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アルメニアンハムスターの特徴とは?その他の種類と飼育についても紹介

「アルメニアンハムスターってどんな特徴があるの?」
「アルメニアンハムスターの飼育方法って?」
「アルメニアンハムスター以外のハムスターってどんな種類がいるの?」
アルメニアンハムスターについて、このような疑問を持つ人は少なくありません。

本記事では、アルメニアンハムスターの特徴や飼育方法、飼育に必要なものについて解説しています。

この記事を読むことで、アルメニアンハムスターの飼育方法や飼育前に準備するもの、販売価格について知ることができます。また、アルメニアンハムスター以外にどのようなハムスターがいるのか、様々なハムスターの種類について知識を得られます。

アルメニアンハムスターやハムスターの飼育について知りたい方は、ぜひ本記事を参考にしてください。

アルメニアンハムスターの生態

アルメニアンハムスターはヨーロッパや中国、モンゴルなどが原産のハムスターです。比較的珍しい種類にハムスターだと言われています。

以下では、アルメニアンハムスターの性格や特徴などについて解説していきます。

アルメニアンハムスターの性格について

アルメニアンハムスターは、臆病で神経質な性格だと言われています。そのため、初めは嚙みつくことも多々あるようです。

アルメニアンハムスターの警戒心を解くためにも、愛情をもって触れ合い、人間に慣れさせることが大切です。

アルメニアンハムスターの特徴について

モンゴルキヌゲネズミ属であるアルメニアンハムスターは、もともと実験動物として飼育されているハムスターです。ペットとして飼育されることは稀で、入手も困難だと言われています。

背中の色が灰色であることからハイイロハムスターとも呼ばれており、体長はおよそ10cm~12cm程度の小型のハムスターです。体の大きさやモンゴルキヌゲネズミ属という共通点から、チャイニーズハムスターに近いとも言われています。

体重は、オスメス共に41~51g程度です。

アルメニアンハムスターの寿命について

アルメニアンハムスターの寿命は平均でおよそ2~2.5年と言われています。

アルメニアンハムスターはゴールデンハムスターなどと比べて珍しい種類で、体も小さいためケガや病気にかかった際に診てもらえる病院が限られています。できるだけケガや病気をしないように日々の管理をしっかり行うことが大切です。

アルメニアンハムスターの飼育について

アルメニアンハムスターは運動神経が良く、頭もいいため飼育ゲージから脱走することが多くあります。そのため、脱走対策をしっかりと行うようにしましょう。

また、すでに解説しましたが、体が小さく珍しい種類であるため診察してもらえる病院が限られています。病気やけがに備えて、予め診察可能な動物病院を探しておくと安心です。

アルメニアンハムスターは、野生では家族単位で生活しますが、繫殖率が高いためオスとメスの多頭飼いには注意が必要です。多頭飼いする際には、ハムスター同士の相性を確認することも忘れないようにしましょう。

ハムスターの飼育に必要なもの

アルメニアンハムスターは頭と運動神経が良いため、飼育する際には脱走対策をしっかりとする必要があります。

アルメニアンハムスターは比較的珍しい種類で、ペットとして販売されていないため入手も難しいですが、実際にハムスターを飼育する場合にはどのようなものが必要になるのでしょうか。

以下では、ハムスターの飼育に必要なものを解説していきます。
  • 巣箱
  • ケージ
  • 回し車
  • 給水器
  • 床材・巣材

巣箱

ハムスターは、狭くて暗い場所を好む傾向にあります。昼間は狭くて暗い場所で眠ることも多いため、安心できる場所として巣箱を用意してあげると良いでしょう。巣箱の代わりにハウスなどを使用しても構いません。

巣箱は木製やプラスチック、陶器など様々な素材のものがありますが、中でも通気性の良い木製がおすすめです。巣箱をかじる、フンなどで汚れた場合には、新しいものに交換するようにしましょう。

