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アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!

初回公開日:2019年08月27日

更新日:2020年08月08日

記載されている内容は2019年08月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

アルジイーターは、「掃除屋さん」と呼ばれ、初心者にの熱帯魚です。アルジイーターの改良品種にゴールデンアルジイーターもいます。この記事では、アルジイーターの生態や飼育方法、注意点、混泳可能な魚の種類などを詳しくご紹介します。

アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!

アルジイーターとは?

アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!
※画像はイメージです
アルジイーターは、サイアミーズ・フライングフォックスやオトシンクルスのように底面を遊泳層とする「掃除屋」として初心者にの熱帯魚です。

この記事では、アルジイーターがどんな熱帯魚か?飼育方法や飼育方法の注意点についてご紹介します。

コケ取りに重宝される熱帯魚

アルジイーターは、一般的にコケ取りとして重宝される熱帯魚です。

「アルジ」がコケという意味で「イーター」は食べるものという意味ですから、そのままコケを食べる魚という意味になります。

アルジイーターが幼魚のときには、コケを餌としてたくさん食べてくれるので水槽の側面を常にキレイに保ってくれます。また、ウィローモスなどの水草についた茶ゴケ対策としても良いでしょう。

しかし、とても大食漢でお腹を空かせると何でも食べますので、コケで足りない部分は人工飼料を与えましょう。お腹を空かせていると他の稚魚を食べてしまうこともあります。

成魚になるとコケを食べなくなる?

アルジイーターは、コケを餌にする熱帯魚ですが、それは幼魚のころまでで成魚になるとコケを食べなくなります。

成魚になると、肉食化し、コケよりも「稚魚」や「小さなエビ」などを捕食して食べるようになります。また、大きくなると幼魚であっても水槽内のコケだけでは足りなくなるので、人工飼料も必要になります。

ですが、幼魚であっても人工飼料ばかり与えていると、今度はコケを一切食べなくなるので注意が必要です。

気性が荒い

アルジイーターは幼魚のときは「大人しい性格」のようでしたが、成魚になると「とても気性が荒く」なります。

購入時の幼魚は体長は5cm程度ですが、成魚になると10cmと大きくなりますし、アルジイーターにつつかれた他の熱帯魚たちはたまりません。

アルジイーターは縄張り意識も高いので、ベタやミドリフグなどを一緒に入れないようにしましょう。

10cm以上まで成長する

アルジイーターは、幼魚のころは5cm程度ですが、成魚になると10cm以上にもなります。

10年以上生きる個体も珍しくないので、最大で25m程度にもなります。また、成長スピードが速いので飼うならば60cm以上の大きな水槽が好ましいです。

ですから、小さな魚だと思い購入すると痛い目をみます。アルジイーターを飼うときには、大きくなることを想定して大きな水槽で飼いましょう。

水質変化に敏感

アルジイーターは水質の変化に敏感な熱帯魚です。

コケを取ってくれる熱帯魚なので、水質は「汚れていたりしても大丈夫なのかな」と思いがちですが、アルカリ性にかたよってしまうと体調を悪くしたり、元気がなくなってしまったりします。

水質は弱酸性から中性(pH6.0~7.0)が、アルジイーターに好ましい環境になります。

改良種であるゴールデンアルジイーターとは?

アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!
※画像はイメージです
見た目はコイやナマズに似ているゴールデンアルジイーターは、アルジイーターの改良品種でコイ目に属しています。

「ゴールデン」と名前がついているように金色のボディが美しいアルジイーターです。大きな瞳もかわいらしい魅力のひとつです。

アルジイーターと同じように幼魚のころはコケを食べますが、成魚になると気性が荒くなりコケを食べなくなります。寿命も5年程度と通常のアルジイーターよりも短いです。

アルジイーターの飼育方法

アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!
※画像はイメージです
アルジイーターを飼育するために必要なものとかかる費用を簡単にまとめてみました。

次に成魚になると性格が荒くなるアルジイーターに何が必要か、どんな飼育環境にしたら良い
かばどについて詳しくご紹介します。
飼育に必要なものかかる費用
水槽(最低60cm以上)3000円前後
人工飼料(沈むもの)1000円前後
底砂(サンゴ砂以外)600円~
ヒーター(もしくは冷却ファン)1000円~

