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夜中のハムスターの回し車や噛む音がうるさい|騒音対策しよう

夜中ハムスターがうるさくなる理由

ハムスターを飼っている人はよく知っていることですが、夜中のハムスターはなかなかうるさいです、どうしてうるさいのか理由を見ていきましょう。

夜は人間が寝ている時間帯だから、他の音がないからうるさいのかと思いきや、そういう訳でもありません。

夜中ハムスターがうるさくなる理由1:夜行性のため夜中に活発

ハムスターが夜うるさくする理由、1つ目はハムスターが夜行性であるため、夜の活動が最も活発であるという理由です。

そもそも、ハムスターは夜行性なんです。夜に活動をする動物なので、夜中にうるさいというのは実はおかしなことではありません。

昼間、飼い主がいない時のハムスターは夜行性なので寝ています。飼い主が帰宅する頃に活動を開始するのでコミュニケーションもとりやすいのですが、飼い主が寝る時間でもまだ活動中です。

夜中ハムスターがうるさくなる理由2:音が出る飼育用品を置いているから

2つ目の理由は、音が出る飼育用品を置いているせいで、夜に活動しているハムスターのたてる音がより酷くなる、という理由です。

飼育用品としてハムスターの回し車は有名ですが、車回しをしている最中の音も、夜中にうるさい原因の1つです。物によっては、ハムスターが走るたびにガタガタする音や、カタカタ音がしてしまいます。

ハムスターは運動しないと運動不足になるため、ホイールは置いた方がよいのですが、音は気になるところでしょう。

夜中ハムスターがうるさくなる理由3:好奇心から噛む

夜中のハムスターがうるさくなる理由の3つ目は、好奇心やストレスで色々な物を噛んでしまうハムスターの噛む音の問題です。

ハムスターが噛みやすいものとしては、まず金網のケージ、そして木製の巣やおもちゃなどがあげられるでしょう。個体差があり、性格的に噛むのが好きなハムスターがいます。

外に出たいという好奇心やストレスから金網のケージを噛む場合、夜中にカンカン、キシキシといった音が響きます。人間が静かにしている分、その音は意外に大きく聞こえます。

回し車がうるさいときの対策

ケージ内でハムスターの運動不足を解消させる回転車、いわゆる回し車の音が夜にうるさいというときの対策方法は、主に2つほどあります。

サイレントホイールという消音性能の高い回しぐるまを使うという方法と、ホイールの設置方法を見直して台座をちゃんと固定するという方法です。
回し車がうるさいときの対処法2つ
  • 回し車をサイレントホイールにする
  • 回し車の台座をしっかりと固定する

回し車がうるさいときの対策1:サイレントホイールを使用する

「サイレントホイール」はのハムスター飼育グッズなので、サイレントホイールで検索するとたくさんヒットします、その中からお気に入りのホイールを選びましょう。

サイレントホイールの値段は1,000円~2,000円程度のものが多いです。ハムスターのケージごとセットで購入したという方はとくに、サイレントホイールではない可能性があります。

ただ気をつけたいのは、ホイールの音が消音できてもハムスターの足音は聞こえるということでしょう。完全な無音にはなりません。

回し車がうるさいときの対策2:台座をしっかり固定する

しっかりと固定されていない回し車の場合は、サイレントホイールを使っていたとしても夜間にカタカタという音がうるさい場合があります。

お使いのホイールによって違いますが、吸盤タイプなどで壁に固定することができます。この吸盤をしっかり吸着させることで台座を固定することができます。

ホイールの高さを調節できるタイプの回し車が多いですが、台座とホイールにハムスターが入れるような隙間を作らないことも重要です。

ケージを噛む音がうるさい時の対策

ハムスターがケージを噛むのはいくつか理由があり、好奇心でケージの外に出たい場合と、運動不足やケージを嫌がって脱走したがっているなどの理由があります。

まずはこういった理由を取り除くのが最適ですが、それでも夜にケージを噛む音がうるさい、といった場合にはとれる対策があるので紹介いたします。
ケージを噛むときの対策4つ
  • プラバンを張る
  • 下敷きを挟む
  • 金網ケージをやめてしまう
  • 隙間におもちゃを置く

ケージを噛む音がうるさい時の対策1:プラバンを張る

ハムスターが夜中にケージを噛んでうるさいときの対策ですが、1つ目は噛んでいるケージの部分にプラバンを張って噛めなくするという方法です。

プラバンとはプラスチックの板のことで、DIY用品として売られていることもあるためわりと簡単に購入することができます。このプラスチックの板を、ハムスターが噛む部分に張りましょう。

問題点としては、プラスチックを噛むハムスターがいるという点です。プラスチックをかじってしまうようなハムスターの場合、あまり効果はないでしょう。

ケージを噛む音がうるさい時の対策2:下敷きを挟む

こちらは、ハムスターがケージを噛んでいる部分に下敷きを挟むことで、夜のうるさい音の対策をするという対策法です。

下敷きを使うということで、余っている文房具を活用することになること、どこでも売られているような商品なので入手が簡単なことはメリットでしょう。

しかし、プラバンと同じようにハムスターがかじるリスクがあります。今度は逆に、夜に下敷きを噛むハムスターの音がうるさいとなる可能性があります。

ケージを噛む音がうるさい時の対策3:金属ケージをやめる

夜中にケージを噛む音がうるさい場合、最も効果的かつ安全なのがこちらの方法で、そもそも金属の金網がついたケージをやめるという対策です。

金網のついた金属のハムスターケージは比較的に安価です。多くは横部分に金網があるのですが、観察しやすく風通しもよい反面、ハムスターにかじられるリスクがあります。

水槽タイプのケージに移したり、金網が上部分にしかないようなケージに移してやることで、ケージを噛む音がうるさいということはなくなるでしょう。

ケージを噛む音がうるさい時の対策4:隙間におもちゃを置く

ハムスターがケージを噛む理由の1つに、固いものが周りになくて歯が伸びてしまい、ケージを噛むことで短くしようとしている場合がありますので、かじり木などのおもちゃを置きましょう。

ケージの取り付けられるタイプのかじり木がありますので、隙間となる部分に設置することが可能です。かじりたい、といった理由で夜中にケージをかんでうるさい場合は、この対策でおさまるでしょう。

ハムスターの騒音対策に音が出ないサイレントホイールを使う?

