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ハムスターのしっぽはなぜ短い?種類やハムスターの飼い方も紹介

ハムスターの習性・生態

ハムスターは人に慣れやすく、小さくて場所も取らないので、集合住宅地でも飼いやすくのペットです。

ハムスターはネズミと同じ種類に属します。ネズミといえば長いしっぽが特徴ですが、ハムスターのしっぽはそれほど長くなくチョコンとしているのが特徴です。

そのハムスターの後ろ姿は、あまりにも可愛く「ハムケツ」としてを呼んでいます。ここではハムスターのしっぽについて、またハムスターの種類についてご紹介します。

ハムスターはしっぽが短い?

ほとんどのネズミ科に属する動物にはしっぽがありますが、これは高いところに登るためです。高いところに登る動物はしっぽでバランスをとります。反対にハムスターは主に陸で生活し高いところに登りません。

木に登ることがなく、落下する危険がないので長いしっぽも必要ありません。ハムスターの尻尾が短くてもしっかりと役目があります。ここではハムスターのしっぽの役目を紹介します。
ハムスターのしっぽは短い?
  1. ハムスターはしっぽでバランスを取っている
  2. ハムスターのしっぽは体調がわかる
  3. ハムスターのしっぽでストレス度合いがわかる

ハムスターはしっぽでバランスを取っている

ネズミに比べて尻尾の長さは短いですが、ハムスターはしっぽを使ってバランスを取っています。ゲージをよじ登っているハムスターを観察してみると、小さなしっぽをちゃんと動かして、バランスを取っている様子をみることができます。

またハムスターが2本の足で立ち上がる動作をする時、しっぽを支えにして3箇所でバランスをとっています。

ハムスターのしっぽは体調がわかる

ハムスターのお尻としっぽが濡れているなら、病気を疑った方が良いでしょう。その場合、食べ過ぎやストレスによる消化不良を疑うことができますが、ウエットテイルという寄生虫の病気にかかっている可能性もあります。

小動物が下痢をしている場合、脱水症状が起こりやすくすぐに命を落とす危険もあります。できるだけ早く病院に連れて行きましょう。

またたまにじぶんのしっぽを追いかける動作をすることがありますがこの時は中耳炎か、内耳炎を疑いましょう。

ハムスターのしっぽでストレス度合がわかる

ハムスターのしっぽを見ると、ハムスターの気持ちがわかることがあります。例えば驚いた時にしっぽをピンと立てて動きが止まることがあります。

この時には、そっとしておいてあげ、ハムスターが驚いている原因になっているものを取り除いてあげましょう。

また、メスは繁殖期を迎えるとしっぽをピンと立ててじっと動かなくなります。ハムスターの繁殖を考えている場合、この時期にお見合いをすると良いでしょう。

飼いやすいハムスターの種類5つ

一言でハムスターといっても、ハムスターは世界で24種類もあります。その中でもペットとして日本でなのは何種類かありますが、ここでは飼いやすいハムスターの種類を5つご紹介します。

初めてハムスターを飼うという人に種や、ハムスターと一緒に遊びたいという人に種などがあります。
飼いやすいハムスターの種類5つ
  1. ジャンガリアンハムスター
  2. ゴールデンハムスター
  3. ロボロフスキーハムスター
  4. キャンベルハムスター
  5. チャイニーズハムスター

ジャンガリアンハムスター

カザフスタンやシベリア南西部に生息している、比較的小さなサイズのハムスターです。そのため、「ドワーフハムスター」とも呼ばれています。ジャンガリアンハムスターは、性格が温和で人にもよく慣れるという特徴があります。

ペットとしても飼いやすく、多くの人にのハムスターの種類です。比較的飼いやすいので、ハムスターを初めて飼う人にもです。

ゴールデンハムスター

ゴールデンハムスターはアジアやレバノン、イスラエルなどの中東で生活している動物です。シンプルな茶色が主流ですが、実はシルバーやアプリコット、ブラックなどと色のバリエーションが豊富です。

ゴールデンハムスターも温厚で人懐こい性格であると同時に、賢く飼い主も覚えてくれるので、ハムスワーを初めて飼う人に向いています。

ただ、縄張り意識が強いという特徴もあります。そのため、単独で飼育することをします。

ロボロフスキーハムスター

ロボロフスキーハムスターは、ペットとして飼われているハムスターの中でも最小で、体調6から7センチ、体重15から40グラムしかありません。

性格は臆病で神経質な一面があります。それでちょっとした大きな音に過敏に反応することがあります。すばしこく行動力もあるので、手乗りとして飼育するのではなく、可愛らしい動きを見て楽しむことを目的にする方が向いています。

慣れないうちに無理に触ろうとするなら、飼い主のことを警戒するようになる可能性もありますし、脱出される可能性もあります。

キャンベルハムスター

キャンベルハムスターモドアーフハムスターの一種で、ジャンガリアンハムスターとよく似ています。小さくあまり手がかからず、比較的低予算で飼育することができます。一方で、キャンベルハムスターは、とても臆病で警戒心が強いという特徴もあります。

急に持ち上げたり、触られたりすると、びっくりして噛むこともあります。いきなり触ろうとするのではなく、餌を与えてみるなど少しずつスキンシップを取るようにしましょう。

ハムスターの中でも最も野生に近い種ですので、ゲージの中を自然に近い形にすると野生の動きを楽しむことができるのでです。

チャイニーズハムスター

モンゴルハムスターとも言われていて、日本でも古くから愛されているハムスターです。チャイニーズハムスターは大きくて可愛らしい目が特徴で、優しくおとなしい性質の持ち主です。また他のハムスターに比べしっぽが長くネズミに最も似ている特徴もあります。

飼育方法は、他のハムスターと変わりませんが。排泄物の匂いが他のハムスターに比べあまり強くないので、家の中でも比較的飼いやすい種類と言えます。

ただ、とても賢いのでケージから逃げ出す可能性もあります。ケージの管理もしっかりと行うようにしましょう。

ハムスターの特徴と修正を知れば上手に飼うことができる

ハムスターのしっぽは短いなりにちゃんと働きがあることがわかりました。またハムスターのしっぽをみることによってハムスターの健康管理も可能になります。

同じハムスターでも種類によって性格やルックスも全く違うので、自分の好みにあったハムスターを選ぶことができます。

飼うのは難しい方ではないので、ハムスターの特徴と習性を知るように努めましょう。そうするなら上手に飼うことができ、長くハムスターとの生活を楽しむことができるでしょう。
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