビオトープの仕組みは、初めに太陽光により植物プランクトンが生まれて、それを餌にミジンコなどの微生物やそれらを餌とする生き物が集まります。それらの微生物や生き物をメダカが食べて、メダカのフンを土に住んでいるバクテリアが分解することによって水生植物の養分となります。このサイクルで人間がほとんど手を加えなくても飼育や栽培が成り立ちます。この仕組みを利用することでメダカを自然に近い形で飼育することができます。

睡蓮鉢のビオトープではメダカは植物プランクトンを食べに来た虫や微生物を食べるので餌は必要ありません。メダカのお世話は足し水だけで良いのがビオトープのメリットです。ただし、ビオトープを立ち上げた直後はまだプランクトンが湧いていないのでメダカに餌を与え、時間経過とともに少しづつ減らしていきましょう。

メダカの飼い方で初心者が気を付けたいこと

メダカは丈夫な魚なので、上記の飼い方で飼育すれば死ぬということはあまりありません。ただし、水槽を掃除する時には気を付けなければならないことが一点あります。

メダカの水槽は底砂などにソイルを使用することもできます。ソイルは基本的に1年に1度交換しなければなりません。この期間を目安に普段は水換えをして、1年に1度水槽を掃除するのが良いでしょう。

初心者の方はメダカの水槽掃除でソイルの交換のついでにろ過機のフィルターを交換してしまいがちですが、この方法は実は良くありません。水槽内のバクテリアは底砂や飼育水だけでなく、フィルターにも存在していて、それらを全て無くしてしまうと有害物質の分解ができなくなり、メダカが調子を崩してしまいます。

水槽の掃除をする時や、消耗品の交換をする時は一度に全て交換するのではなく、期間を空けて1つずつ交換する方がメダカに影響を与えません。

冬のメダカの飼い方で気を付けること

冬場のメダカ飼育は室内で飼育している場合は特に気を付けることはありません。ただし、屋外飼育している場合はあるべく室内に避難させた方が良いでしょう。

室内に避難させられない場合はメダカを冬眠させるのが良いでしょう。メダカはもともと自然界では冬眠して冬を過ごすので、冬眠させるのも1つの手段です。ただし、メダカの中でも弱い個体は冬を越すことができず死んでしまうこともあるので、どの方法が良いか見極めが肝心です。

メダカの冬眠で気を付けることは飼育水の水質を悪化させないことと水が凍らないようにすることの2点です。冬が近づき、水温が10度を下回るとメダカは動きが鈍くなります。この時に餌を与えすぎてしまうとメダカが餌を食べきれず、食べ残しで水が汚れてしまいます。また、メダカが消化不良を起こす可能性もあるので注意が必要です。

冬になり、飼育容器の水がすべて凍ってしまうとメダカも凍って死んでしまうのでこちらも気を付けなければなりません。そのため、水がすべて凍ってしまわないように、飼育容器はなるべく大きく深いものを選び、雪や風にさらされないように小さなビニールハウスを作ったり、プラスチックで囲ったりと工夫が必要になります。

場所別メダカの飼い方のポイント

室内でのメダカの飼い方

室内でのメダカ飼育では、飼育数を増やしすぎないことや餌を与えすぎないこと、水替えのタイミングを守っていれば問題なく飼育できます。

屋外でのメダカの飼い方

屋外でのメダカ飼育では、鳥やメダカの天敵であるヤゴに注意しましょう。メダカを屋外で飼育していると鳥についばまれる可能性があるので、飼育容器には網をかけるなどして対策を取りましょう。また、ヤゴはメダカを食べてしまうので、見つけ次第駆除するようにしましょう。

水槽での飼育

メダカはジャンプ力があるので、水槽から飛び出して死んでしまうことがあります。水槽で飼育する場合は蓋をするようにしましょう。

また、メダカには白メダカや黒メダカなど色とりどりの種類があり高額な種類も存在します。これらは同じ水槽で飼育するととても綺麗ですが、繁殖させると雑種が生まれ最終的には普通のメダカに戻ってしまいます。そのため、繁殖させたい場合や高価なメダカを複数の種類飼育する場合は種類ごとに分けて飼育した方が良いでしょう。

メダカは初心者におすすめ

メダカは丈夫で飼いやすく、繁殖も比較的簡単なので初心者でも簡単に育てることができます。また、メダカはボトルアクアリウムという水草と底砂で作る小さな容器での小規模なアクアリウムにも向いています。値段も安価でお金がかからないのも魅力なので、熱帯魚を飼育したい時はメダカの飼育から始めてみてはいかがでしょうか。

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