ケージ

ハムスターはケージ内で飼育するのが一般的です。ケージは、縦横50cm以上のものを選ぶと良いでしょう。ケージには隠れ家が付いているものやパイプが付いているものなど、様々な種類のものがあります。

ハムスターの種類によって好みの環境が異なるため、ハムスターを購入する際に店員に相談すると安心です。

回し車

ハムスターと聞いて、ハムスターが回し車を回す姿を想像する人も少なくないでしょう。実際、ハムスターは活発的で1日に10キロ以上走ることもあると言われています。

ケージの中だけでそれほどの運動量を確保することは難しいため、運動不足にならないように回し車を設置してあげるようにしましょう。回し車は、音の静かなタイプもあるため生活環境に合わせて選ぶことができます。

給水器

ハムスターは、元々は砂漠で生活していた生き物です。そのため、1日に飲む水の量はあまり多くありません。野生のハムスターは葉っぱや果物から水分を摂取していますが、飼育下では給水器を設置しなければなりません。

給水器は、ケージに取り付けられるものがおすすめです。ハムスターが常に清潔な水を飲めるようにしてあげましょう。

床材・巣材

ハムスターは、巣穴をほってその巣穴の中に身を隠して過ごします。そのため、ケージで飼育する場合は床に床材を敷いてあげなくてはなりません。床材は、ハムスターの体が埋まる程度の深さで敷いてあげましょう。

床材は汚れたら交換することも大切です。ハムスターが快適に、安心して過ごせるような環境を整えてあげましょう。

ハムスターの飼育方法

ハムスターの飼育には、ケージや床材、回し車など様々なアイテムが必要になりますが、実際に飼育する場合はどのように飼育するのでしょうか。

以下では、ハムスターの飼育方法を解説していきます。

飼い始める前に

ハムスターに限らず、動物を飼育する前には最後まで責任をもって飼育できるのか、しっかりと考えるようにしましょう。

また、アレルギー持ちの人が家族にいる場合はハムスターアレルギーを発症する可能性があるため、確認しておくことが大切です。大切な命を最後まで責任を持って飼育する心構えをしておくようにしましょう。

餌について

ハムスターの主食は、ハムスター用のペレットを与えるのが一般的です。また、ニンジンなどの野菜やリンゴなどの果物も食べますが、高カロリーなので与えすぎには注意が必要です。

また、ハムスターの餌としてよく知られているヒマワリの種は高カロリーで栄養が偏ってしまうため主食として与えることはできません。

ハムスターは餌を頬袋に入れて巣に持ち帰って食べるため、餌の量が減っていても追加しないようにしましょう。餌は、決まった時間に決まった量だけ与えることがポイントです。

トイレのしつけについて

ハムスターは、トイレのしつけをすることができる動物です。ハムスターにトイレのしつけをすることによって、掃除が楽になる、ハムスターが快適に過ごせるようになるといったメリットがあります。

ハムスターにトイレをしつける際には、ハムスター用のトイレに尿が付いた床材を少量混ぜる方法がおすすめです。万が一、トイレ以外の場合でしてしまった場合には尿が付いた床材を全て捨てて新しいものと交換するようにしましょう。

トイレ以外の場所を清潔に保つことで、ケージ内で快適に過ごせるようになります。

掃除について

ハムスターのケージ内の掃除は基本的に毎日行うようにしましょう。尿などで汚れた床材、巣材の交換、フンの処理、回し車の掃除は欠かさず行うことが大切です。

また、ケージ内のグッズの清浄や付着しているフンの除去は週に1回程度行う必要があります。それらに加え、月に1回は床材をすべて交換するようにして下さい。

ハムスターの冬眠について

ハムスターは、気温が10度を下回ると疑似冬眠してしまいます。疑似冬眠は低体温症と似たようなもので、早急に対処しなければ命を落としてしまう恐れもあるほど危険な状態なのです。

万が一、ハムスターが疑似冬眠に入ってしまった場合は30分~1時間以内に対応しなければなりません。硬直しているハムスターを見つけたら、カイロなどを用いて温める、タオルでくるむ、室温を20度以上にするといった対応をしましょう。

