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ペット禁止のアパートでハムスターは飼える?飼う時の注意点6つ

ペット不可のアパートが多い理由4つ

日本のアパートなどではペット不可となっており、ペットを飼うことのできないアパートが多いのですがそれには4つの理由があります。

一般的には、ペットを飼うことによりさまざまなトラブルが発生する可能性があり、トラブルを避けるためにペット不可となっていることが多いです。

ペット不可のアパートが多い理由1:物件の修繕費用を抑える

ペット不可のアパートが多い理由の1つとして、ペットが物件の壁や床をキズつけることがあり、それらの修繕費用を抑えるために禁止としているという理由があります。

借主が出て行ったあとに、物件が思ったよりも傷ついており修繕費用がかかることがある他、傷がつくことで物件の価値自体が落ちることも少なくありません。

ペットを飼っていなければ起こりにくい問題なので、ペット不可となってしまう理由の1つになります。

ペット不可のアパートが多い理由2:近隣住民とのトラブル防止

ペットあるあるですが、鳴き声が近隣住民とのトラブルの原因となることがあり、そもそもペットを禁止することでトラブルを未然に防ぐという理由です。

ペットとして飼育率の高い犬や猫はとくに、犬が鳴きやまない・猫が鳴いてうるさいなどの問題で、近所の犬がうるさいと通報されてトラブルになることがあります。

近所から苦情を申し立てられないよう、あらかじめペット不可としておくことで、なるべくトラブルを減らしたいというアパートの貸主の事情があるでしょう。

ペット不可のアパートが多い理由3:臭いのトラブル防止

ペットによるトラブルでは犬の鳴き声がうるさいなどの他に、ペットを飼っているアパートの部屋からの悪臭がトラブルの原因になるという理由もあります。

ハムスターとうさぎのような小動物でも、うさぎは臭い・ハムスターも飼育方法によっては臭いなどのトラブルが起こることがあります。

こういった場合、飼い主は臭いに慣れてしまい気づかない場合が多いです。アパートは臭くなっているのに、飼い主だけが臭いを感じなくなっていますが、こちらも苦情の原因になります。

ペット不可のアパートが多い理由4:過敏性反応の入居者対策

近年ではペットが持つ毛などに過剰な反応が出てしまう人が増えているため、その対策のためにアパート全体をペット不可にしているという物件も増加傾向にあります。

とくにペット飼育率の割合の高い犬や猫が原因で、体調不良を起こす人がいます。こういった体質の方に配慮して禁止している場合であったら、その物件でペットを飼うのは難しいでしょう。

ペット不可のアパートでハムスターは飼えるのか?

ペット不可となっているアパートは多いのですが、ハムスターなどの小動物でも飼えないのか、あるいはなんらかの交渉をすれば飼える場合もあるのか、見ていきましょう。

小動物とは、ハムスターやうさぎ・コウモリなどの比較的に体が小さめのペットのことです。

ペット不可のアパートで動物を飼いたいときにすべき行動

ペット不可のアパートで動物を飼いたい場合には、不動産会社やアパートの貸主に直接飼ってもよいかどうか聞く、という行動をとる必要があるでしょう。

ペット不可でも、全てを禁止している場合ではないことがあります。飼えるペットあるあるとして、鑑賞用モルモットや熱帯魚などがあります。

ただ小型でも、子犬や子猫は違います。子犬の鳴き声や子猫が泣き止まないなどの問題や、大きくなれば小型とは言えないため禁止になっていることがほとんどです。

県営住宅強制退去や社宅退去とならないよう、許可をとっておきましょう。

ペット可のアパートもある

ペット不可のアパートが多いとはいえ、中にはペット可を売りにしている大和ハウスや大和リビングの物件などもあります。

ペットを飼う夢をもっている人は、最初からペット可の物件に住んでおくとよいでしょう。

ペットの飼えるアパートであっても、猫が鳴きやまないなどペットの鳴き方によってはトラブルとなることがあります。猫さかり対処法をするなど、鳴き声対策は必須でしょう。

アパートでハムスターを飼うときの注意点6つ

アパートでハムスターを飼うときの注意点は、小動物だからと一緒にコッソリ飼うのではなく、きちんとペットを飼う理由を説明し許可を得ておくことです。

隠しても音がしたり、ペット特有の臭いがしてバレることがあります。匿名通報やクレームなどにより強制退去させられることがあるため、コッソリ飼うのはしません。
ハムスターをアパートで飼うときの注意点
  • 臭い対策のため掃除を頻繁にする
  • 回し車などおもちゃの音に気をつける
  • ハムスターが齧って傷をつけないようにする
  • 長期不在時の対策をきちんとする
  • 遊ばせる際は目の届く範囲で放す
  • 隣人にはなるべく理解を得ておく

アパートでハムスターを飼うときの注意点1:においがつかないようにする

アパートでハムスターを飼うときは、臭いがつかないようにきちんと砂浴びを用意してやること、ハムスターのケージは最低でも週1回、トイレは毎日掃除するなどの対策を行う必要があります。

