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ロングヘアーのゴールデンハムスターとは?豊富な種類を紹介!

ゴールデンハムスターとは?

ペットを飼おうと考えた時に、候補に上がってくる方も多いハムスターですが、実はとても種類が多く大きさや形もさまざまです。

ペットショップなどでよく見かけるゴールデンハムスター以外にも、世界で有数小さいハムスターのロボロフスキーハムスターやカンガルーのように飛び跳ねるカンガルーハムスターなどたくさんの種類のハムスターがいます。

その中でも、初心者でも飼いやすいゴールデンハムスターをご紹介していきます。

ゴールデンハムスターの特徴

ゴールデンハムスターはキヌゲネズミ科ゴールデンハムスター属に分類される齧歯類で、別名シリアンハムスターと呼ばれています。

体長が約14〜17cm・体重は約100〜200gが一般的なサイズで、ハムスターの中では大きめにです。 寿命は約3年程ですが、中にはもっと長生きする場合もあります。

小型のハムスターよりもほお袋に餌をたくさん詰める個体も多いので、ほおがパンパンの可愛い姿を見られることもあります。

飼育されている数が多いので、情報量が多いです。分からないことはすぐに調べられるので初心者に種類と言えます。

ゴールデンハムスターの性格は?

ハムスターの中でも温厚な性格で動きもゆったりしています。

ただ、縄張り意識が強いのでハムスター同士はケンカをすることもあります。複数飼うときには、ケージを分けるなど注意が必要です。

しかし人には慣れやすく懐っこいので多少のことでは噛むことはなく、手乗りなど楽しめます。

ゴールデンハムスターは性格が穏やかなだけでなく他のハムスターに比べると丈夫で大きいので、子どもでも触れ合いやすく飼いやすい品種と言えます。
ゴールデンハムスターの性格は?
  • おとなしく温厚
  • 縄張り意識が強い
  • 人懐っこい

ゴールデンハムスターの性格1:おとなしく温厚

性格はおっとりしていて、ジャンガリアンハムスターやロボロフスキーハムスターのように性格の個体差もあまりありません。

怒ることも少なく、動きも小型のハムスターよりもゆったりめです。鳴くこともほとんどありません。

ゴールデンハムスターの性格2:縄張り意識が強い

性格はおだやかなゴールデンハムスターですが、ハムスター同士の縄張り意識は強めのため複数飼いはあまり推奨されていません。

生まれた時から一緒にいる場合はケンカをしないで仲良くしてくれることもありますが、ほとんどの場合は大人になると縄張り争いを始めてしまいます。

1匹でもなるべく広いケージで飼ってあげるとストレスが少なくなります。

ゴールデンハムスターの性格3:人懐っこい

個体差はあるもののゴールデンハムスターはハムスターの中でもなつきやすく、手乗りをしてくれることも多いです。

どちらかというとオスのほうが警戒心が強く、メスは環境に慣れるのが早くストレスにも強いので、触ったり手から餌をあげたい場合はメスを選ぶと良いでしょう。

ゴールデンハムスターには2種類の毛質がある

ゴールデンハムスターには長毛種(ロングヘアー)と短毛種(ノーマル)がいることをご存知ですか?特にロングヘアーは、あまり聞き慣れない種類ではないでしょうか

同じ毛色、毛柄のゴールデンハムスターでもロングヘアーとノーマルがいて、毛の長さによって印象がだいぶ変わってきます。

ロングヘアーとノーマルの違いを説明していきます。

長毛種(ロングヘアー)

頭の部分以外の毛が長いゴールデンハムスターをロングヘアーと呼びます。メスよりオスの方が毛が伸びやすい傾向があります。

ロングヘアーは赤ちゃんの時には腰あたりに長い毛が出る程度なので、最初は貧相に見えてしまうこともありますが、成長するにつれて全身がフワフワの長毛になっていきます。

毛が長いので色々なものが絡まってしまうこともあるので、こまめなブラッシングとハサミで汚れた毛をカットすることが必要です。

ロングヘアーの中にも、毛質によりサテンやレックスなど別の名前が付いているものがいます。

サテン

普通よりも細い毛質でつやつやした光沢があるロングヘアーをサテンと呼びます。普通毛、サテン、ダブルサテンの順に毛が細くなり、細ければ細いほどツヤが増しゴージャスな印象が強くなります。

レックス

ボリューム感のある巻き毛のロングヘアーで、ヒゲもカールしています。日本で見かけることは珍しい貴重な種類です。

ゴールデンハムスターのレックスは、毛にボリュームがあるので絡まりやすいため、丁寧なブラッシングが必要です。

短毛種(ノーマル)

ハムスターと聞いて大抵の方がイメージする、まるっとしたフォルムのゴールデンハムスターです。同じカラーでもロングヘアーよりも、毛色の発色がはっきりしていることが多いです。

ロングヘアーのようにブラッシングやカットが必須ではないので、初心者でも比較的簡単に飼うことができる毛質のハムスターです。

バリエーション豊富!ゴールデンハムスターの種類

野生では絶滅危惧種に指定されているゴールデンハムスターですが、ペット用に品種改良されているためカラフルな毛色や変わった毛柄をペットショップでは見ることができます。

同じゴールデンハムスターでも、毛色や毛柄、ロングヘアーで別の名前で販売されていることもあるので注意してください。

別名やロングヘアーの場合の印象など、順番にご紹介していきます。
ゴールデンハムスターの種類
  1. ノーマル
  2. クリーム
  3. シナモン
  4. アンブロウス
  5. グレー
  6. ホワイト
  7. ブラック
  8. アルビノ
  9. ドミナントスポット
  10. ダルメシアン
  11. バンデット
  12. トリコロール