臭い対策について

基本的に、ハムスターはフンの量が少なく体も小さいため、ペットの中では臭いの少ない動物であると言われています。そのため、ハムスターの飼育中に生じる臭いは、食べ残したエサや尿が原因のことがほとんどです。

こまめにケージ内のお手入れをすれば、飼育で生じる臭いは抑えることができます。生野菜を与えた場合などは早めに食べ残しを処理することで、臭い対策になります。

快適な室温について

ハムスターは、寒さにも暑さにも弱い生き物です。そのため、冬場は暖房やペット用ヒーターを使い、室温を15度以上に保つことが大切です。すでに解説しましたが、気温が10度を下回ると疑似冬眠に入って命の危険もあるため注意してください。

また、夏場は扇風機やエアコンの風が直接当たらないように気を付けながら、20~28度の室温を保つようにしましょう。

考えられる病気について

ハムスターは、体調が悪くてもそれを隠そうとする性質を持っています。そのため、ハムスターの病気は飼い主が早期発見をしてあげることが大切です。

ハムスターがかかりやすい病気には、食べ過ぎによる肥満、細菌感染やストレスによる下痢、餌や床材の種類に反応するアレルギー性皮膚炎、伸びすぎた爪でひっかいたことで起こる結膜炎などが挙げられます。

付ける名前について

ハムスターは聴覚が優れているため、自分の名前を理解することができると言われています。そのため、餌を与えるときなどに名前を呼びかけるようにしてあげましょう。

ハムスターに名前を付ける際には、愛情をこめて名前を付けてあげるようにして下さい。

ハムスターは多頭飼い可能?

ハムスターは多頭飼いできない訳ではありませんが、縄張り意識が強い動物なので単独飼育がおすすめです。

オスメスの組み合わせでも命を落とす喧嘩に発展することもあるので、多頭飼いする場合にはケージを分けるなどの工夫が不可欠です。

ハムスターの行動とその意味

ハムスターを飼育していると、様々な行動を目にすることがあります。ハムスターが起こす行動にはそれぞれ意味があるため、その意味を理解しておくと安心です。

以下では、ハムスターの行動とその意味を解説していきます。

鳴き声を出している

基本的に、ハムスターが鳴き声を出すことはほとんどありません。そのため、ハムスターが鳴いている場合は何か理由があると考えられます。

怒っている、威嚇している場合はジージーという鳴き声を、嬉しい時はキュッキュッという鳴き声を出すと言われています。鳴き声でハムスターの気持ちを推察してあげましょう。

前足をあげて首をすくめている

ハムスターが前足をあげ首をすくめている様子を目にしたことがある方も少なくないでしょう。このような行動は大きな音や急に体を触られた場合など、驚いたときに見られます。

ひっくり返ってキーキー鳴いている

ハムスターがひっくり返ってキーキーと鳴き声を上げている場合は、怒っている、嫌がっている合図です。

ハムスターは敵を攻撃する手段を持っていないため、このような鳴き声を出して敵に抵抗、警告していると言われています。

毛づくろいしている

ハムスターの毛づくろいは、起床後や食事後などのリラックスしているときに多く見られる行動です。

毛づくろいをすることで体を清潔に保ち、自分の臭いを付けていると言われています。

噛んでくる

ハムスターが人間の手を嚙んでしまう時は、動物性たんぱく質が不足している、餌と勘違いしていることがほとんどです。

ケージを嚙む場合は、ケージの外に出たい、お腹が空いている、暑いといった欲求の表れであることが多いため、ハムスターの様子や環境を確認してあげましょう。

仰向けで寝ている

ハムスターはお腹が弱点だと言われています。そのため、仰向けで寝ている姿が見られたら、飼い主との信頼関係が構築されており、安心している合図だと言えるでしょう。

また、暑いときなどにも仰向けで寝ることがあると言われています。

ハムスターの値段はどのくらい?