夜間のハムスターがうるさい原因でもっとも多いと言われているのが、ハムスターホイールを使うことによる騒音なので、サイレントホイールを使うことは有効でしょう。

通常の回し車ではカタカタといったうるさい音がしますが、サイレントホイールの音の場合はサーといった音がすることが多いです。ハムスターは激しく運動することがあるので、サイレントホイールを使いましょう。

サイレントホイールの注意点

それでは、実際に夜間のうるさい音の対策にサイレントホイールを使う場合、どのようなポイントを注意したらよいのか見ていきましょう。

いくら消音に優れたサイレントホイールといっても、使い方によっては音がでてうるさいということがあります。設置する際には気をつけましょう。

サイレントホイールの注意点1:吸盤を噛む

サイレントホイールを使う際の注意点として、サイレントホイールのホイール部分と台座の隙間からハムスターが侵入し、壁にとりつける吸盤部分を噛んでしまうことがあります。

噛んでしまうだけでなく、吸盤部分をごっそりかじりとってしまうというハムスターもいます。こうなると、サイレントホイールを壁に接着させることができなくなるため、ホイールのうるさい音がでます。

対策方法は1つ、サイレントホイールの台座の部分とホイール部分にあまり隙間をあけない、ハムスターが入れるほどの隙間はあけないようすることです。

サイレントホイールの注意点2:台座の下の土を掘る

サイレントホイールをせっかく床材で埋めておいても、ハムスターが台座の下を掘ってしまうということがあります。

台座がしっかり固定されているならうるさいということもなく、とくに問題ないでしょう。掘れるほどたくさんの床材を置くのではなく、ホイールを少し下げて設置するという対策方法もあります。

もしも巣がないケージだった場合は、ハムスターが隠れられる巣を置いてあげると掘るのをやめる場合がありますので、試してみてください。

サイレントホイールの注意点3:台座は固定しよう

サイレントホイールを使っていたとしても、台座が固定されていなかったなどの問題でうるさい音がしてしまうことがあります。

とくにうるさいと言われているのが、ケージにとりつけるタイプです。このタイプは、ケージとのつなぎ目部分や、ハムスターがホールを回るたびに壁にぶつかるなどしてうるさいことがあります。

サイレントホイールは台座のあるタイプを使ってしっかり固定させましょう。

ハムスターを飼う時の注意点

ハムスターを飼ったことがないけれどこれから飼いたい、といった方にまず押さえておいてもらいたいハムスターを飼う時の注意点を紹介いたします。

ハムスターはとても可愛く1人暮らしやマンションでも飼いやすいペットですが、それなりに気をつけるべきポイントがあります。
ハムスターを飼う時の注意点4つ
  • ハムスターは夜行性
  • ケージをかじったり脱走しようとすることがある
  • 運動不足になりやすいので回し車が必要
  • なんでもかじってしまう

ハムスターを飼う時の注意点1:夜行性のため夜中に活発

ここまで解説してきましたように、ハムスターは基本的に夜行性の生き物であるため、夜間に行動が活発になりうるさいことがあります。

ホイールやケージを噛む音だけてなくても、ガサゴソ動く音すら気になる人には気になるでしょう。ハムスターを飼いたい場合は多少の音でも平気な人か、離しておける場所があるかなど考えてからがよいでしよう。

ハムスターを飼う時の注意点2:檻やケージをかじり脱走を図る

ハムスターはケージから出たいなどの理由でケージを噛むことがありますが、これはたいてい理由がありますので、まずその理由を解消することを優先しましょう。

ケージを噛む理由は、ハムスターのストレスの場合がほとんどです。エサが足りていない、定期的に散歩させていないなどが考えられます。

もしも毎日のようにハムスターを部屋で遊ばせることができないなら、最初からケージから出さないという対策法があります。

ハムスターを飼う時の注意点3:運動不足になるため回し車が必要

回し車は騒音の原因になることが多いのですが、ないとハムスターが運動不足になる可能性が上がってしまうため、設置してあげましょう。

運動不足の状態にしてしまうと肥満になったりストレスを貯めさせてしまい、ハムスターがケージを噛んだり、寿命への影響がでることがあります。

回し車の音が気になる場合は、サイレントホイールを購入するなどして対処しましょう。

ハムスターを飼う時の注意点4:なんでも噛む

ハムスターは基本的になんでも噛むという性質を持っていますので、そのつもりでケージ内の設置をしたり、散歩時の安全確保をしてあげる必要があります。

ハムスターに噛まれないよう金網ケージをやめることや、噛まれて困る場所は届かないようにするなどしましょう。部屋での散歩中も、コードなどの危険なものを噛まないよう避けてやる必要があります。

夜行性のハムスターと快適な夜を過ごそう

ハムスターは夜行性で夜多少うるさくなるのが欠点ではありますが、とても可愛らしく人間になつきやすいペットです。

それに夜行性であるということは、昼間働いて不在の飼い主と夜に遊べるということで、悪い面ばかりではありません。きちんと音の対策をしてあげれば、夜行性のハムスターとも快適な夜を過ごすことができるでしょう。
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