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肺魚の種類と飼育方法って?|必要なアイテムや混泳についても解説

更新日:2024年02月26日

肺魚の種類や飼育方法についてご存じでしょうか?本記事では、ユニークな特徴を持つ肺魚の飼育方法をお伝えします。肺魚を飼育するためにはどのような餌を準備しなければいけないのかなどを詳しく解説します。肺魚と過ごす時間を長くするための準備をしていきましょう。

肺魚の種類と飼育方法って?|必要なアイテムや混泳についても解説
肺魚はとてもユニークな魚です。その事実もあり、飼育を考えている方も多いのではないでしょうか。しかし、ユニークであるからこそ飼育方法がわからない点も多いと思います。

この記事では、肺魚の特徴をはじめ、飼育方法などについて解説しています。

観賞魚は一般的に混泳させる傾向があります。肺魚も観賞魚ですが、残念ながら、混泳には向いていません。その理由についてもお伝えします。

本記事を読むことで肺魚を飼育する上で準備しなければいけないアイテムや注意点を知ることができます。また、現生する肺魚は6種類いますが、それぞれの特徴を知ることができます。

肺魚はどのような特徴を持っていて、種類によってどのような違いがあるのかを知ることは肺魚と一緒に過ごす時間を長くすることにつながります。どの肺魚がご自身に合っているのかを見極め、できるだけ長い時間を一緒に過ごすための準備をしていきましょう。

肺魚とは?

肺魚を飼育するにあたり、肺魚がどのような生物であるかを知っておく必要があります。飼育環境というのは人工環境であり、その環境が肺魚に合わなければ悲惨な結末を迎えることになります。

また、ペットとは家族であり、大切に育てるべき存在です。そのため、肺魚はどのような自然環境で暮らしているのかを知り、快適な環境を作り上げていきましょう。

肺魚の生態

肺魚は南アメリカやアフリカ、オーストラリアの河川に生息する淡水魚です

甲殻類や水棲昆虫を主に食べる肉食系の魚です。また、乾季になると「夏眠」という行動を起こします。「夏眠」とは水が少なくなる頃に土に潜り、乾季を乗り越えることを指します。中には、自分で粘膜を形成しカプセルのようなものを作る肺魚もいます。

肺魚の特徴

肺魚は肺呼吸し、鼻はありますが、胃はありません。

全長は100cm前後まで成長し、ウナギのように細長い体型を持ちます。しかし、これは成魚の場合であり、幼魚の場合はオタマジャクシのような体型を持ちます。孵化した時は鰓呼吸し、成魚になったときから肺呼吸ができるようになります。

肺魚の寿命

肺魚はとても元気な魚であり、10年から20年は生きると言われています。また、最大寿命は100年以上と言われています。

肺魚が元気と言われる所以はもう1つあります。それは元気すぎて水槽から飛び出してしまうことがあるためです。頑丈な魚ですが、水槽から飛び出したことによって死んでしまうこともあるため注意してください。

肺魚の繫殖方法

肺魚の繁殖はかなり難しいと言われており、その理由は2つあります。

1つは、肺魚の習性として、卵を産むために60cmほどの穴を掘るためです。場所を作るだけでも大変です。

もう1つは肺魚の雌雄を見分けることが難しいためです。また、この理由から派生することですが、雌雄の見分けが難しいため最低5匹以上を混泳させなければなりません。

肺魚の種類

肺魚の種類と飼育方法って?|必要なアイテムや混泳についても解説
肺魚は約4億年前から存在し、およそ280種類も存在していたことが確認されています。しかし、現存する肺魚は6種類のみとなっています。

現存する肺魚はオーストラリアハイギョ、ミナミアメリカハイギョ、アフリカハイギョの3つにわけることができます。種類によっても飼育する上で気をつけなければならない点があるため、肺魚を迎え入れる前に確認しておきましょう。

ネオケラトドゥス・フォルステリ

とても原始的な種類であり、体長も180cmほどになるため大型肺魚になっています。また、寿命が100年であるとも言われているため、かなり長い期間育てることを考えておきましょう。

なお、絶滅しないよう輸入に規制がかかっていたこともありましたが、2002年からは日本へ輸入できるようになっています。

プロトプテルス・エチオピクス・エチオピクス

生息地はアフリカのナイル川流域であり、20~30年ほど生きる肺魚です。さらに、肺魚の中でも大型で、最大2mほどにもなるため、飼育場所として十分な広さを確保してください。

体色や体型は、個体によって大きく異なります。購入する際には名前だけで決めないようにしましょう。
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初回公開日:2022年08月05日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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