ペットの定番である犬や猫は10~30万円台と高額てあることがほとんどです。しかし、ハムスターは比較的安価で購入することができます。

ハムスターの相場は1000~3000円程度で、毛並みや種類によって多少前後しますが1万円を超えることはほぼありません。比較的購入しやすい価格帯であるため、ペットとして一定の人気があります。

ハムスターの選び方

ハムスターを購入する際には、なるべく健康な個体を選ぶようにしましょう。健康なハムスターを見分けるには、毛並みが良いか、目がしっかり開いているかといった点に注目することがポイントです。

ハムスターは、体調を崩すと毛づくろいをしなくなるという特徴があるため、毛並みが整っていないハムスターは体調が悪いと考えられます。また、目ヤニなどで汚れている、目がしっかり開いていない場合も、病気などの可能性があるためしっかりチェックしましょう。

アルメニアンハムスター以外のハムスターの種類

すでに解説しましたが、アルメニアンハムスターは実験動物として飼育されているハムスターであるため、ペットとして販売されることはほとんどありません。

しかし、ハムスターにはアルメニアンハムスター以外にも多くの種類がいます。以下では、アルメニアンハムスター以外のハムスターの種類を紹介していきます。

ゴールデンハムスター

ハムスターの中でも広く知られている種類に、ゴールデンハムスターという種類のハムスターがいます。ゴールデンハムスターは、体長およそ15~20cm、体重はおよそ100~200g程度のハムスターです。

中東のシリア、イスラエル、レバノン、パレスチナなどが原産で、シリアンハムスターとも呼ばれています。温和で良くなつく性格から人気のあるハムスターです。嚙むことも少なく、初心者でも飼育しやすいと言われています。

ただし、ゴールデンハムスターは縄張り意識が強いため、多頭飼いはできないため注意しましょう。どうしても多頭飼いしたい場合は、ケージを分けるようにして下さい。

シルバーパールジャンガリアン

シルバーパールジャンガリアンは、ジャンガリアンハムスターという種類の改良品種の1つので原産国はありません。体長およそ6~12cm、体重はおよそ30~45g程度のハムスターです。

大人しく人になつきやすい性格で、淡いシルバーの毛色が特徴的な種類です。シルバーパールジャンガリアンの毛色は、クリームサファイア、シルバーバイオレットなどとも呼ばれています。

チャイニーズハムスター

チャイニーズハムスターは小型のハムスターで、ドワーフハムスターとも呼ばれています。原産国は、南シベリアから中国北東部、朝鮮半島です。

チャイニーズハムスターは、体も小さくおとなしい性格で、人間にも良くなつくと言われています。実験動物として使用されることもある種類です。

チャイニーズハムスターはハムスターの中でも特にすばしこく、脱走には注意が必要です。ノーマル、ホワイト、シルバーなどカラーバリエーションが豊富で、ネズミのような見た目をしています。

パンダハムスター

パンダハムスターは品種改良によって生まれた白と黒の毛色が特徴的なハムスターです。パンダハムスターの大きさは元となったハムスターの種類によって左右されます。

ゴールデンハムスターがベースの場合は体長およそ15~20cm、体重はおよそ85~150g、ジャンガリアンハムスターやキャンベルハムスターがベースの場合は体長およそ6~2cm、体重はおよそ30~45g程度だと言われています。

見た目が異なるだけで、性格や特徴などは元となったハムスターとあまり変わりません。

ブラックハムスター

ブラックハムスターは、その名の通り真っ黒な毛色が特徴的なハムスターで、品種改良によって生まれたハムスターです。

キャンベルハムスター、ゴールデンハムスター、ジャンガリアンハムスターそれぞれにブラックハムスターがいますが、中でもジャンガリアンハムスターはブラックジャンガリアンとも呼ばれています。

ブラックハムスターも他の品種改良による種類と同様に、元となったハムスターの種類によって大きさが異なります。

ゴールデンハムスターがベースの場合は体長およそ20cm、体重はおよそ85~150g程度、キャンベルハムスターやジャンガリアンハムスターがベースの場合は体長およそ6~12cm、体重はおよそ30~45g程度です。性格や特徴も、元となったハムスターによって異なります。

