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ハムスターの慣らし方5つとは?注意点や懐きやすい種類も紹介!

ハムスターを慣らすことの必要性3つ

ハムスターはマンション住まいや一人暮らしでも飼いやすいとのあるペットで、飼い主も覚えるしなつきやすいと言われています。

今回の記事では、ハムスターについてをどう慣らしていけばいいのか、慣らし方を紹介していきます。

ハムスターを慣らす事の必要性1: 懐かせることができる

ハムスターをちゃんと慣らし方を身に着けてまで慣らす必要があるのかというと、ハムスターに人間に慣れてもらい、懐かせることが必要だからです。

野生のハムスターは小さく捕食される側の生き物だったので、とても臆病です。人間に怯えている状態で飼っていては、ハムスターにとってもストレスなどの負担があります。

きちんとした慣らし方で懐かせてあげれば、ハムスターは飼い主や名前を呼ばれていることを覚えられる記憶力があるので、懐いてくれます。

ハムスターを慣らす事の必要性2: 楽しく遊ぶことができる

ハムスターを適切な慣らし方で慣らすことができれば、ハムスターを部屋の中で散歩させる「部屋んぽ」ができたり、飼い主と一緒に楽しく遊ぶことができます。

ハムスターは意外と活発なのでケージに回し車を用意しますが、それだけでは足りない種類もいます。できれば1日1回は部屋の中を散歩させた方がよいのですが、慣れていた方が飼い主と楽しく遊ぶことができます。

ハムスターを慣らす事の必要性3: ストレスをためにくくなる

ハムスターはとてもデリケートで臆病なのでストレスをためやすいのですが、きちんとした慣らし方で飼い主に慣れていれば怯えることが減り、ストレスをためにくくなります。

例えば、ペットショップやブリーダーから引き取ったばかりのハムスターは非常に怯えています。飼い主の一挙手一投足、ケージをのぞかれることでもストレスを感じています。

飼い主に慣れてくれれば、多少動いても気にしなくなりますし、ケージを見られても平気で寝るように慣れてくれます。

ハムスターを慣らす時の注意点4つ

ハムスターを慣らすには色々と気をつけなければならない注意点があります、ここでは4つほど紹介いたします。

きちんとした慣らし方を知っていれば問題ないのですが、ここで紹介している4つの注意点は本当にNGなので、しないよう気をつけましょう。
ハムスターを慣らす時の注意点4つ
  • 構いすぎは危険
  • エサの取り換えは適度に
  • ハムスターは夜行性
  • 慣れるまでは時間がかかる

ハムスターを慣らす時の注意点1:構いすぎない

ハムスターを慣らす時に最も気をつけなくてはならないのが、ハムスターを構いすぎない、ということです。ハムスターの慣らし方としては、構うのは1日30分が限度でしょう。

ハムスターにとって、体の大きな人間に構われることはストレスです。体に触られたり掴まれているのもストレスになる可能性があり、下手をすると短命で亡くなる場合があります。

とくに力の加減のできない子供は危険なので、触らせないようにします。ハムスターと遊ぶ時は、構う時間が長くならないよう気をつけましょう。

ハムスターを慣らす時の注意点2:エサを取り替えすぎない

ハムスターを慣らす時の注意点の2つ目は、与えたエサを取り換えすぎないということです。ハムスターにはエサを貯め込む習性があり、エサが少ないと安心できません。

そのため慣れていないうちの慣らし方では、エサは常に注ぎ足すくらいにしましょう。ハムスターの食べるものは腐りにくいペレットなどが主流なので、しばらくは大丈夫です。

ハムスターの家に貯め込んだエサも取り替えたいところですが、それをするとエサをとられたとハムスターが勘違いしてしまいます。半分くらいは残してあげましょう。

ハムスターを慣らす時の注意点3:夜行性という事を理解する

ハムスター飼育では、ハムスターが夜行性であるという習性をしっかり理解して昼間はそっとしておく、夜に遊ぶといったサイクルを実行しましょう。

夜行性の生き物にとって、昼間に安眠することができるかどうかは体調に関わる非常に重要なことです。慣らし方を実践するのは夜にして、昼間はハムスターの眠りを妨げないようにしてあげましょう。