ハムスターはお風呂に入れる必要はありませんが、砂があれば自分で綺麗にします。それでも臭いがとれないときは濡れタオルで拭きますが、お湯に入れる必要はありません。

元々乾燥地帯で生きているので、水やお湯のお風呂に入れられることで体調を崩す可能性があります。

アパートでハムスターを飼うときの注意点2:回し車の騒音に注意する

ハムスターについては夜行性であるため、活発な活動時間が夜間になりやすく、意外と遊んでいるときの音が響くので注意する必要があります。

うるさい犬の鳴き声ほどではありませんが、ハムスターがケージ内で遊んでいる音は夜間には響くことがあります。

最近は消音の回し車などがでているので、音に配慮したおもちゃを用意してあげましょう。

アパートでハムスターを飼うときの注意点3:傷をつけないようにする

アパートでハムスターを飼うときは、ハムスターによってアパートの壁や床に傷がつかないように配慮する必要があるでしょう。

マンションで犬を飼う場合よりは、ケージに入っていることの多いハムスターは傷への心配はありません。

しかしときには木製の柱にかじりついたりする場合もあるため、傷をつけないように配慮しておくことは必要です。

アパートでハムスターを飼うときの注意点4:旅行や長期外出で家を不在にする際は対策をする

ハムスターはアパートの一人暮らしでも世話がしやすいためがあるのですが、旅行や長期出張などで家を不在にする場合はあらかじきちんと対策をしておきましょう。

彼氏彼女に預けるという方法もありますが、留守番させるときはいない間の室温管理や餌・水を多めに用意してケージを綺麗にして出かけましょう。

WEBカメラをとりつけて、アパートで留守番しているハムスターに異変がないか時々チェックするのもよいでしょう。

アパートでハムスターを飼うときの注意点5:遊ばせる際は自己責任で目の届く範囲で放す

ハムスターをアパートで飼いながらケージから出す場合、ハムスターがアパートの部屋内のなんでも齧る可能性があるため、目の届く範囲で散歩させる必要があります。

アパートの壁や柱はもちろん、床にあるコードを齧る可能性があります。長く飼い続けるためにも、ペット用の柵などを用意して安全な範囲内で遊ばせるようにしましょう。

アパートでハムスターを飼うときの注意点6:隣人になるべく許可を取る

ハムスターをアパートで飼うときの最後の注意点は、もっともトラブルが起こりやすいのは隣人なので、きちんと挨拶をしてペットを飼っていることを伝え、許可をもらっておくことです。

とくにペット不可で相談により可となっているアパートの場合、不可なのに飼っているとクレームを入れられる可能性があります。

あらかじめ、アパートの貸主の許可を得ていることなどを伝えておきましょう。

アパートで飼えるペットの種類とは?

ここからは、アパートで飼えるペットの種類について紹介します。比較的に小型でアパートでも、一人暮らしでも飼いやすいペットです。

アパートの場合は、一軒家と違って大型犬などを飼育することを禁じられている場合があります。ここで紹介しているペットは一例で、全てのアパートでOKな訳ではありません。
アパートで飼えるペットショップ価格飼いやすさ
ハムスター1000円~3000円★★★★★
ウサギ3000円~5万円★★★★★
モルモット5000円~1万円★★★★☆
小鳥3000円~3万円★★★★☆
熱帯魚数匹1000円~★★★★☆
爬虫類1万円~3万円★★★☆☆

ハムスター

ハムスターは安価で小さくて手間がかからない、アパートで飼えるペットとして飼いやすい小動物の代表格です。可愛いので、女子にもが高いです。

ゴールデンハムスターやジャンガリアンハムスターなどハムスター種類も多く、最初にケージなどを用意すればその後の費用もそんなにはかかりません。

室温に注意する必要はありますが、掃除もそれほど頻繁ではないので飼いやすいでしょう。

ウサギ

ウサギは愛らしくがあり、アパートでも一人暮らしでも飼いやすいペットです。

種類にもよりますが基本的にほとんど鳴く時の声は小さく、鳴き続けるような場合には何かしら理由があることがほとんどです。

大ささは小型の犬や猫と同程度ですが、あまり動かず吠えもしないこと、小動物に比べると寿命が5年から10年と長めとなっているのが特徴です。

モルモット

ハムスターよりも大きく、人に慣れやすくアパートで飼いやすいペットがモルモットです。ハムスターより長生きで、大人しく臆病な性格をしています。

価格が安価でとても可愛らしいモルモットですが、掃除はハムスターよりも頻繁にする必要があるため、少し手間がかかります。

モルモットはよくエサを食べるため、よくトイレをします。そしてあまりトイレの場所を覚えてくれないので、数日おきにケージや床材の掃除をする必要があるでしょう。

小鳥

小鳥といってもたくさんいますが、アパートで飼うのになのはインコやカナリア、鳴き声に注意すればオウムもよいでしょう。

ケージとエサ・水などを用意してやればあまり手間がかかりませんが、掃除をサボると糞尿の臭いが気になることがあります。

基本的に日常的な手間はあまりかからず、ケージから出さない場合は部屋を汚すこともないためです。

ペット不可のアパートでも比較的飼いやすいのが、金魚などをはじめとした魚です。

金魚は縁日などでおなじみでさほど手間もかからないのですが、熱帯魚を飼う場合には水槽の温度管理をする必要もあるため、少し手間がかかります。

最も飼いやすいのは熱帯魚のベタで、価格もそれほど高くなく大きな水槽でも飼えるため飼いやすいです。飼えなくなった熱帯魚は自然に放さず、きちんと里親を見つけましょう。

爬虫類・両生類

好きな人は好きだけど、ダメな人はとことんダメな場合が多いのが爬虫類や両生類のペットですが、アパートでは比較的飼いやすい部類に入ります。

変温動物であるため室温の管理が厳格であることや、エサが昆虫など人によっては無理な場合がありますので、爬虫類・両生類を飼いたい場合はお世話の仕方などをきちんと調べてからにしましょう。

アパートでハムスターを飼うときは事前に確認をしよう

ハムスターはペット不可なアパートでも許可がでる場合があるので、事前に確認をしてから飼うようにしましょう。

ハムスターはあまり鳴かないのでアパートでも飼いやすいのですが、鳴く時は理由があり、ハムスターの鳴き声の意味を知ることで対応しやすくなります。

長生きさせるためにも、生活環境を整えてストレスのない環境にハムスターを迎えてあげましょう。
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