ゴールデンハムスターの種類1:ノーマル

背中は黄褐色〜茶褐色、お腹は白〜褐色がかった白のものが多いですが模様は個体によってさまざまです。

漫画やアニメに登場する、白にオレンジのハムスターはゴールデンハムスターの野生色がモデルとなっています。

原種に近く賢い個体が多く、初心者に種類です。
ペットショップなどでよく見かけるゴールデンハムスターですが、ロングヘアーは少し珍しいです。

ゴールデンハムスターの種類2:クリーム

黒目で毛色が白〜茶色に近いオレンジ色のものをクリームと呼びます。

一般的に幼少期は薄いクリーム色で、成長するにつれてオレンジ味が濃いクリーム色になっていくものが多いです。 その中でもオレンジ色が強いものがペットショップでキンクマハムスターと名前がつけられていることがありますが、ゴールデンハムスターには変わりないです。

ゴールデンハムスターの中では、ノーマルの次に見る機会の多いカラーでの品種です。
ロングヘアーのクリームは毛色にあたたかみがあり柔らかい印象で、特にがあります。

ゴールデンハムスターの種類3:シナモン

赤目またはブドウ目なのでクリームとは区別されます。

ノーマルを明るくしたような色味で、背中は明るいオレンジ色、お腹は白色で耳の色も薄くなっています。成長すると、体色が濃くなっていく傾向にあります。

赤目で毛色が薄い分ノーマルよりもキュートな印象です。

ゴールデンハムスターの種類4:アンブロウス

アンブロウスは他の毛色が暗くなった種類です。例えばノーマルのアンブロウスでは、背中が焦げ茶色や黒褐色の毛色になります。

毛色がノーマルのアンブロウスのロングヘアーは、小さいモルモットのような見た目をしています。

ゴールデンハムスターの種類5:グレー

全体的に灰色で黒い目のものが多いです。

中にはグラデーションになっているものや、頬に黒い模様が入っているもの。額に黒い線が入っているもの、全体的にクリームがかっていて一見グレーには見えない個体などもいます。

グレーのサテンのロングヘアーは、光沢が綺麗に見えてとてもゴージャスですが、比較的高い値段をつけられていることが多いです。

ゴールデンハムスターの種類6:ホワイト

白い毛色のゴールデンハムスターです。真っ白〜灰色に近いものまでさまざまな色の濃さがあります。耳の色は色素の薄いピンク色や黒味がかった色の場合が多いです。

毛質はノーマルだけでなくロングヘアーももちろんいますが、特にサテンがです。

ゴールデンハムスターの種類7:ブラック

クロクマと呼ばれることもあります。

真っ黒から茶色に近い黒色まで色の濃さにばらつきがありますが、ペットショップでよく見るタイプは全身が薄いブラックで、喉のあたりに白い毛が入っているものが多いです。

歳をとると、色が薄くなっていくこともあります。真っ黒な見た目で少し怖そうな印象ですが、性格はゴールデンハムスターそのものなので安心してください。

ゴールデンハムスターの種類8:アルビノ

アルビノと呼ばれていますが、一般的な色素のないアルビノではなく毛色が白く、目が赤いだけの場合もあります。

突然変異によって生まれるアルビノの場合は、普通の個体よりも一回り小さく体が弱いため飼育に注意が必要です。

ロングヘアーのアルビノは神秘的な雰囲気を持っています。

ゴールデンハムスターの種類9:ドミナントスポット

まだら模様のゴールデンハムスターです。ダルメシアンという種類のゴールデンハムスターと混同されがちですが、ダルメシアンよりも白い体毛が少なくなっています。

色の組み合わせは白と黒、白と茶、白とクリームなどがあります。

その模様はさまざまで、一見ノーマルと間違えるほどぶち模様の少ない個体や、体の全体に均一にまだら模様が広がっているものまで個体差が大きいです。

店頭では見かけることの少ない種類になり、他のゴールデンハムスターと比べると高い値段が付けられる傾向にあります。ロングヘアーはほとんど見かけることがありません。

ゴールデンハムスターの種類10:ダルメシアン

ドミナントスポットの中でも、体色は白色で細かい黒のぶち模様が入っているものをダルメシアンと呼びます。お腹はぶち模様がなく白色です。犬のダルメシアンをイメージしてもらえると分かりやすいのではないでしょうか。

ロングヘアー、ノーマルともにあまり見かけることのないめずらしい種類です。

ゴールデンハムスターの種類11:バンデット

背中側の真ん中あたりに白い腹巻状のぶちのような模様があります。

腹巻の模様の形状や大きさはさまざまですが、一般に流通している毛柄です。
柄の入り方によっては、ノーマルとまとめられていることもあります。

バンデットのロングヘアーも小さいモルモットのような見た目をしています。

ゴールデンハムスターの種類12:トリコロール

一般的に言う三毛柄です。白・黒・茶色の定番カラーはもちろん、白・黒・グレーや白・ライトグレー・濃いグレーなど色々なカラーがいます。

猫と同じようにほとんどがメスです。

ロングヘアーのトリコロールはキャリコと呼ばれることもあります。

毛色も毛の長さもさまざまで個性豊かなゴールデンハムスターを飼ってみよう

ゴールデンハムスターだけでもたくさんの品種がいるのに驚いた方も多いのではないでしょうか。

小動物では有数クラスのカラーバリエーションを誇り、さらにロングヘアーなど毛質の違いも含めると数え切れないほどの種類になります。

めずらしい毛色やロングヘアーは普通のペットショップでは取り扱っていないこともあるので、小動物に力を入れているペットショップや里親探しで探してみてください。

初めてでも飼いやすく手に入りやすいノーマルや、特別感があるロングヘアーなどお気に入りの子を見つけて、癒しの生活を始めてみませんか?
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