カラーハムスター

カラーハムスターは、ゴールデンハムスターをベースにして生まれた、様々なカラーバリエーションを持つハムスターのことを指します。体長はおよそ18~19cm、体重はおよそ85~150g程度です。

カラーハムスターには、アプリコット、ブラック、アルビノ、ドミノ、シルバーなど様々な毛色の種類がいます。カラーハムスターは基本的に温和で人懐っこい性格です。

ただし、臆病な面もあるため慣れるまでは軽いスキンシップから始めるようにしましょう。

キンクマハムスター

ゴールデンハムスターの改良種のカラーハムスターのうち、アプリコットの毛色をした種類のことをキンクマハムスターと呼びます。キンクマハムスターは、体長およそ15~20cm、体重はおよそ85~150g程度です。

毛色はふわっとしたアプリコット、耳は黒色をしています。キンクマハムスターは温和で飼育しやすく、毛色も美しいため人気のあるハムスターです。

ブラントハムスター

ブラントハムスターはゴールデンハムスターと見た目が似ていますが、ペットとしては珍しい種類です。原産国は南アジアでトルコの乾燥地域に住んでおり、実験動物として使われることもあります。

ブラントハムスターは、体長およそ15~18cm、体重はおよそ130~210g程度でゴールデンハムスターと比べるとやや大きめです。人には慣れにくいため、初心者向けとは言えません。

ロボロフスキーハムスター

ロボロフスキーハムスターは、ハムスターの中で最も小さい種類で、体長およそ7~10cm、体重はおよそ15~30g程度のハムスターです。原産国はロシア、モンゴル、カザフスタンで臆病な性格をしています。

ペットとして一定の人気はありますが、性格上あまりなつきやすいとは言えません。また、ロボロフスキーハムスターは縄張り意識が低いため、ロボロフスキーハムスター同士であれば多頭飼いをすることができます。

トリトンハムスター

トリトンハムスターは中国の江蘇省から北東部、甘粛省、朝鮮、ウスリー川上流域が原産の珍しいハムスターです。元々は実験動物として研究室で飼育されていました。しかし、人懐っこい性格がペットとして向いており、飼育もしやすいと言われています。

トリトンハムスターは体長およそ18~35cm、体重はおよそ170~195g程度と比較的大きめで、キネゲネズミとも呼ばれています。

ダルメシアンハムスター

ダルメシアンハムスターはゴールデンハムスターの改良種で、ダルメシアンのような白地に黒やグレーのぶち模様が特徴的なハムスターです。ダルメシアンハムスターの大きさは、体長およそ15~20cm、体重はおよそ85~150g程度です。

ゴールデンハムスター同様に温和な性格で、懐きやすく毛色も珍しいため人気があります。

ジャンガリアンハムスター

ジャンガリアンハムスターは、体長およそ6~12cm、体重はおよそ30~45g程度の小さなハムスターで、ドワーフハムスターとも呼ばれています。原産国はシベリア周辺、カザフスタンから中国北部です。

基本的にジャンガリアンハムスターは、淡い茶褐色で背中に黒い線が入っています。冬場には毛色が白になる特徴的なハムスターです。賢く、人懐っこい性格で飼育しやすいと言われています。

ジャンガリアンハムスターには、品種改良によって様々な毛色の種類がいます。

カンガルーハムスター

カンガルーハムスターは体長およそ14~17cm、体重はおよそ15~30g程度のハムスターで、体のおよそ半分がしっぽである特徴的なハムスターです。ほかのハムスターと比べると比較的小さく、原産国はイランの砂漠地帯です。

臆病な性格で野生での生息地も特殊であるため、飼育する場合はしっかりと飼育方法について確認しておきましょう。

ヨーロッパハムスター

ヨーロッパハムスターはクロハラハムスターの別名で、体長およそ30cm、体重はおよそ700~1000g程度の大きなハムスターです。お腹が黒いことから、クロハラハムスターと名づけられました。

