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メダカのお腹が大きいのは病気?パンパンになる6つの原因や対処法を解説

更新日:2024年02月25日

メダカのお腹が大きい状態で治らない、そういった場合の対処方法はご存じでしょうか。本記事では大きい場合の原因とその対処方法について、ポイントを押さえて紹介していきます。メダカの症状が治らなくてお困りの方は、是非本記事をチェックしてみて下さい。

メダカのお腹が大きいのは病気?パンパンになる6つの原因や対処法を解説
メダカを飼育している時に、いつもよりお腹が大きいことはありませんか?
自然と解消される場合もあれば、改善されない事もあります。
お腹が大きくなってしまって元に戻らない場合、対処に迷う方は多いでしょう。

本記事ではメダカのお腹が大きくなってしまって困った方のために、その原因と対処方を詳しくみていきます。メダカのお腹が大きくなるのには理由があり、原因によって対処方法が異なっている為、本記事では主な原因と、それに対応する対処方法を併わせて紹介します。

本記事を読んで頂ければ、原因と対処方法がわかるようになるので、今後より一層メダカの飼育が楽しくなることでしょう。

メダカを飼育している方はもちろん、これから飼育したいという方にも有用な情報ですので、是非最後まで記事をチェックしてみてください。

メダカのお腹が大きいときに考えられる6つの原因

メダカのお腹が大きいのは病気?パンパンになる6つの原因や対処法を解説
まずは、メダカのお腹が大きい時に考えられる原因を6つ紹介します。「えさの食べ過ぎ」や「便秘」などの複数の原因が考えられる状態です。それぞれ対処方法が異なってきますので、原因となる部分を確認していきましょう。

原因によっては初期の対処が非常に重要になってきます。日頃からメダカの様子を観察してあげて、これから紹介する原因と対処方法を是非参考にしてください。

1:卵が排出できず詰まってしまう「過抱卵病」

もし飼育しているメダカがメスの場合、お腹が大きい理由として考えられる原因として上がるのが過抱卵病になります。過抱卵病はお腹の卵を排出できずに、お腹の中に卵が溜まってしまう病気です。

過抱卵病の原因として考えられるものには相性がいいオスがいなかったり、メスの生殖孔が詰まってしまったりなどの原因が考えられます。

2:浮力の調整ができなくなる「転覆病」

一番わかりやすい症状が出てくるのが転覆病です。転覆病はメダカのお腹にガスが溜まってしまい、浮き袋での浮力調整が出来なくなってしまう病気です。浮力の調整が出来なくなってしまうため、上下逆さまの状態で泳ぐのが特徴となります。

そのままにしておくと、メダカは衰弱して力尽きてしまうため、発見した場合にはすぐに対処をおこないましょう。

3:お腹が膨れて鱗が逆立つ「松かさ病」

次に紹介するのが松かさ病です。この病気もわかりやすい症状が出てくるので、比較的見分けはつきやすいものになります。松かさ病を発症すると、メダカのお腹が大きい状態になり、鱗が逆立つので見分けはつきやすいです。

この病気はエロモナス菌という細菌感染によって引き起こされ、発症初期から治療を行う事が重要になってきます。メダカの鱗が逆立ってお腹が大きい等の症状が見られた場合には、早急に対処しましょう。

4:どんどんお腹が膨らんでいく「腹水病」

メダカのお腹に水が溜まってしまう腹水病を紹介いたします。この病気を発症した際にもメダカのお腹はだんだんと大きい状態になって、末期には破裂しそうなほど大きい状態になる程です。腹水病は消化不良や内臓疾患によって引き起こされる病気で、特徴としては細長い糞をするようになります。

最初はご飯の食べ過ぎや、便秘などと見分けがつかないことが多いですが、腹水病の場合は餌を与えなくてもお腹は徐々に大きくなっていきます。

5:エサの食べ過ぎ

病気ではありませんが、メダカは餌の食べ過ぎでもお腹が大きい状態になることがあります。餌を食べ過ぎてしまい、お腹が大きい状態が続くと他の病気の引き金になる事もあるので、餌は適切な量を与えるようにしましょう。

6:便秘

餌の食べ過ぎから続きますが、お腹が大きい状態になってしまう症状として考えられるのが便秘です。餌を食べ過ぎてしまったり、古い餌を食べたりした場合に引き起こされる消化不良によってメダカも便秘になります。特に、水温が低い時に餌を与えると便秘になりやすくなるので注意が必要です。

便秘になってしまうと、メダカは糞を出すことができなくなってしまうため、そのまま放置すると死んでしまいます。もし、糞が出ないメダカがいたら早急に対処してあげましょう。

オスのメダカのお腹が大きい場合の原因

オスのメダカの場合は過抱卵病以外の原因が主に考えられます。ですが、オスのメダカにだけ見られる特殊な原因として布袋メダカと呼ばれるものがあり、オスからメスに性転換する突然変異体のことです。この場合お腹が大きい時は、精巣や卵巣が大きくなっていることが考えられます。

布袋メダカの場合はお腹が大きい状態でも病気ではないので、そのまま見守る事が重要です。

【原因別】メダカのお腹が大きいときの対処法

次のページ:過抱卵病の場合

初回公開日:2022年06月24日

記載されている内容は2022年11月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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