ハムスターを慣らす時の注意点4:慣れるまで時間がかかる

臆病でデリケートなハムスターは基本的にそんなにすぐには飼い主に慣れてはくれないので、慣れてくれるまで持久戦を覚悟しておきましょう。

それでも適切な慣らし方を実践すれば比較的に早く慣れてくれますが、個体差があります。慣れていないうちでも飼い主から逃げ回ったりしないハムスターなら、慣れるのは早いでしょう。

掃除の仕方やエサをやる時に普段はあまり噛まないハムスターが噛むようなら、そのハムスターは懐くまでに時間がかかる傾向があります。

ハムスターの環境への慣らし方5つ

ここではハムスターのなつかせかたはどうなのか、新しい環境への慣らし方を5つほど紹介していきます。

慣らし方の基本は、ハムスターのペースに合わせること、ハムスターの習性に合わせてストレスがない状態で過ごさせてあげることです。
ハムスターの慣らし方5つ
  • 慣れていないうちは触らない
  • 大きい物音を出さない
  • エサは多めに与える
  • 声を掛けて慣れてきたらスキンシップをする
  • エサや掃除の時間を決める

ハムスターの環境への慣らし方1:あまり触れずに観察する

ハムスターの慣らし方ですが、まだ慣れていないうちは手乗りハムスターに憧れていても触らず、遠くから様子見するくらいにとどめましょう。

最初のうちはハムスターがなつかないですが、1週間程度あまり触らず観察するだけという慣らし方でだんだんと環境に慣らしていくことができます。

1週間以上たって飼い主が掃除ためにケージに手を入れたり、近づいても逃げなくなっていたらなついた証拠でしょう。

ハムスターの環境への慣らし方2:大きい物音などを出さない

ハムスターの環境への慣らし方、2つ目は臆病でデリケートなハムスターの近くで大きな物音を出さないことです。

新しい環境に早く慣れてもらうための慣らし方では、例えばTVや洗濯機など音の大きな物の近くにケージを置かないようにしましょう。音が、ハムスターのストレスになることがあります。

ハムスターの活動時間は夜で昼間は寝ているので、昼間にうるさい場所も考え直した方がよいでしょう。

ハムスターの環境への慣らし方3:エサを欠かさず与える

ハムスターの適切な慣らし方ではエサを欠かさず与えることが重要で、食べ物が常にあることでその環境へ慣れやすくなります。

慣れていないうちは、エサはハムスターを買うときにすでに食べ慣れているものを用意してあげます。新しいエサに変える場合も、古いものに混ぜながら変えていくのがよいでしょう。

エサを切らさない慣らし方で、いつでも好きなときにエサがたくさんある、この場所は安全であるとハムスターに安心感を与えます。

ハムスターの環境への慣らし方4:声掛けやスキンシップは徐々に行う

声掛けやスキンシップを行う場合は、最低でもハムスターを迎えて1週間以上たってから行うという慣らし方が有効です。個体差がありますので、1週間でまだ飼い主に怯えているならさらに待ちましょう。

無理にハムスターを触ったりするのは、NGの慣らし方です。

最初はエサを与える時に名前を呼んであげる、掃除をする時に声を掛けて行うことからはじめ、スキンシップはハムスターが近づいてきてくれるようになってからがよいでしょう。

ハムスターの環境への慣らし方5:生活リズムを作る

ハムスターは夜行性なのでそのことを考えた生活リズムを作るということも、早く環境に慣れてもらうため、慣らし方では重要になってきます。

例えば、エサを与える時間は毎日決まった時間にするとよいでしょう。ハムスターの一日のうち、夕方から夜にかけて起きてきた時間を覚えておいて、その時間にお世話をします。