性格は臆病で、凶暴な面があります。飼育する場合は、嚙まれないようにうかつに手を近づけないなど、注意が必要です。

ニュートンハムスター

ニュートンハムスターはゴールデンハムスターの仲間で、体長およそ14~18cm、体重はおよそ80~150g程度です。見た目もゴールデンハムスターと似ていますが、ニュートンハムスターは額から背中にかけて黒い線が入っています。

原産国はルーマニアやブルガリアで、現地の生息環境が減ったため絶滅危惧種に指定されている珍しい種類のハムスターです。絶滅危惧種に指定されているため、ペットとして飼育することはできません。

クリーミーラインジャンガリアン

クリーミーラインジャンガリアンは、ジャンガリアンハムスターの改良種で白っぽいクリーミーラカラーに薄茶色のラインが入っているハムスターです。

クリーミーラインジャンガリアンは、体長およそ6~12cm、体重はおよそ30~45g程度の小さなハムスターです。性格はおとなしい個体が多く、飼育しやすいと言われています。

プディングジャンガリアン

プディングジャンガリアンは、ジャンガリアンハムスターの改良種の1つで体長およそ6~12cm、体重はおよそ30~45g程度の小さなドワーフハムスターです。

プディングジャンガリアンは黄みがかった淡い薄茶色で、性格は大人しく飼育しやすいと言われています。

キャンベルハムスター

キャンベルハムスターはジャンガリアンハムスターにとても似ていますが、体長およそ7~13cm、体重はおよそ30~40g程度とジャンガリアンハムスターよりも大きめです。

中央アジアから北アジアの半砂漠地帯や草原地帯に生息しており、毛色や目の色が豊富なハムスターです。性格は活発で良く動き、気が強いと言われています。そのため、慣れるまでは嚙むこともありますが慣れると良く懐きます。

パールドワーフハムスター

パールドワーフハムスターは、ジャンガリアンハムスターの改良種でスノーホワイトとも呼ばれています。パールドワーフハムスターの体長はおよそ6~12cm、体重はおよそ30~45g程度の小さなハムスターです。

真っ白な美しい毛色が特徴的で、ジャンガリアンハムスターのような背中のラインがありません。性格は、他のドワーフハムスターと同様に大人しいと言われています。

トリコロールハムスター

トリコロールハムスターは、ゴールデンハムスターの改良種の1つで基本的に、黒、茶色、白の3色の毛色をしています。トリコロールハムスターの大きさは、体長およそ15~20cm、体重はおよそ85~150g程度です。

トリコロールハムスターは、三毛猫と同じようにほとんどがメスで、キャリコと呼ばれる毛の長い長毛種もいます。性格はゴールデンハムスター同様人懐こく、おっとりしており、トリコロールハムスターのカラーは珍しいため人気もあります。

サファイアブルーハムスター

サファイアブルーハムスターは、ジャンガリアンハムスターの改良種の1つで体長およそ6~12cm、体重はおよそ30~45g程度の小さなハムスターです。

その名の通り、青みがじかったグレーの毛色が特徴的で、毛色の濃淡は個体によって異なります。性格は臆病ですが慣れれば人に懐きます。

アルメニアンハムスターの生態とハムスターの飼育について知ろう

ヨーロッパや中国、モンゴルなどが原産のアルメニアンハムスターは実験動物として飼育されているため、ペットとして販売されていません。アルメニアンハムスターは運動神経も良く、臆病で神経質な性格だと言われています。

アルメニアンハムスターはペットとして飼育することは困難ですが、他にも様々な種類のハムスターがいます。それぞれのハムスターの性格や特徴から、お気に入りの子をペットとして飼育してみてください。

ハムスターの飼育を検討する場合は家族にアレルギーがないか、責任を持って最後まで飼育できるのかしっかり考えることが大切です。ハムスターが快適に過ごせるように、愛情をこめて迎え入れる準備をしてあげましょう。
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