アルジイーターの飼育方法

  1. 大きな水槽と適温を保つこと
  2. 餌は豊富に用意する
  3. 繁殖は難しい
  4. 水換えは一度にすべて換えない

アルジイーターの飼育方法1:飼育環境は大きな水槽と適温を保つこと

アルジイーターは性格が荒く体長も10cm以上になるので、水槽の大きさは60cm以上のものを用意するのがです。

また、水質も弱酸性から中性を好むので、水槽底にはアルカリ性にかたよってしまいがちな「サンゴ砂」を敷くのはよくありません。

熱帯魚ですから、水温にも少し気をつけたほうが良いです。無加温飼育はしません。水温23~28℃を保つためにヒーターなどを取りつけておくと良いでしょう。

アルジイーターの飼育方法2:餌は豊富に用意する

アルジイーターの餌は幼魚のときはコケですが、足りなそうな場合には人工飼料も与えましょう。しかし、人工飼料に慣れさせてしまうと人工飼料しか食べなくなるので注意が必要です。アルジイーターが成魚になったときには、人工飼料が餌になります。

お腹を空かせると他の魚たちに影響を及ぼすので、餌はたっぷりと用意しましょう。たまに生餌も用意してあげると喜んで捕食することでしょう。

アルジイーターの飼育方法3:繁殖は難しい

アルジイーターは、しっかり飼育すれば10~20年ほど長生きする熱帯魚なので、観賞用にとても向いています。

しかし、アルジイーターの繁殖は魅力的ですが、とても難しく自宅で行うことはまず無理だと思った方が良いでしょう。

流通しているアルジイーターには、ホルモン剤を投与したり人工的に繁殖行動を起こさせているので、自宅で繁殖させるのは難しいでしょう。

アルジイーターの飼育方法4:水換えは一度にすべて換えない

アルジイーターは水質変化に敏感ですから、一気に新しい水に取り換えるのはいけません。

短期間で少しずつ水換えすることで水質が安定しますので、「点滴法」がです。点滴法はその名前のとおり、1滴ずつ水を入れ替える方法です。

点滴法にはバケツにエアチューブ、コック、キスゴムが必要です。また、アルジイーターの様子があまりよくないときには、熱帯魚の塩浴という方法もします。

アルジイーターと混泳させる時の注意点

アルジイーターは幼魚のときは大人しい性格なので、どの魚と一緒に混泳させても良いですが、成魚になると凶暴な性格をあらわにしますから、混泳させる魚を選ばなければなりません。

もし、一緒に混泳してしまうと相手の魚を傷つけてしまいます。そうならないために、ここではアルジイーターと混泳不可な魚と混泳可能な魚についてご紹介します。

アルジイーターと混泳不可の魚

アルジイーターは、成魚になると荒々しい性格をしていますから、他の熱帯魚と一緒に混泳させるのはよくないでしょう。

アルジイーターは、基本的に何でも食べる生き物です。また、特に自分よりも小さな魚は傷つけてしまいます。荒々しい性格なので、同じく攻撃的な性格の魚も混泳させないようにしましょう。

アルジイーターと混泳不可の魚

  • 他の熱帯魚の稚魚
  • アルジイーターよりも小さな魚

アルジイーターと混泳可能な魚

アルジイーター同士との混泳は可能ですが、他の熱帯魚との混泳自体はしません。

同じシュリンプやスネークヘッドなどの底魚と一緒にするさいには、隠れ家になるような水草を入れたり、水槽の広さを広くしたりしましょう。

アルジイーターと混泳可能な魚

  • アルジイーター同士

アルジイーターがコケを食べなくなったら?

アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!
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アルジイーターがコケを食べるのは、幼魚のときのみとわかりましたが、アルジイーターがコケを食べなくなってしまったら、どうしたら良いのでしょうか?

ここでは、アルジイーターがコケを食べなくなったら、どうしたら良いのかをご紹介します。

コケを食べるのは主に幼魚の時

アルジイーターがコケを食べるのは、幼魚のときです。アルジイーターが成魚になったらコケは食べません。

幼魚のときでも人工飼料を豊富にあげていれば人工飼料しか食べなくなってしまいますし、コケしか与えていなければ、同じ水槽のなかの生物に手を出してしまうでしょう。

ですから、その特性をしっかりわかった上で飼うことをします。

人工飼料か生餌に切り替える

アルジイーターが成魚になったら、人工飼料か生餌に切り替えましょう。アルジイーターは成魚になったらコケを食べなくなります。

人工飼料の場合は、水槽底を遊泳する熱帯魚ですから人工飼料はすぐに沈むものがです。同じ理由で、コリドラス用のタブレットも食べます。

生餌を与える場合には、「冷凍赤虫」などを与えると良いでしょう。

アルジイーターが途中からコケを食べなくなっても責任もって飼育しよう!

アルジイーターの意外な生態とは?飼育方法や注意点を解説!
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アルジイーターはコケを食べる魚ですが、コケを食べるのは「幼魚」の頃のみです。

しかし、飼い主になったからには最後まで責任を持って飼わなければなりません。コケを食べさせたいだけならオトシンクルスが大人しくです。

アルジイーターはコケを食べてくれる熱帯魚というよりも、アルジイーター自体の鑑賞を楽しむために購入しましょう。

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