夏の暑い時や冬の寒い時には時間帯が変わるので、合わせてあげましょう。

ハムスターがなかなか慣れない時の対処法3選

適切な慣らし方をしていても、ハムスターの性格によってはなかなかなつかなかったり、環境に慣れてくれるのに時間がかかる場合があります。

そんな時にはどのような対処をすればよいのでしょうか。ここからはハムスターが慣れてくれない時の対処法を見ていきましょう。
ハムスターがなかなか慣れてくれない時の対処法3つ
  • しばらく時間を置く
  • ハムスターから近づいてくるのを待つ
  • 新しいおやつで気を引く

ハムスターが慣れない時の対処法1:一時的に時間を置く

ハムスターがなかなか慣れてくれない時は、とても臆病な子なのだと理解して無理に近寄るようなことはせず、ストレスを与えないように時間を置きましょう。

ハムスターの生活サイクルを理解して昼間は安眠できるように、夜はきちんと運動できるように環境を整えておいてあげれば、そのうち慣れてくれるようになります。

なかなか慣れてくれない時の慣らし方は、とにかく時間をかけることしかありません。

ハムスターが慣れない時の対処法2:ハムスターから接してくるのを待つ

ハムスターが慣れない時、無理やり手のひらに乗せるなどコミュニケーションをとろうとしているなら、やめた方がよいでしょう。

ハムスターにとって人間は怖い存在なので、手慣れるまでには時間がかかります。飼い主の手を自分に害がないものと判断してくれたら、エサをくれる手として少しずつ近づいてきてくれるようになります。

こちらから触りにいくのではなく、ハムスターから来るのを待ちましょう。

ハムスターが慣れない時の対処法3:新しいおやつを与えてみる

ハムスターに普段与えているエサとは別の、果物などあまり食べさせたことのない新しいおやつを与えることで気を引くという対処法もあります。

環境に慣れてくれたら、おやつだけは飼い主の手から直接与えるようにすると、おやつ欲しさに飼い主に近づいてきてくれるようになるでしょう。

ハムスターが近づいてきても決して手を動かさず、お腹の膨らみなどにも触らないようにしましょう。

ハムスターを懐かせるには

ハムスターを懐かせるのに大切なことは、ハムスターの飼い方や慣らし方をきちんと知って無理にコミュニケーションをとろうとせず、ハムスター側からの接近を待つことです。

ハムスターの夏の過ごし方やハムスターの冬の過ごし方など気をつけるべき点を押さえて、快適な環境作りをしてあげましょう。

懐きやすいハムスターの種類1:ゴールデンハムスター

懐きやすいと言われているハムスター、「ゴールデンハムスター」はゴールデンという名前がついてはいますが実際には多数の毛色を持っており、毛の長さも短毛と長毛の種類がいます。

体調は13cmから18cmと、ハムスターの中では大き目です。はじめこそ警戒心が強いのですが、慣れてくると人懐っこくおっとりした性格をしており、あまり噛むことのないハムスターです。

懐きやすいハムスターの種類2:ジャンガリアンハムスター

「ジャンガリアンハムスター」はドワーフハムスターとも呼ばれ、体長が8cmから13cmとハムスターの中でもかなり小さめの体をしているハムスターです。

体が小さめなためテリトリーも小さく、60cm程度のケージで飼っていれば部屋を散歩させる必要はない、とされているハムスターです。部屋んぽが難しい方にです。

性格は大人しいのですが、ゴールデンよりは噛みやすいです。

懐きやすいハムスターの種類3:キンクマハムスター

「キンクマハムスター」はゴールデンハムスターから品種改良して生まれた種類であるため、基本的にゴールデンハムスターと特徴はあまり変わりません。

毛色がアプリコット色をしているのをキンクマハムスターとしているため、キンクマハムスターといえばこの毛色です。性格もゴールデンハムスターと同じく、大人しく人懐っこく慣れやすいです。

失敗しないハムスターの慣らし方を知ろう

ハムスターの慣らし方を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ハムスターが何か失敗をしても、飼い主が怒らないとことも重要なポイントです。怒ってしまうとハムスターが飼い主を怖がるようになるため、褒めて伸ばすようにするのがハムスターのしつけ方です。

ちゃんとハムスターがストレスを感じない環境を作り、適切な慣らし方で仲良くなりましょう。
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